KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

出会い旅2~三重県・伊賀の巻~初女さんのおむすび

2007-10-22 | 相方さん(米澤観児氏について)
また今夜もうたた寝、、、目が覚めて深夜にぱちぱちとパソコンをたたいています(^^;)
でも、忙しいって幸せですね。何もないのも祝福よね~と思うけど、向かう場所があって、迷いながらも歩けるのは幸せなことだと思います。
新しいプロジェクトは一軒の小さなお店から始まる予定です。
そこは都会の森(杜)の入り口になる予定なんですよ(^^)
ちいさなお友達とおおきなお友達の遊べる場所があって、いろいろな不思議を学べる場所があって、小さな椅子とテーブルもあって、自然の恵みあふれるおいしいスープとお茶とお菓子がいつもあって、小さなスペースだけど「泣いた赤鬼」のちいさな山カフェのように、いつも誰かの笑顔が待っています。
その場所は時々、本物の劇場になって、お芝居や音楽があふれる予定です。
同じように小さな赤ちゃんの泣き声や笑い声、子ども達の歌う声、大人たちの語らう声もこだまするでしょう。
このプロジェクトはこの森の木の種を私の心に埋めていってくれた「ガイちゃん天使」のパワーと心ある大事なやさしい一人の友人の深い理解と自分の富を天に捧げるような協力、そしてお芝居の天使である「おにいちゃん」の真実を創る嘘のないたましい、そして私を取り囲むたくさんの愛にあふれる仲間達の協力があってこの世に誕生します。
そこに皆様がいらしていただけることが、今の自分にとって喜びです。

このお店を彩る、たくさんの色と出会う為に旅に出ました。
今回は西の旅、大阪、そして中部地方です。
豊中をおひさまと一緒に出発した私は、パニック起こさないよう気をつけながら近鉄特急に乗って一路三重県の伊賀地方に向かいました。
親友の愛ちゃん(ブックマークのつぶや木の愛さんです)が私をそこまで導いて下さったのでした。
途中何度もメールをくれて、この電車は愛ちゃんに向かって走ってる、私はそれに安心感を覚えながら朝の光の中、電車にゆられていました。
もう少しで駅に着く、と思って窓から覗くとそこはまるで「日本昔話」の世界が広がっていました。
色づき始めたお山、金色の田んぼ、焚き火の煙に懐かしい日本家屋。
わぁ~~~、と思っているうちに目的地に到着しました。
着いたのは近鉄青山町駅です。お山の中のちいさな町の駅でした。
平日の朝のせいでしょうか、降りたのは私がひとり。
ふう~と息をついていると、小さな車が走ってきて、中からまるで森の妖精のような愛ちゃんが飛び降りて来て、走りより、あたたかなHUGをしてくれました。
車を運転してくれた「島ちゃん」は愛ちゃんの前の職場からのお友達で、とてもやさしいお兄様で、お仕事をお休みしてその日のイベントをお手伝いしてくれている素敵な方でした。
言葉がとても穏やかで、優しい笑顔にその方のすばらしい内面もかいま見えましたが、そんなお友達がさあっと集ってくれる愛ちゃんの人徳にも感動しました。
車に乗せていただいて、山道をちょっと登ると、その奥に見えてきたのは「愛農高校」です。
「愛農高校」は生徒数も数えられるくらいの小さな山間のキリスト教の愛の生き方をベースに教育が行われている、全寮制の農業高校なんです。
森の中の学校は建物もとても穏やかで素朴で、動物や畑もあって素敵でした。
この小さな小さな学校で行われたイベントは、きっと多くの人もご存知の「地球交響曲~ガイアシンフォニー」というドキュメンタリー映画の第二番で取り上げられた、青森の「森のイスキア」の佐藤初女先生の映画上映会と講演会でした。
佐藤初女さんは青森の山の中にある森のイスキアで心に痛みや苦しみを持った人々の為に心を込めておむすびやお料理を作り、ただ一緒に静かにお食事をなさって生活されています。
初女さんの手がかけられた、美味しい食事は人の心の痛みを溶かして、栄養とともに心の糧となって、たくさんの方を救ってこられました。
いま86歳になるとても素敵なおばあちゃまです。
山の小さな学校の会館はなんと3百人もの人であふれていました。
聞けば日本のあちこちから、この小さな学校まで初女さんに会いにいらしているとの事でした。
会は映画の上映のあと行われ、86歳の小さな初女さんは穏やかなやさしい口調の中にとてもユーモアをたたえた方で楽しく青森のイスキアの様子を話してくださいました。
「人は食べ物をおいしいと感じたとき、初めて心を解放すことが出来ます」
と話してくださり、ひとつひとつの食べ物を作るという事がどれだけ尊いことであるのか語ってくださいました。
「食べ物は生き物だから、どの子も大事に育てないと(お料理にしないと)かわいそうでね」とつぶやくようにおっしゃる姿に深い愛を感じました。
講演会の後に交流会も持ってくださって、本当にそこに居る人すべてを家族のように受け入れて下さるのだなあと思いました。
素晴らしい出会いに感謝しつつ、講演会を堪能しました。
そして近いうちに森のイスキアにおむすび食べに行くことになりそうです(^^)

外では初女さんのご本や愛農高校の生徒さんが作られたお野菜やジャム、いがの農園さんの卵にお野菜、菓子美呆さんのヴィーガンスイーツ(純菜食のおやつ)などの販売があり、あっという間に無くなってしまいました。
お土産にホンの少し買うのがやっとで、さすが皆さん、美味しいものは知っているのだなあ、と(笑)
こうして、前半のイベントは終了したのでありました(^^)

写真は愛農高校の中にある、みなさんで建てられたログハウスです。
素敵でしょう??





出会い旅~ありがとう~豊中の巻

2007-10-22 | 相方さん(米澤観児氏について)
先週の水曜日早朝から金曜の夜にかけて、関西、中部地方を訪ねて来ました。
私は来春、新しい仕事を展開する予定でおりますが、その協力者となっていただく予定の方々に、新事業の詳しい説明とご協力のお願いをさせて頂きにあがったのです。
自分の仕事の都合もあり、平日の三日間を使った旅で、ご協力いただいた方は皆さん、通常の生活をなさっているので、こちらの都合に合わせて時間を繰り合わせて頂いたり、大きなご協力のもとに実現した旅となりました。

今、私は本当に忙しくて目がくるくる回りっぱなしの状態です。
じつはいまも、仕事でパソコンを打ちながら転寝してしまった状態から起き上がったところです。
新しい始まりのための準備は一つだけでなく、幾つもの仕事を毛糸のように紡いだものであるゆえに、いっぺんにたくさんの事を同時にこなしてゆかなければなりません。
でも、自分は一人しかおらず、準備を出来るのは私だけなのでもくもくと頑張るのみです。
でも、毛糸がたくさんの心ある人が育てた色々な羊さんやいろいろな場所から集められた羊毛を、ていねいにていねいに手で洗い、少しづつほぐしてわたにして、紡いで染めて、着てくれる人を思い、日々をかけて、夜なべして一目一目心を込めて編んで作品を創って行くように始まりの時を重ねられたら善いと思っています。
時おり、倒れそうにもなりますが決めたことだから泣き言を言ってる暇もありませんし。
辛いときは歌を歌って、笑いながら、空を見上げて、息をします。
この度は私にとって始まりのときを一緒に奏でるその優しい羊飼いさん達に出会う旅でした。

今回はPTSDと言うメンタルヘルスの発作の中にパニック障害を抱えての旅となりました。
通常なら家族や友人と一緒なら、ある程度頑張れるのですが、、今回は全くの一人旅。
それでも企画者であり、お店の実現や善いものをやる為には、実際的に一人で動くしかない自分が頑張って行くしかありません。
もう「行く!」と決めての無理やり根性旅でもありました(笑)
行きはとにかく到着の時間に余裕を持って、苦しくなったら途中で降りられるように各駅で停まる「こだま」に乗車、一路新大阪を目指しました。
行きはとにかく友人や家族が病気を抱えて旅をするという事で、緊張せずにまた不安にならないようメールのやり取りに協力をしてくれました。
おかげで電源は目的地に着いたときはすれすれになってましたが(^^;)
一人だと風景などを楽しむ余裕が無いのがとっても残念でした。
途中、目的地の豊中に住むお姉さんが心配してくれてメールをくれました。

「何かあったらすぐに連絡してね。でも大丈夫よ。
あんじゅには神様と宇宙の大きな力がついてるから

そしたら不思議なことに、本当にすぐにお隣にカトリックのシスターが二人乗っていらして、なぜか私に話しかけてくださり、病気のことを心配してずっと話しかけてくれて、更には本当は一つ手前で降りられるはずだったのに足を伸ばして新大阪の駅まで送ってくださいました。
とてもとても嬉しかったです。(シスター達、どうもありがとう!)
お姉さんの言うとおり、本当に神様に守られているなあ、と思いました。
新大阪から訪ねた豊中までは、本当にこまめにお姉さんがメールしてくれて不安を取り除いてくれました。
また家族の写真を見たりして、できるだけ安心するようにしました。
おかげで何とかかんとか時間通りに豊中につくことが出来ました。

バス停では懐かしい顔が待っていてくれました。
北海道伊達のシュタイナー学校にお世話になっていたときにホームステイしていたオードリーと智香ちゃん親子です(^^)
今は豊中で「ひびきの学校」と言う、こころにやさしい自然教育のホームスクールをなさっています。
その生徒さんのまいちゃんとゆうごくんにも会って、お話したり、芸術活動を見せてもらったり、おやつを頂いたり、とても善い時間を過ごさせて頂きました。

初めて会ったときは小学校の5年生だった智香ちゃんも、今は中学校3年生のお姉さんになって豊中の養護学校に通っています。
相変わらず、やさしくて元気で楽しく、ぬいぐるみと遊んだり、お手伝いしたり、選挙運動のことなどたくさん学校の事を話してくれました。
疲れたでしょうとマッサージしてくれて、とっても嬉しかったです。
話している時の言葉のあちこちに
「すーちゃん(うちのチワワのぴーちゃんのこと)めっちゃ、かわいいわあ」
と関西弁が混じっていたのが微笑ましかったです。

実はわたしも風邪気味で言ってしまったのですが、オードリー家ももれずに風邪が蔓延しており、お互い治そうね~と風邪薬を飲みあったり、看病しあったり(笑)
そんな具合も悪い中、オードリーは真剣に私の企画に耳を傾けてくださり、自分の持てる力でなんでも協力するからね、と言ってくださいました。

「きっと一人で準備をしなくてはならないあんじゅはとっても大変だと思うけど、神様も天使も宇宙もみんなが応援して力を貸してくれてるから頑張ってね!」

そんな風に励ましてくれて、心の底からあたたかく、力のいずみが湧き出るような思いがしました。
遅くまで話をさせていただいて、また詳しい事はいろいろ詰めていくことにして話を終えさせて頂きました。

次の朝は6時代の列車に乗らなくてはいけない私の為に、5時半に起きてくださって、美味しい朝ごはんを振舞ってくださり、駅まで送ってくださいました。
やさしい笑顔に送られて、豊中の旅は終わりました。

平日のお仕事で忙しい中、お時間を作ってくださり、ご自分の予定を色々と変更してまで、バタバタと風のようにやってきた私を、たくさんの相談事とともに、大きな腕に抱きとめて話を聞いてくださった懐の広いオードリーとやさしい智香ちゃんの手のひらのあたたかさに心から感謝しています。
新しい場所に二人のあたたかさが生きられるように頑張ります(^^)
どうもありがとうございました。

写真はともかちゃんとまいちゃんです



今日のロケ弁

2007-10-12 | KOFUKU日記
ぴーちゃんの最愛の人は「お兄ちゃん」であるが、
その彼のお仕事は「俳優さん」である。
なので時々撮影でロケに行く。
今日のぴーちゃんへのお土産はロケで配られるお弁当
通称「ロケ弁」
本日の中身はポークステーキと肉団子とパスタ。
お兄ちゃんは一日中、水と戦っていたそうでグッタリ。
(さて何の映画でしょうか・笑)
そんなお兄ちゃんとロケ弁を見ながら、
何気に目にする映画やテレビの一こまも
朝も早くから夜中も夜中までこのお弁当で力もらって
必至に演じてる人々が多数居ればこそだよなあ、としみじみ。
何気にあなたが目にする一瞬も本当は何時間もかかったものかも・・・。
私も腐っても舞台女優だが、時おりCM撮影などの依頼があると
そのひとコマの撮影時間のかかることにびっくりする。
もちろん舞台も長い長い稽古期間と努力を要するんだけど。
映像の方々の努力に拍手。舞台関係者にアプローズ!
明日もいい映画・いいテレビの番組・そして善き舞台が生まれますように。。

明日はミュージカルスクールのミニ発表会。
子供たちはどんな演技をするだろう。楽しみです(^^)

狩人

2007-10-11 | KOFUKU日記
このところぴーちゃんは狩りに夢中。
ごらんの通りの勇ましさ。う~、なんて威嚇しちゃってお目眼もきりり!
だけど~捕まえるのは体長10センチ以下のマスコットたちばかり(笑)
特に捕まえて嬉しいのは「らいおん」らしい。
「らいおんちゃんは強くてぴーちゃんをたべちゃうんだぞ~」
と常日頃から言っては怖がらせ、からかっていたせいか、
ちっこいらいおんを捕まえるとあたしの方が強い!と思うらしい(^^;)
ちなみに今くわえてるのはお気に入りの「ラチとらいおん」のちいさいらいおん君です。
しかし、一度本物のらいおんを見せてみたいものです。
犬ってサファリパークはいれないのかしらん?(笑)