ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

2018-07-17 19:22:29 | 映画[さ]
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

監督:J・A・バヨナ
出演:クリス・プラット/ブライス・ダラス・ハワード/イザベラ・サーモン/ジャスティス・スミス/ダニエラ・ピネダ/ジェフ・ゴールドブラム

 ジュラシックシリーズ最新作は肉食恐竜と溶岩流のダブルパンチ。絶対に行きたくないシチュエイションなのに、わざわざそこに足を運ぶ人たち。前作で大パニックになり放置されたジュラシックワールドの島で火山活動が活発化。残された恐竜たちを救おう、いや自然に任せよう、いやもともと一企業が営利目的に作った恐竜だし政府は口を出せない金も出せない・・・など論争の中、やっぱり行かなくちゃ映画にならないってんで、行っちゃう人々。でも迫りくる脅威は恐竜と噴火だけではなく人間の欲望だったりする。

 噴火する溶岩や火山弾から逃げ惑う恐竜、そいつらに踏まれまい喰われまいと逃げ惑う人間たち。見ているだけで生きた心地がしないくらい迫力のあるシーンが前半のハイライト。肉食恐竜って噴火から必死で逃げる最中でさえエサに喰いつこうとするのか。そんな暇があるなら早く遠くに逃げろって言いたい!

 人間がいて恐竜がいて、それなら当然こうなるだろう、という予想に沿った展開は多々あるけれど、だからダメというわけではなく、ほらやっぱり出た!というお約束感も含めて迫力満点、絶体絶命の危機シーンなんかいくらでも出るわ出るわ。主人公が簡単に死ぬわけがないが、こりゃもう死ぬしかないだろうと思うシーンが多いってだけでも、見応えのあるパニック映画になっていると思う。

 シリーズ新作公開と聞いても、もう恐竜映画とかはいいかなぁ・・・どうせ同じだし・・・おいらオトナだし・・・なんて思い始めていたけれどふと気がついたら見終わっていた。コドモだね!

コメント    この記事についてブログを書く
« モネ それからの100年 | トップ | 没後50年 藤田嗣治展 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画[さ]」カテゴリの最新記事