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KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

祈り

2014-04-20 | KOFUKU日記



I PRAY FOR SOUTH KOREA


現在韓国で起きている船舶の沈没事故に遭われた皆様にお祈りします。
亡くなられた方々の魂が安らかでありますように。
事故にあわれた皆様が一刻も早く助け出されますように。
その周りにいる方々が少しでも心癒すことがありますように。
こころとからだが守られますようにと祈ります。





ネット上で心無い言葉も目にします。
いろんな経験をした上で、いろんな気持ちの方もおられますでしょう。
それに対して何を言うものでもありませんが、
私は生命が関わることに、いかなる人種の差別も環境の差別も国籍の差別も
思想や宗教による差別もあってはならないと強く思っています。
愛と平和が蘇ったと言われるイースターの日に心こめてお祈り申し上げます。



HAPPY EASTER!

2014-04-20 | KOFUKU日記



For I remember it is Easter morn,
And life and love and peace are all new born. 
Happy Easter!



今日はイースターですね!
キリスト教の方にとっては復活をお祝いする大切な日ですが、
春の訪れと生命の喜びを象徴する日でもあります。
春に芽吹く新しい命とともに、こうして平和な心の内に
生きていられることへの感謝をしたいなぁと思います。





皆様も残る春を楽しく幸せにお過ごしください(*´∀`*)






四月の雨

2014-04-05 | KOFUKU日記





やさしい雨です
静かな森の
やさしい雨です
4月の森の

雨です 雨です
ドリップ ドロップ
ドリップ ドロップ

やさしい雨です
静かな森の
優しい雨です
4月の森の

この葉を揺らせて
しずくが落ちる
花びらぬらして
しずくが落ちる

やさしい雨です
静かな
やさしい雨です
静かな

やさしい歌です
私の耳に
やさしい言葉を
おいていきます

やさしい雨です
4月の森の
やさしい雨です
4月の森の

雨です 雨です





「ぽかぽか。春のお日様はきもちいい」



雨のひとしずくごとに暖かさの増す四月になりました。
みなさま、如何お過ごしですか?


本日4月5日は二十四節気「清明」だそうです。
地球暦によれば~、
「清明」は、春分から15度経過した晩春のはじまりの地点です。
清く明るいと書く「清明」は、春分から15度経過した地点で、昼の長さが徐々に長くなり、
北半球もいよいよ夏へ向かって上半期がはじまる時です。
春も後半の晩春となり、これから土用入りにかけて、
「春の気」と「夏の気」が徐々に入れ替わっていく季節の変わり目を迎えます。
一年を一日で例えた時の早朝にあたる今は、今年一年を見据え、
新たな出発を潤滑にするための工夫をしていきましょう。
新年度、新学期がはじまって間もないこの時節は、
新しい環境に慣れていくための変化のプロセスを体感する時です。
物事を馴染ませ、清々しく一年を循環させていく工夫をしましょう。
とのこと、まさに新年度にふさわしい時期ですね。


今、家にTVがないので、オンタイムでなかなか世の動向を知ることはできませんが
ネットで拝見していても、桜前線もずいぶん北に進んでいる様子です。
あちこちで美しい桜並木に楽しげに集う人々がお目見えしていることでしょう(*´∀`*)

ただ寒の戻りもあるせいか、気持ちも体調も狂いがちですね。
私も気持ちが滅入ることも多かったせいでしょうか、
今年の春は2度も3度も風邪をひいてしまいました。
いまもなんだか体調が思わしくありません。
もう少し気温が安定してきたら、気持ちも高まってスッキリするのかなー。


ではでは晩春の始まり。
歩き始めたバンビのように、きらきらとした瞳で
世界を見渡しながら歩いていくことにいたしましょう(*^_^*)

皆様も善い春と初夏の訪れを!

3.11

2014-03-11 | KOFUKU日記





私の魂の愛が、あなたへと向かいますように。
私の愛の想いが、あなたへと流れていきますように。
私の魂の愛と、私の愛の想いが、希望の高み、
愛の領域で、あなたを支え、あなたを助けますように。
愛に担われ、光を受けて、高みへと向かわれますように。

R・シュタイナー 死者のための祈り







14:46
先ほどサイレントともに黙祷を捧げました。

3年前のあの日、この世での生を終えざるを得なかった皆様のたましいと、
ご家族や平安の日々を奪われ、今も悲しみの中にいらっしゃる方々、
原発被害でふるさとを奪われて今も苦しんでいる方々、
私達のかわりに原発でお仕事に従事して命を落とされた方々、
その他全ての関係する方々にお祈りいたします。

それぞれのお心に、環境に、人生に、
一日も早く平安と安らぎが訪れますように。


The prayer 「祈り」 入絵加奈子 小西のりゆき 




《Prayer~祈り》

瞳閉じて 思い出して
愛したこと 愛されたこと
いつの日か巡り会える
その日まで その時まで 祈り捧げよう

人は誰もひとりじゃない
手を伸ばせば 誰かがほら
いつの日か夜明けは来る
その日まで その時まで 祈り捧げよう

苦しみに打ちのめされて
悲しみに嘆こうとも
その涙 その勇気に変える
力信じ歩きだろう

人は誰もひとりじゃない
手を伸ばせば誰かがほら
いつの日か夜明けは来る
その日まで その時まで 祈り捧げよう

生きてゆこう 生きてゆこう 祈り続けよう

(詞 小西のりゆき)








【ビートたけし著 ヒンシュクの達人より抜粋】

なによりまず、今回の震災で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
こんな大惨事になるとは思ってもみなかった。

ちょうど地震の時は調布のスタジオで『アウトレイジ』続編の打ち合わせをしててさ。
オイラ、普段は大きな地震でも平気な顔して座ってるタイプなんだよ。

だけど今回は、スタジオの窓から見えるゴミ焼却炉のデカい煙突がグラグラしててさ。
今にもこっちに倒れてきそうなんで、たまらず逃げたね。こんなこと初めてだよ。
そんなの、震源地に近い東北の方々の被害に比べりゃ何でもない話だけどさ。

どのチャンネルつけても、報道番組一色で、オイラはすっかりテレビから遠ざかっちまった。
こうなってくると、ホントにお笑い芸人とかバラエティ番組にできることは少ないよ。

地震発生から間もない14日の月曜日に、
『世界まる見え! テレビ特捜部』(日本テレビ系)の収録があって、
スタジオに客まで入れてたんだけど、直前に取り止めたんだ。

所(ジョージ)と相談してさ。こんな時に着ぐるみ着てバカやれないよって。
とてもじゃないけど笑えないよってさ。

よく「被災地にも笑いを」なんて言うヤツがいるけれど、
今まさに苦しみの渦中にある人を笑いで励まそうなんてのは、戯れ言でしかない。
しっかりメシが食えて、安らかに眠れる場所があって、人間は初めて心から笑えるんだ。
悲しいけど、目の前に死がチラついてる時には、芸術や演芸なんてのはどうだっていいんだよ。

オイラたち芸人にできることがあるとすれば、震災が落ち着いてからだね。
悲しみを乗り越えてこれから立ち上がろうって時に、「笑い」が役に立つかもしれない。
早く、そんな日がくればいいね。

常々オイラは考えてるんだけど、こういう大変な時に一番大事なのは「想像力」じゃないかって思う。
今回の震災の死者は1万人、もしかしたら2万人を超えてしまうかもしれない。
テレビや新聞でも、見出しになるのは死者と行方不明者の数ばっかりだ。
だけど、この震災を「2万人が死んだ一つの事件」と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。

じゃあ、8万人以上が死んだ中国の四川大地震と比べたらマシだったのか、
そんな風に数字でしか考えられなくなっちまう。それは死者への冒涜だよ。

人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。
そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。

本来「悲しみ」っていうのはすごく個人的なものだからね。
被災地のインタビューを見たって、みんな最初に口をついて出てくるのは「妻が」「子供が」だろ。

一個人にとっては、他人が何万人も死ぬことよりも、
自分の子供や身内が一人死ぬことのほうがずっと辛いし、深い傷になる。

残酷な言い方をすれば、自分の大事な人が生きていれば、
10万人死んでも100万人死んでもいいと思ってしまうのが人間なんだよ。

そう考えれば、震災被害の本当の「重み」がわかると思う。
2万通りの死に、それぞれ身を引き裂かれる思いを感じている人たちがいて、
その悲しみに今も耐えてるんだから。

だから、日本中が重苦しい雰囲気になってしまうのも仕方がないよな。
その地震の揺れの大きさと被害も相まって、
日本の多くの人たちが現在進行形で身の危険を感じているわけでね。
その悲しみと恐怖の「実感」が全国を覆っているんだからさ。

逆に言えば、それは普段日本人がいかに「死」を見て見ぬふりしてきたかという証拠だよ。
海の向こうで内戦やテロが起こってどんなに人が死んだって、
国内で毎年3万人の自殺者が出ていたって、ほとんどの人は深く考えもしないし、悲しまなかった。
「当事者」になって死と恐怖を実感して初めて、心からその重さがわかるんだよ。

それにしても、今回の地震はショックだったね。
こんな不安感の中で、普段通り生きるってのは大変なことだよ。
原発もどうなるかわからないし、政府も何考えてるんだかって体たらくだしさ。
政治家や官僚に言いたいことは山ほどあるけど、それは次回に置いとくよ。
まァとにかく、こんな状況の中で、平常心でいるのは難しい。
これを読んでる人たちの中にも、なかなか日頃の仕事が手につかないって人は多いと思うぜ。

それでも、オイラたちは毎日やるべきことを淡々とこなすしかないんだよ。
もう、それしかない。

人はいずれ死ぬんだ。それが長いか、短いかでしかない。
どんなに長く生きたいと思ったって、そうは生きられやしないんだ。
「あきらめ」とか「覚悟」とまでは言わないけど、
それを受け入れると、何かが変わっていく気がするんだよ。

オイラはバイク事故(1994年)で死を覚悟してから、
その前とその後の人生が丸っきり変わっちまった。

今でもたまに、「オイラはあの事故で昏睡状態になっちまって、
それから後の人生は、夢を見ているだけなんじゃないか」と思うことがある。
ハッと気がつくと、病院のベッドの上で寝ているんじゃないか
って思ってゾッとすることがよくあるんだ。

そんな儲けもんの人生だから、あとはやりたいことをやってゲラゲラ笑って暮らそうと思うんだ。
それはこんな時でも変わらないよ。
やりたいことは何だって? バカヤロー、決まってるだろ。
最後にもう一本、最高の映画を作ってやろうかってね。


3/7鎧くんへのお祈りありがとうございました<(_ _)> 

2014-03-08 | KOFUKU日記



【最後のお正月、ムーサで独眼竜政宗のコスでお客様をお迎えする鎧くん】
【ちなみに衣装は全て、私の母の手作り、生地は全て昔のモノを使っています】
【彼は最後の日、このお気に入りの陣羽織を羽織って天国にいきました】



昨日の祐木鎧くんのご命日。
皆様からの愛に溢れたお祈りをお届けいただきました。
鎧くん、またお母様にかわりまして、深く御礼申し上げます。

皆様のお便りやお言葉を拝見しながら
鎧くんの最後の一週間のコトを思い返しました。

亡くなってから、お葬式までの一週間。
彼の安置されているご実家に仲間たちは寝泊まりしてその日を迎えましたね。

毎日、自主的に交代しながら、それぞれが信じる言葉で彼に祈り、
夜中も絶えずロウソクを灯し続けました。

ひっきりなしに訪れる訪問客を、仲間たちが悲しみに沈むご家族にかわって対応しました。

お通夜、葬儀には何百人という舞台人、芸能人が駆けつけて下さり、
演出家からスターさん、スタッフさん、それこそギャラにしたらいくら?
というくらいのメンバーで、何回も彼の出演した作品の歌を歌って送り出しました。

とうとう明日お別れという時は、先輩が和紙に綺麗な罫線を印刷して持ってきて下さり
葬儀場に泊まっていたたくさんの仲間たちで手紙の代わりに祈り込めて写経をしました。

葬儀場のご好意で、すみれ(ぴー)ちゃんも喪服を来て同席し
大切な人の最後をお見送りすることができました。

火葬場に向かう霊柩車を、礼砲と敬礼で見送ってくださった
皆様のお姿を一瞬たりとも忘れません。

彼が生きた世界を何も知らないから、鎧ちゃんが一番いいように送り出して欲しい、
と全てあたしに託してくれた、お父さんお母さんに今も感謝しています。
きっとお金のこととか、色んな心配なこともあったのだろうけれど、
最後だからこそ、できるだけのことをしてあげたい、
と言う私や仲間たちの心を察して、何も言わず、私を信頼し、
好きなようにさせてくださった鎧ちゃんのご家族に今も心から感謝しています。
私のしたいことを、手助けしてくださった仲間たちにも心から感謝しています。

おかげさまで、今でも、ガイママとは家族でいられるし、
鎧ちゃんを囲んだ仲間たちは固い絆で結ばれています。
あの日を一緒に過ごしたからこそ、と思うときもあります。

3年前に亡くなった相方さんも、あの鎧くんの葬儀に来てくれた仲間の一人でした。
二人で生きると決めた時、相方さんは私のなかの鎧くんごと引き受けてくれました。

「ガイのことを話さない、愛してない君なんて君じゃないでしょ?
そんな福ちゃんなら、俺は嫌だし、鎧がかわいそうだよ。
俺はそんな福ちゃんだから、この人なら自分のことも最後まで愛してくれると思ったんだよ」

相方さんはハッキリとそう言ってくれました。
それが、当時の私にはどれだけの支えになったことか。
そしてガイちゃんの死を相方さんが一緒に越えようと努力してくれたのです。
だから、こうして生きてこれました。相方さん無しに今の私はいない。
今は天国で鎧ちゃんと一緒にいる相方さんにも感謝しています。


そして、この11年の間、この日に共に祈り、お参りくださる
仲間達やお客様に今日まで本当に支えられてまいりました。
鎧くんだけならず、相方さんまで失ってしまった私に
多くの方が、優しいお気持ちを向けてくださいました。
私にかける言葉を失ってしまった仲間たちの深い愛もちゃんと届いています。

鎧ちゃんと相方さんは四季の同期です。
一番先にお互いの演劇論を交わして仲良くなったのだそうです。
当然、歩んできた道も、生きていた世界も同じなので、
友人は殆ど、二人のことも、二人のそばにいた私のこともご存知です。
そうだったからこそ、みんなが一生懸命サポートしてくれたし見守ってくれました。
ただそれだけに、特に近しかった皆の心配は計り知れなかったろうなぁと。
本当にお心遣いありがとうございます。

昨日も書きましたが、私はこれからも二人の大切な日を記念していきますよ。
それがあたしのこの世での仕事だと思っているから。

「最後まで好きでいてくれるの?」

と言い続けた二人でしたからね。
最後まで愛しますよ。約束ですから。
人ってね、亡くなったからって、すぐに悟ったりできないんですよ。
だから、やっぱりこちらにいた時のように思うんです。
(臨死体験したとき、実感しました)
だから、彼らとの約束は裏切らない。
別に自分も彼らも縛ってるわけじゃなくてね
そういるのが当たり前なだけ。
だって、本気で愛した人、そんな簡単に忘れられる?
アタシには出来ない。ずっと好きですよ。

だから
これからの日々も彼らを愛していきますよ。
共に生きた日々を生かしていくために。
これからも共に生きるために。

また二人の命日前には皆様にお便りやご連絡差し上げると思います。
年に一度、彼らを囲んで、これまでのようにつながれたらと思っています。


昨日は多くの皆様から、あたたかなお言葉をたくさん頂戴しました。
昨日の東京は小雪の舞う寒い一日だったそうです。

そんな中、薔薇の花を抱えて、お稽古の合間にお墓参りをしてくださった
岡幸二郎先輩、今年も本当にありがとうございました。
とても岡さんをしたっていた鎧くんは死ぬほど喜んでると思います。
(ブログにも毎年書いてくださっていて嬉しいです。
下のブックマークからご覧下さいませ)

そして、私たちの魂の家族である三宅克典さん、
克兄もご体調の悪いところを今年もお参りしてくださいました。
本当に本当にありがとうございました。
FBにも懐かしい思い出話を書いてくださって本当にありがとう!


今週、お客様もまだお参りしてくださる方がいると思います。
本当に本当にありがとうございます。
鎧ちゃんは幸せ者だ!
皆様の愛に鎧くんも本当に本当に喜んでいると思います。


今年はガイちゃんの演じてきた作品上演を皮切りに、
相方さんの描いた作品、二人のやり残したもの、
それらを舞台化していきます。

ここからが私の本当の供養になるのかな。
遠く南の果からの作業ではありますが
お仲間の皆様と気持ちつなげて頑張ってまいります。

機会があれば、鎧ちゃん、相方さん、
二人を知る方々にご覧いただきたいなぁ、なんて思っております。

ではでは、皆様、今年も本当にありがとうございました。