中間玲子のブログ

仕事のこととか日々のこととか…更新怠りがちですがボチボチと。

奈良ツアー

2011-07-20 21:33:52 | 授業日記
7月16日と17日、奈良の天川村にある
天河大辨財天社」の例大祭とその宵宮祭に行ってきました。

天川村は奈良の南の方、吉野の近くにあります。
せっかくその辺りまで行くのだから、ということで、
16日の宵宮祭まで、吉野も楽しもう!ということで
私と院生3名は、朝早くから出かけていました。

橿原神宮を過ぎて南下を続けている時、
「壷阪」という地名表示が目に入りました。
「壷阪」といえば、以前、奈良に住んでいた頃、偶然立ち寄って
かなり衝撃を受けた「壷阪寺」のあるところです。

その時の衝撃を思い出し、急遽、壷阪寺にも立ち寄ることにしました。

山奥に入っていくと突然別世界が開けており、
驚くほどの大きな石仏が、ごろんごろんと立ち並んでいます。

眼の神様ということで、ここの本堂にいる仏像は
眼がばっちり開いているという、珍しいものです。

でも一番の見所は、こちらでしょう。

階段を上った時に突如ひろがる広場の中に、
堂々とそびえ立つ石仏。そして眼下には寝ころぶ涅槃の石仏。
広場の下に降りて上を見上げると上の写真のような感じです。
青空と深い緑の中に浮かび上がる姿がまた迫力です。
なかなかないですよね、こんな風景。

これらの石仏、インドの地場産業復興にも寄与しているそうです。
(インドで採石し、インドで作り、運ばれてきているそうです)
また、眼病封じの寺ということで、目の不自由な方のための
特別老人ホームも隣接していたりします。
本来、寺や宗教というのは、
人びとの生活を支えることを願っているのだと思いますが、
精神面だけでなく、物理的な支援をしているのを目の当たりにすると、
そのことを改めて実感するのでした。

そして、

↑「思う壷みくじ」なんてのもありました。
面白いのでひいてしまい、まさに「思う壷」…

壷の中に願い事をいれると叶うという、壷型をした
「思う壷守り」というのもありましたが、そこまで
思う壷にははまらず、壷阪寺を後にしたのでした。

その後、一路、吉野へ。
また続きはぼちぼち書きます♪