田万川散歩

都会に伝えたい田舎の空気

2014年GW 5月5日

2014年05月07日 01時10分39秒 | 日記
本来4月8日に行うお釈迦様の誕生を祝う花祭りが、こどもの日に合わせて今日行われた。
子供たちがそれぞれの衣装をまとい、地元のお寺からお寺へ、今回は約2,5キロの道のりを
象さんを引っ張り行進する。これを稚児行列という。

あいにく朝は雨模様。雨天は車で移動と言っていたが、衣装を着ているうちに雨もやみ決行することになった。
3歳のまー坊は参加者の中でも最年少のような。でも衣装は一番輝いていた。



慣れない衣装にはにかみ顔。「脱ぎたぁーい」と言うのを「お!仮面ライダーガイムみたいだぞ!」と
おだてるとその気になってお堂を走り回る。

歩き始めてからは随行を母親にバトンタッチ。前日母親にこっぴどく怒られたから
これで少しは仲直りできたかな。途中2回休憩。同年代の子たちは親に抱っこして
もらい始めたが、まー坊はしっかりと、余裕で歩く。さすが我が息子!







ゴールをして式典中の住職さんのありがたいお話の最中に中座してしっかりうんこをし、お土産やお餅をたくさんもらって
満足気な息子でした。

参加した子供たちは20人。関係者は「だいぶ減ったねー」とか、「このくらいがちょうどいいねー」とか。
道すがら、近所のおじさんおばさん、おじいちゃんおばあちゃんも行列に手を振りに道へ出ていた。
みなさん楽しみにしている。
なので、地元の子供たちはもっと参加してもいいんじゃないかな。

お釈迦様の言った「天上天下唯我独尊」。
これは解釈に諸説あるが、人間は何らかの条件によって尊いのではなく、人間の、いのちの尊さは、能力、学歴、財産、地位、健康などの有無を超えて、何一つ付加することなきままで尊い「私」を見出すことの大切さを教える言葉であるという。
おそらく子供のときにも聞いただろうけれど、大人になり、親になり、改めてその意味を教えて頂き、
大切な言葉だなと感じた。また、「人間」だけでなく、動物や、木や土や、小さな虫でさえも
尊く、その命を自分とつながりあるものとして大事にしなくてはならない。





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