中間玲子のブログ

仕事のこととか日々のこととか…更新怠りがちですがボチボチと。

昇進祝い

2016-09-22 07:26:00 | お仕事ウラ話
私ごとではございますが,
今年の4月から教授にさせていただきました。
とはいえ,あまり実感がなく,また,どのように喜んでよいのか
自分でも分からないままに日々を過ごしていましたが

周りの方々に,「おめでとう!」と言っていただけるとやはり嬉しく
ありがたく思っています。

さる8月27日(土),
今年度および昨年度のゼミ生の方々が集まって,
教授昇進のお祝い会を開いてくださいました。

兵庫教育大学は,ご存知の通り,現職の先生方が多く集まられ
院生として学ばれていきます。
そのような大人の方々が多いためか,本当に行き届いた
しかも,ものすごく格調高いお祝いの会でした。

ホテル北野プラザ六甲荘
というところで
(案内をもらった時点で,「ホテル!?」とビビりました)

直前までハーバーランドキャンパスで集中講義をしており
慌てて着替えてからやや汗だく気味でホテルに到着すると入り口にこんな看板が。


わお-。

そしてその部屋に入ると


わおーーー。


お食事前に美しい庭園で写真撮影☆



そして宴が始まりました。

こんな感じで司会のための演台もあって。


乾杯をして


お一人お一人からお祝いのお言葉をいただきました。
        


その雰囲気もさることながら,いただいたメッセージがとっても温かく,
基本的にゼミ指導に関しても何に関しても,
「これでいいのだろうか…」と日々悩み続けている私にとっては
本当に嬉しく励まされる言葉ばかりでした。


ところで,この宴においては,サプライズがあると聞いていました。
そのためにプロジェクターをお貸ししていました。
私のへんてこ写真とか,ツッコミどころ満載ネタのコレクションか?
など,羞恥に耐える覚悟をひそかにしていたのですが…

なんと,

恩師の梶田叡一先生からのビデオメッセージでした。
梶田先生は,私を兵庫教育大学の呼んでくださった張本人で
以前学長でもあられたため,今でもしばしば兵教に来られているそうです。

それをチェックしたゼミ生がアポをとり,撮影してくださったとのこと・・・

梶田先生の言葉
そしてそんな風に動いてくれた人たちがいること

息が止まるほどに感激しました。

プレゼントにはバカラのペアタンブラー(ニケ)

(↑趣旨について説明してくださっています!素敵でした)
花束もいただきました。


参加できなかった方々からも祝電をいただいたりしました。
これも,幹事の方が本当にこまめに多くのOB・OGに
声をかけてくださったおかげです。
本当に身に余るほどの恩恵をいただきました。
ありがとうございました。


なんか,自分のために皆に集まってもらうことに気が引けて
お祝いの会のお話をいただいたときも
「いいよいいよ,そんなのしなくて~」などと言ってしまって
せっかくの気持ちをソデにしてしまうところでした。。。
そんな失礼なことはありませんね。

どれだけ自分の自己評価が低いからといって
他者からいただく気持ちや心を受け止めないのは
ただの自分勝手というか,自分の気持ちの押しつけですね。
その日は,本当に,なんてありがたいことなんだろうと
ただただ感謝でした。


教授昇進に際して,多くの方からお祝いの言葉をいただきながらも
照れというか,なんというか,,,
そういった余計な感情がジャマして
素直に感謝の言葉を述べられないことも少なくなく
とっても反省しています。


その会の翌日に,出席してくださったゼミ生たちに送ったメール,
一部,貼らせていただきます。

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昨日の会に出席くださいました○○さん,……,○○さん,

昨日は,心のこもった会を開いてくださいまして
本当にありがとうございました。

幹事を務めてくださった○○さん,忙しい中で色々な連絡,手配などなど
本当にありがとうございました。
改めてお骨折りに感謝です。

(中略)

また,○○さんを中心に,色々と準備をしてくださって
何よりこの忙しい時期に集まってくださった皆様,感謝です。
梶田先生のメッセージビデオも,皆さんと一緒に見ることができてよかったです。
私がいつも言っている言葉「研究者は研究を通して自分自身が成長できる」の
言葉を元祖の口から皆さんにお届けすることができました。

あの場でも申しましたが,教授になってよかったことといえば,
このように,皆さんが喜んでくださることかなと思います。
ドラマでよくある医学部の教授みたいな権力も特に持ってませんしね(笑)
とはいえ,社会的にどのように映るのか,
教授になったということがどのような意味をもつのか,などは,
皆さんにいただいた言葉と共に,改めて認識したところです。

そして,皆さんがゼミに所属していることを誇らしく思ってくださっていることも,
しっかり受け止めさせていただきました,
自分の能力の及ぶ範囲でしか叶えることはできないのですが
しっかりとこれからも精進させていただきます。

自分の行動によって,喜んだりがっかりしたりと,
様々に思いを動かしてくださる人が存在しているということは,
この世を生きる上でとても嬉しく,心を強くもてる源泉となります。
そんな思いもしっかりと抱く時間となりました。

ありがとうございました。

さあ・・・
8月も終わりです。
皆さん,これからもがんばっていきましょうね!!


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研究生活はとっても孤独です。
人生も孤独です。

そういった孤独を引き受ける力も
私が生きることを支えているところがあるように思いますが

ですが,やはり,もっと大きな力になっているのは,
私を知って,心を向けてくれる人たちがいるということ,
その方たちに応えたいと思うこと,だと思います。

孤独に生きてはいるけれどもひとりぼっちではないのだと。

そのことを忘れずに,これからもやれることをやっていこうと思います。

至らぬ事ばかりですが,
これからも御指導・御鞭撻のほど,どうぞよろしく御願いいたします。