あと少しで今年もくれて行きます。
あなたへ今年最後のお手紙です。
あなたに、それも天国にお手紙を書くようになるとは
大きな病気だったし、亡くなる人もいないことは無い病気だったから
そりゃあ、不安や覚悟はあったものの、本当にあなたがいなくなるとは思いませんでした。
だって、いなくなる前の日に先生が回診に来て言ってたじゃないの。
私、聞いたよね?聴診器当ててる先生に。
「熱でてるけど大丈夫ですか?」って。
そしたら先生、言ったよね?
「絶対大丈夫です。」
そんな次の日に、あっという間に、ほんの数時間でいなくなるんだもんね。
ほんと、あの時、お母さんたち、無理に呼んで良かった。
あなたが最後に家族に会えてよかったよ。
きっとあの時、とっても苦しかったのに、あたしが無理言ったのを聞いて、
それで、あんなに必死にお母さんたちを待っててくれたんだよね。
ありがとう。
あなたの頑張りはすごかった。
本当にすごかった。
そっちで神様にたくさん褒めてもらってください。
私はきっとずっと隣に居るとおもってました。
一緒に年をとると想っていたからね。
多分、あなたも一緒でしょ?
だって治るって信じたもんね、あたしたち。
なのにあんなふうに先にいっちゃうんだもんねぇ。
だから、いま悲しいかと聞かれたら、スゴーく悲しい。
それは死ぬほどに寂しいです。
多分ぴーちゃんもそうでしょう。
でもね、あなたがいてくれたから学んだ事が本当に一杯あったんだよ。
こんなに早く逝かれてしまうと、もしかしたら、あなたはいい人過ぎて、
それをだけを教える為だけにこの世にうまれてきてくれたのではないかと想うくらいだよ。
そのくらいに私はあなたと居る時間にあなたから愛をまなんだ。
愛されて愛する事を学んだ。
それは男女の愛だけでなく、すべてのものに対する大きな愛。
ありがとうね。
本当にありがとうね。
どれだけお礼を言っても足りません。
それなのにあなたの隣に居た私はいつもちっさな至らない人間でした。
ゴメンなさい。
これも幾ら言っても足りないです。
もっとお世話したかったし、もっと揉んであげたかったし
もっともっともっと、この世であなたを愛したかったです。
今日リッキーがきてくれて、言っていたよ。
「観ちゃんはこの世でいい仕事していった」って。
私もそう想う。
あなたにとっては「生きること」がすべてだったね。
それが演劇であり、真実であり、愛であり、すべてだった。
あなたが居て、そして居なくなって一番に想った事は
やっぱり「愛が一番大切だ」って事です。
そんな物は世の中の常識には当てはまらないとか、
そんな事は非現実的だとか、甘い考えだとか、
そういうことを言う人もたくさん居るでしょう。
けど、私たちは知ってるよね。
それが一番大事だって事を。
人間は、この世に生きてるものは、まっすぐに愛に添って生きるべきだということを。
そして、どんな悲しみも苦しみも孤独も、幸せに繋がっていると知っているよね。
あなたはそれを大事に、正直に、愛にそって真っ直ぐ生きた。
最近解ったけど、それってねぇ、普通の人はなかなか出来ないみたいだよ。
なのにあなたはひたすら愛を求めて生きたねぇ。
愛を与えて生きたねぇ。
孤独で寂しくて、きっとしんどいときもあったのに、ほんとに頑張ったよねぇ。
そんなあなたは誰よりも私の誇りです。
今でも誰より自慢の私の素敵な生涯の伴侶です。
あなたは愛の人でした。
愛そのものでした。
そして今も愛の人です。
いつか、そっちで絶対に会おうね。
そして、またぴーちゃんと一緒に家族で仲良く暮らそう。
もっと笑って、もっと楽しんで、もっともっと幸せになろう。
行ってないとこも一杯あるよ。
またベロ号に乗って野山を走ろう。
海に行って夕焼けを見よう。
まだまだ私はこっちではちいさい人間だけど、いつか追いつくから。
かならず追いつくから、そっちで待ってて。
それまで、あなたもそっちで頑張ってね。
多分、私よりは先にあなたのところに行くであろう、あなたの大事なぴーちゃんと
誰よりも愛の溢れた美しい天界人、天界犬になって私を迎えに来てください。
そんなあなたに会えるのを心から期待しています。
時々はここにも帰って来てね。
それでいつものように隣で寝転んで。
天と地の間はそんなに遠くない。
ただ見えないだけで。
今は前よりそれがもっとわかる。
だから、私はいつも一緒だよ。
ぴーちゃんもずっと一緒だよ。
これから先の喜びも悲しみもずっと一緒だよ。
2010年の大晦日に私の天使に愛を込めて
あんじゅ
今年は喜びも悲しみも大きな年でした。
後半はあっという間の時間でした。
でも悲しみの分だけ幸せも大きかったのです。
だから悲しみが深いのでしょう。
わたしの悲しみに添おうとしてくださった優しい人たちに心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。
まだまだ一人は慣れないけれど、頑張って歩んで行きます。
このブログは最初、ソウルメイトの死から立ち直れなかった頃、
遠くに居る、二人の友に自分が生きているかどうかを知らせる為に作りました。
とは言え、誰に向けて発信するでもなく、ただ思った事を素直に書いてきました。
基本的には暗いことではないことだけを書こうと決めて。
その間に真実の愛を得て、そして幸せに至る道を見つけました。
それはやっぱり「愛」でした。
愛が無くては何にもならないのだと今はわかります。
その愛に共感するように、たくさんの私の知らない方々が訪れてくださり
いまは時には1000アクセスを超える日もあります。
多分、私の友達でこのブログを知っている人は20人足らずでしょう。
と、なると、私のまだ見ぬお友達が980人もいらっしゃるわけです。
それって、すごい事です。
私の独り言に付き合ってくださり、ありがとうございます。
まだ見ぬわたしのお友達と私を知ってるすべての方へ
愛ある明日が毎日来る事を心からお祈りします。
そして馬鹿だなぁと言われても、
ちょっとおかしいんじゃない?といわれても
私はわたしの中の愛を真っ直ぐ信じて、
来年もこの先も愛のある道を自分の歩ですすみます。
来年も愛を語りましょう。
愛を紡いでいきましょう。
すべては愛のなせる業ですから。