今、ここに在る。

まだまだ終わらない子育てのあれこれ、母として思う徒然を綴っています。

音・・・

2014-02-14 13:46:11 | 今のこと
バレンタイン

音楽が聴きたくなくなった・・・。

かつては、音楽・音にはどん欲だった。
ロックにクラシック、パンク、環境音楽、なんでも
聞きたかった。知りたかった。

耳に刺激があると、その情報を必死にとりこんだ。
耳に心地よければ、夢中になった。

音が大好きで、かつては「音響」の仕事にも
携わる。音楽が大好きだった。

今。音が聴けない。

音楽。ちっとも楽しくなくなってしまった。

街に流れるBGM もTV も、音がしんどい・・・。

かつて、父が年老いて「耳が遠く」なることを
何とも、気の毒だと思っていた。

実は、そう、気の毒なことではないかもしれない・・。
と思う。

聞きたくないことが多くなり・・。

静寂を耳も身体も心も求めているのであろう・・。

人の言葉、会話、よくよく記憶していた。

今は、その場から、音・言葉・会話・人も
こぼれ落としている感覚・・。

記憶から学び・・もない。

年をとるという不自由さ。
年をとる自由さ。

自然に、自分が得られるものだけを受容しているのかも
しれないな・・。

生活に「豊かさ」「ゆとり」「楽しむ」を与えてくれる音。

そんなこととは程遠い生活の中にある・・・のかな・・。

「手作り」は豊かさの象徴・・。

長女の作成した「友チョコ」
いつから、そんな習慣ができたのか、なんだか面倒・・。
だけれど「おつきあい」も社会で関わる大事なひとつ。

美しくないな・・。

ちっとも「豊かさ」が・・・・。

これくらいにしよう。

今日はまた雪。

静寂の中に安堵の時間を探している。