今、ここに在る。

まだまだ終わらない子育てのあれこれ、母として思う徒然を綴っています。

この時期つらい・・しつこいが・・。

2014-05-08 22:12:17 | 火傷
春は苦手・・。
特に4月が大嫌いである。

ようやく乗り切った。ホッとした・・。

でも5月。思い出すことがあって、胸が締め付けられる・・。

長男2歳3か月の5月1日。

目の輝き、動き、1歳半まで何も心配していなかった。
寝返り。ハイハイ。歩行。そこそこ順調だった・・。
でも、言葉があんまり出ていない・・。というか
大人の言葉の反応が、なんか今ひとつ・・。
若干、足元のふらつきがあるな・・・。

6歳年上の姉と比べると断然違った・・。

1歳半検診。心配を少々述べた・・。

「お母さんの勘って当たりますよ。
そう思う直観ってそうかもしれませんね。
相談します?相談日は7カ月先の5月6日です。」

そう言われた・・・。

今心配で仕方ないのに、7か月先ぃ???
そんなもの??

「そんな先でいいんでしょうか?」

「どんなに心配しても、今やれることは何も
ないから・・」

保険師さんの何ともどうでもいい対応・・。
その時にはそんな風に思った・・。
事実そうなのかもしれないのだけれど・・。

そうこうしているうちに保育園の入所が決まる。
5月1日付の入所。
連休もはさむし、7か月待った育児相談を
終えて、5月7日からの入所の運びとなる・・。

この年の1月、夏から患っていた義父が亡くなった。
年末、年始、2月、3月とめまぐるしい日々だった・・。

四十九日まで毎日義母のところへ大量のおにぎり
手作りのパンを焼く・・等々して通った・・。
葬儀後の始末、書類の整理等々、細々した仕事が
たんまり・・で。
長男を寝かしつけては夜中の作業・・。
早朝から、食糧を準備して義母のところへ
出かけた・・。寝不足で、おかしくもなりそうだった・・。

4月末、ようやく四十九日の法要を済ませ・・。
ホッした静かな土曜日・・。
あ~、今日はゆっくり寝るぞ~・・と
思った5月1日、土曜日。

疲れていた。身体も悲鳴をあげていた・・。
心もキンキンに張って疲れていた・・。

その日の夕食。
もういいや、とラーメンを作り始めていた。
片手鍋で・・。

「ダメダメ、来ちゃダメ。あついあつい」

と言ったその瞬間・・。

下から、片手鍋の持ち手をひっぱり・・。

グツグツ、ぐらぐらの熱湯を頭から・・。

真っ白か、真っ黒かになった・・。

何か駆け巡っている・・。

「み・みず・・。」

・・だめだ。ちゃんと書けないので、また続きます・・。
ごめんなさい・・。

その後、救急車・・入院・・看病の1年・・
皮膚縫合手術・・入院・・

長男の右首筋。肩、背中には、一生消えないであろう
大きなケロイド・・。

後悔・・。「なんであの時・・」
母として失格・・。ごめんなさい・・。

今、4年が過ぎた・・。
ケロイドは彼の右半身の毛穴をふさぎ、なんともいえない
出口のないかゆみにかわり・・。日々、かゆみと戦う・・。

彼の記憶には、熱さも痛みも残ってはいない・・と言う。
でも身体の記憶は生々しく残っている・・。

「危険回避ができない・・」
それが、一番心配だった。気になっていた。
その時に改めて思う。

「危ないっ!」「いけない。」「駄目!」の言葉に
反応しない。伝わらない・・。

それを一番心配していたんだ・・。

火傷の前から心配していた発達障害・・。
発達障害ゆえの火傷・・。
火傷による心的ストレスによる発達遅延・・。

今となっては、どっちかわからないけど・・。
どうだったんだろう・・。