今、ここに在る。

まだまだ終わらない子育てのあれこれ、母として思う徒然を綴っています。

わがまま

2014-02-09 08:45:42 | 特別支援
決めなくてはいけないこと。
タイムリミットが近づいている。

我が家の長男はグレーゾーンと言われる中にどっぷりいる。
「広汎性発達障害」と言われ、「軽度発達障害」の中に分類。

何がどうなのか・・。
長男の特性としては・・

・こだわりが強い
・切り替えが難しい時がある。
・現実とバーチャルの世界の区別がつきにくい
・つまらないものには、取り組まない
・場面を把握することが難しい
・集団指示が通りにくい
・全て自分中心で、人のせいになる。

「わがまま」でしょう。それって・・。

「子供」だからでしょう・・。

そんな言葉にもなる。

来年度には小学校にあがる。

これまで、就学相談・市内5校の支援級の見学・体験。
何度も何度も教育委員会・就学相談室に通った・・。
療育も受け、相談もした・・。
療育には2歳から通っている。

通常級に在籍か、特別支援級に在籍か・・・。
決められない・・。

本当はどちらでもいいはず。
しかるべき支援を受かられるのであれば、支援級の方が安心・・。

学区の支援級の見学・・。

見てはいけないものを目にした・・感じだった・・。

いつも閉鎖的なドアの向こう側に入れてもらう。
それまで、学校全体で、「支援級での取り組み」について
笑顔で伝えられていた・・。

現実。
作り笑いをした、言葉に愛のない先生。
ギスギスした、投げやりな先生。
暴力的な言葉を平気でなけかける先生・・。

もちろん、そんな先生方ばかりでなく、本当に誠意をもって
取り組まれている先生も、沢山おられると思っている。
支援級のお子さんこそ、愛があふれて、癒されます。
と純粋に思ってくださっているのが伝わってくる先生にも
過去にはお会いしたことがある・・。

しかし・・。
日ごろの行いの悪さが引き寄せてしまったのだろう。
学区の支援級は、「チクチク」した感じだった・・。

行かせられない・・。

長男は、現在の保育園では、本当に恵まれて成長させてもらった。
先生方の温かい支援と、友人たちの優しさに支えられ
守られ、彼の特性の悪い部分が突出することなく
過ごせてきた・・・。

小学校は学習の場
学習についていけない場合は、教室にはいられなくなります。
35名の学習のためには、数名の学習が見れなくなるのも
当然です。
45分集中するのも大変なのに、それを6時間
彼は耐えられますか・・。
たった5分の休み時間に、着替えたり、次の準備をして
やりきっていくことができますか・・。

そんな言葉をもらう。
そうですね・・。
支援級の方が安心ですね。

だったら、「支援の仕方」をきちんとわかって
「その特性」が最低限、わかる先生をおいて欲しい・・。

私こそ「わがまま」かな・・。

時に「支援級」は「臨時採用」の先生だったり
時に「新任」の先生だったりする・・。

なにか、学校の隅で、見えないところに
「わからないだろう」とでも思われて
葬られているようにさえ思う・・。

学区は変更せざるを得ないであろう・・。
ただでさえ、様々なことに「適応」しにくいのに
この選択・・・。

不自由さを感じる。
「生きづらさ」「育てづらさ」
そんな言葉で伝えられてはいる。

でも、そこに救済の道はないのかな・・。

「あくまでも保護者の方のご意向」が優先ですから・・。
と言葉を選ばれて、曖昧な答えしか答えず・・。
そんな「相談」ならしない。

藁をもつかむ思いで行った「相談」
救いがあるかと出向いた「病院」

どれも手から抜けていく・・。

自分で。自分が決めなくてはいけない。

「ひとりひとり」
「個性を大切に」
する教育なんて、どこにもない。

少なくとも「公立」には・・。

長男の「特性」をもった子供は「支援級」に入れておきなさい。

そう選択しないのは、親のわがまま・エゴくらいにしか
思われていない・・。

もちろん、周囲への迷惑をおかけする可能性は大。
でも、その度合いってどう?

長男は、「小心者」なところもあるので、人前ではそう
外れたことも出来ないでいる・・。
その反動が自宅で出ることがあるくらい・・。

そんなことは受けて立つ覚悟は出来ています。

でも親子で「わがまま」になる勇気はない・・・。