Restaurant Raton-laveur

水の都にいがたから、美味しさ・楽しさを発信しています。

たまには豪快に。。。

2010年02月28日 | 食べ物日記



みなさんこれなんだかわかりますか? ちょっと写真の写りが悪いですが、
まるごと一匹オマール海老です。
この料理をリクエストしたお客様は、以前北海道でオマール海老のシチューを食べたそうで
それが忘れられないくらい美味しかったそうです。

今回はオーブン焼きにしましたが、ただまるごとオーブンに放り込むのではなく、
一回下ゆでしてから身を外し、コライユのついた殻はコニャックをふって
オーブンへ、ハサミの部分は香りに癖がありますので野菜のブイヨンで火を通し、
殻に程良く火が通ったらそこに再び胴の身と茹でて殻を剥いたハサミの部分を詰めてから
オリーブオイルをかけて再びオーブンで焼くという、なかなか手の込んだものです。
ソースはアンチョビバターを混ぜ込んだベルモット酒ソースにしました。
とても食べ応えがあった事でしょう。
ところで、、、北海道にオマール海老って住んでいましたっけ。。。? 笑

親子でハンバーグ

2010年02月07日 | 食べ物日記
 

まだまだ寒い嵐のような天気が続いていますが、そんな中「親子料理教室」に行ってきました。
今回は助手です。
お母さんが子供と一緒にハンバーグを作ります。勿論最初から、玉葱を切るところからです。
子供たちが涙目になりながらも真剣に取り組んでいる姿を見て、それだけでも
今日参加できて良かったなあとひとりで感激していました。 笑

さて、お味のほうは。。。
親子の愛情もプラスされて、、、は抜きにしても、大変美味しかった~
ヒミツは隠し味に、○んだし、粉チーズ、すり胡麻、アーモンドパウダーを使う
ところです。絶対おすすめですよ~

ボルシチ ウクライナ風

2010年02月02日 | スープ&パン
ボルシチの写真が出来上がりました。今回はビーツの素がポイントですので、
新しい試みで動画も取り入れてみました。



 


最初に牛肉を水から煮て行きます。ローリエと少量の塩も入れます。
沸騰と同時に灰色のあくも出てきますので、丁寧に取り除きます。
そのまま肉が柔らかくなるまで煮込みますが、途中で出る余分な脂を
別鍋にとっておきます。(写真右の白い固まりがそうです)
十分に柔らかくなったら肉を取り出して冷まします。
出来上がったブイヨンは野菜を入れて基本スープを作ります。


   


野菜の切り方は大体こんな感じです。
ポトフの野菜のように大きく切っても良いかもしれません。
今回は分量通りルーも作ってみましたが、家庭で作る量でしたら省いても
差し支えないと思います。

じゃが芋以外の野菜をまず煮ていき、ある程度柔らかく煮込んだらじゃが芋も
加え、塩コショウで味を整えます。これで基本スープの出来上がりです。 


  


今回のポイント、ビーツの素です。切り方は他の野菜と一緒です。
大きい方が色は良いようですね。ただ、手やまな板が真っ赤になってしまうところが
難点です。 

↓クリックしてください。^^

  


手順は左からまず、ケンネ脂(ブイヨンで出た脂)で炒めていきます。
最初水分が出ますが、画像の通り良く炒めていくと脂が透き通ってきますので、
分量のトマトペーストと、ブイヨンを加えて柔らかくなるまで煮込みます。
(画像真ん中)
画像右のように鍋底が見えるくらいに煮詰まり、尚且つビーツが柔らかくなったら
O.Kです。まだ固い場合は、水を加えて再度煮て行けば大丈夫です。

これで準備は整いました。あとは食べる直前で合わせて行きます。 


  


作る分だけ基本スープを鍋にあけて適当の大きさに切った煮込み肉を加えます。
ビーツの量もお好みで味を見ながら入れていって下さい。
最後にサワークリームを飾って完成です。
 
今回は少し余計目にトマトペーストを使いましたので、さっぱりし過ぎた味に
なってしまいました。 
あと、もう一つのポイントとしては、ブイヨンの出来上がりは濃い目が良いです。
濃厚スープとビーツのさっぱり感の落差が美味しさの秘密ですね。