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ざっきばやしはなあるき  

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美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

ベルギーロイヤルコレクション展

2008-09-15 20:47:45 | 美術[は]
「浮世絵 - ベルギーロイヤルコレクション展」@浮世絵太田記念美術館

 ベルギー王立美術歴史博物館とベルギー王立図書館から保存状態の良い浮世絵が里帰り。うれしかったのは、歌川国芳の《金魚づくし》があったこと。帰りに絵はがき買おうかと思ったら、
《金魚づくし さらいとんび》
《金魚づくし 酒のざしき》
《きんぎょ尽 まとい》
《金魚づくし 玉や玉や》
《金魚づくし にはかあめんぼう》
《金魚づくし 百ものがたり》
《金魚づくし すさのおのみこと》
今日展示してないのも含めて《金魚づくし》だけで7枚もあって、他のも買ったら絵はがきだけで1000円超えちゃいそうだったので、それはちょっとどーかな(゜_。)?(。_゜)と思い直して図録を買ってしまった。図録の表紙も《金魚づくし》である。そして帰宅したら《金魚づくし 百ものがたり》東京国立博物館蔵の絵はがきがあった。危うくダブるところだった。←買ったことも覚えてない

 《金魚づくし》も好きだけど、もっと妙ちきりんな《ほふづきづくし》も好き。でもコレクションにはなかった。

 鳥文斎栄之《吉野丸船遊び》というのが大判錦絵5枚、横につなげたもので幅128.6cmの大きな絵になっている。大きな船の中で歌や踊りに興じる総勢19人の女性が描かれていて壮観である。今日は展示されてなかったが、図録を見たら、勝川春潮《藤棚下扁額奉納行列》という作品が載っていて、同じ大判錦絵5枚の横長の絵の中にぞろぞろと同じ方向に歩いてゆく46人もの行列が描かれていて逆に笑った。そんなにぃ~!

 展示替えがあるため、図録の半分くらいは見てない作品なので、なんだかやけに見ごたえのある図録である。なんだこりゃ

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