ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

マイベストアート2014

2014-12-31 09:11:03 | 美術全般
 2014年に見た美術展のベストテンを今年もやってみよ~(^o^;)
全37本。だいぶ少なくなった。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。

(01)「大浮世絵展」@江戸東京博物館
  → 内外から集めた400枚以上の浮世絵を大々的に展示。名品目白押し。厚さ3cmくらいある図録は邪魔くさいからもう金輪際買わないぞと思ったのについ買ってしまった。

(02)ヨコハマトリエンナーレ2014
  → 森村泰昌氏をアーティスティック・ディレクターに迎え「忘却の海」をテーマにした、お祭り感たっぷりの見ごたえのあるフェスティバル。《アート・ビン》というゴミ箱は個性的だったが溢れるほどには溜まらなかった。

(03)「ジョルジョ・デ・キリコ展 変遷と回帰」@パナソニック汐留ミュージアム
  → 2番目か3番目か4番目くらいに好きなシュルレアリストの展覧会。《不安を与えるミューズたち》 のブロンズ像の影がうごめく。不安だなぁ、不安だなぁ。

(04)「再発見 歌麿 《深川の雪》」@岡田美術館
  → 行方不明だった歌麿の巨大な浮世絵が66年ぶりに姿を現した。198.8cm×341.1cmという大きな肉筆画は見応え満点。

(05)「日本国宝展 祈り、信じる力」@東京国立博物館
  → 三千院の観音菩薩&勢至菩薩の金ピカ両脇侍がお迎えに参りました。

(06)「高野山開創1200年記念 高野山の名宝」@サントリー美術館
  → 運慶作の八大童子、巨大な孔雀明王、諸尊仏龕がお気に入り。

(07)「超絶技巧 明治工芸の粋 村田コレクション」@三井記念美術館
  → 大好きな並河靖之の有線七宝や正阿弥勝義の金工などを展示。

(08)「進化する だまし絵II」
  → またもや、だまし絵にだまされて気分よく帰る。

(09)「アニマルワールド」@静岡県立美術館
  → 若冲の樹花鳥獣図屏風ほか、動物の出てくる絵画がかわいく大集合。

(10)「佐伯祐三とパリ、ポスターのある街角」@静岡県立美術館
  → 大阪新美術館建設準備室の所蔵品が勢揃い。



くコ:彡 以下順不同 ************************



(11)「ミヒャエル ボレマンス:アドバンテージ」@原美術館
  → ベルギーの画家、「自動人形」の違和感が独特。

(12) 古代エジプト美術館
  → 渋谷の繁華街にある小さな美術館、学芸員の解説付き。

(13) 向井潤吉アトリエ館
  → 田舎の風景を描いた画家の自宅兼アトリエを美術館にした。

(14) スーパーマーケットミュージアム
  → サミットストアが期間限定でマーケットの仕組みを展示した美術館。

(15)「ラファエル前派展」@森アーツセンターギャラリー
  → ミレイの《オフィーリア》他、テート美術館所蔵の70点を展示。

(16)「禅・仙 ZEN・せんがい」@ディスカバリーミュージアム
  → 変な水牛や変な寒山拾得を見て心がフニャとなる。

(17) 城西大学水田記念博物館 大石化石ギャラリー
  → シーラカンスその他、立体的な珍しい魚の化石を展示している。

(18)「ルノワール礼賛」@ポーラ美術館
  → ルノワール14点と影響を受けたピカソ、中村彝などの作品を展示。

(19)「魅惑のニッポン木版画」@横浜美術館
  → 浮世絵から平成まで版画オンパレード。

(20)「栄西と建仁寺」@東京国立博物館
  → 臨済宗の開祖、えいさいじゃなくて、ようさいと読むって言われても。

(21)「江戸絵画の19世紀」@府中市美術館
  → 浮世絵いろいろ、初めて見る物件もいろいろ。

(22)「イメージの力 - 国立民族学博物館コレクションにさぐる」@国立新美術館
  → 世界各国のおもしろ民族品がいっぱいで楽しい。

(23)「のぞいてびっくり江戸絵画 科学の目、視覚のふしぎ」@サントリー美術館
  → 巨大なノミの絵、サイを描いた動物画などが興味深かった。。

(24)「バルテュス展」@東京都美術館
  → イケメンなバルテュスが描くちょっと妙な少女像。

(25)「法隆寺 祈りとかたち」@東京藝術大学大学美術館
  → 吉祥天や毘沙門天、金堂の壁画模写など名宝集結。

(26)「ねこ・猫・ネコ」@渋谷区立松濤美術館
  → 猫に関する絵画・彫刻がにゃんといっぱい。

(27)「デュフィ展」@Bunkamura ザ・ミュージアム
  → 殴り描きのような線とカラフルか色合いがマッチング。

(28)「オルセー美術館展 印象派の誕生」@国立新美術館
  → マネ、モネ、セザンヌ、印象派の名作が目白押し。

(29)「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」@東京国立近代美術館
  → 台湾のヤゲオ財団の収集した高そうな作品を展示。

(30)黄金町バザール2014
  → 京急沿線高架下に、ゆる~くアート展開。

(31)「美少女の美術史」@静岡県立美術館
  → 江戸、明治、昭和、平成の美少女芸術大集合。

(32)「磯崎新12×5=60」展@ワタリウム美術館
  → トリー・ハウスという軽井沢の書斎に上る階段はヒドイ!。

(33)「没後150年記念 歌川国貞」@浮世絵太田記念美術館
  → 広重よりも人気者だった国貞の初展覧会。

(34)「江戸と明治の天才 広重×香山」@東海道広重美術館」
  → 宮川香山の眞葛焼、高浮彫風神雷神花瓶の迫力がスゴイ。

(35)「するがのくにの芸術祭 富士の山ビエンナーレ」
  → 富士川周辺に展開するアートイベント第1回。蒲原が充実。

(36)「アーキテクツ/1933/Shirokane」@東京都庭園美術館
  → リニューアルした真新しいアール・デコ建築&新館もオープン。

(37)「東郷青児<超現実派の散歩>と収蔵品選」@損保ジャパン日本興亜美術館
  → 名前が変わってちょっとリニューアル。東郷青児は好き。

コメント    この記事についてブログを書く
« マイベストシネマ2014 | トップ | 『ベイマックス』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

美術全般」カテゴリの最新記事