ホテルのレストランにて
「チーフ、ジョンがミキサーに指を入れてしまって・」
「すぐに救急車をよべ!」
中華街のレストランにて
「あいやー、チャンが指を切り落としてしまった!」
「すぐに表のメニューを書き換えろ!」
中国
ハエのたかっていない食べ物は、まずいか毒が入っている。
アメリカ
蜂のたかっている食べ物は、まずいか毒が入っている
ホテルのレストランにて
「チーフ、ジョンがミキサーに指を入れてしまって・」
「すぐに救急車をよべ!」
中華街のレストランにて
「あいやー、チャンが指を切り落としてしまった!」
「すぐに表のメニューを書き換えろ!」
中国
ハエのたかっていない食べ物は、まずいか毒が入っている。
アメリカ
蜂のたかっている食べ物は、まずいか毒が入っている
ある男が会社に遅刻して上司に怒られていた。
「お前!何で二時間も遅刻したんだ!」
「すいません、妻も一緒に車に乗って行きたいって言い出したんです。それで妻は10分で準備できたんですけど
僕は妻の乗る助手席の掃除をしていたのですがその最中にギアを動かしてしまい、そのまま車は川におっこっちゃったんです。
仕方なくタクシーを呼んで会社に向かったのですが、途中で運転手が居眠りをして、ガードレールに衝突してその衝撃で
今度は僕らが川に落っこちてしまい、不運なことにそこにワニがいて、そのワニと必死に格闘して追っ払ったんですが、
妻がドレスがびしょ濡れになったことに怒って私がまたタクシーを拾って妻を家まで送り返してそのタクシーにのって
会社にきたら二時間も遅刻してしまいました。」
「ふざけるな!!そんな嘘を俺が信じると思ってるのか!!」
「ごめんなさい、やっぱり嘘だとばれました?」
「当たり前だ!10分で支度のできる女なんかいるわけねーだろ!!!」
あるバーにカンガルーが財布を手に入ってきた。
さらに驚いたことにバーテンのジャックに話しかけた。
「ふー、咽が乾いた。ビールを1杯くれるかな?」
「あ、ああいいとも。あんたカンガルーなのかい?」
「コアラに見えるかい?ハハハ!」
ビールを飲み干すカンガルーを見てるうちにジャックも少し落ち着いてきた。
「うまかったよ、いくらだい?」
「…15ドルになります」
すんなりと15ドル支払ったカンガルーに気を良くしたジャックは軽口を叩いた。
「カンガルーがうちに飲みにくるのは珍しいんだよ」
「そりゃそうだろさ。この値段じゃねえ」
「日本は変な国です。日本のものをを誇りにする発言をすると、叩かれるのです」
「確かに天皇陛下も尊んでいる日本国憲法を賞賛すると、自宅に変な人達が押しかけてきますね」
「リハーサル」
3日後の結婚式を控えて式場でのリハーサル、
新婦が三三九度の説明を受けて、
「わかってるわよ。初めてじゃないんだから」
不安にさせる奇妙なアート作品と後味の悪い話
ある男が旅をしていて、とある街での出来事。
利用した乗り合い馬車の運転手から法外な料金を請求されて素直に支払ったことから、
この旅の男はなんという愚かな男かと、小さな街の人々は口々に噂することに。
それから街の人々が次々と話しかけては、言うことを男は信じ、
その度にお金や服などを騙し取られてしまった。
「おかげで助かります」と言う街の人のウソにも、男は涙をポロポロ流し、
「お幸せに、お幸せに」と喜んでは歩いていった。
とうとう持っている物を全部、街の人々に騙し取られ、
全裸になってしまった旅の男。
さすがに恥ずかしくなった男は森の中を旅することに。
鬱蒼と妖しげで暗い森の道を歩いていくと、今度は森に棲む魔物に出会った。
魔物は男の肉体を食べたくて、言葉巧みに話しかけた。
ここでも男は素直に受け止め、その度に腕を1本、足を1本と騙し取られてしまった。
この魔物が他の魔物に男の話を振れ回ると、
結局、男は頭だけになってしまった。
そして、最後の魔物に目をあげることに。
最後の魔物は目を食べながら「ありがとう。お礼に贈り物をあげます」と置いていった。
贈り物は紙切れ1枚。
目の見えない頭だけの男はポロポロと涙を流しながら、
「初めての贈り物だ。ありがとう、ありがとう」と喜び、
その紙切れに書かれた内容が分からぬまま、死んでしまった。
ある田舎町で結婚50周年を迎えた老夫婦に地元の新聞社がインタビューした。
「50年間も結婚を続けてこられた秘訣は?」
すると夫が昔を振り返って懐かしそうに答えた。
「わしらは新婚旅行でメキシコへ行ったんじゃ。そしてロバを借りて二人で砂漠を
のんびりと歩き回った。すると妻の乗ったロバが急にガクンと膝を折り、妻は落ちて
しまったんじゃ。妻は『1』と言うと何事も無かったようにロバに乗り、再び散歩を
続けた。するとまたそのロバが急に膝を折ってな、妻はまた落ちてしまった。妻は
『2』と言うとまた何事も無かったようにロバに乗った。そして三度目に落とされた
とき、妻は『これで3回目よ!』と言うなり、荷物の中からリボルバーを取りだして、
ロバを撃ち殺してしまったのじゃ。わしゃあ、びっくりしてな。いくらなんでも撃ち
殺すことはなかろうと妻をひどく叱ったんじゃ。そうしたら妻が言ったんじゃよ」
「何て?」
「『1』とな」
立川志の輔の噺、「猿後家」(さるごけ)によると。
何の不自由も無い大店(おおだな)の後家さんが居た。
でも、一つだけ気にしているところがあった。
それは少しだけ顔が猿に似ていた。
だから後家さんの前では「さる」とか「えてして」の付く言葉は禁句であった。
ある時、植木屋が庭で仕事をしていると、奥様が出てきて、何か木を植えたいが何が良いかと訪ねると、つい「サルスベリの木」が良いだろうと言ってしまった。
一瞬固まった植木屋は土下座して謝ったが、許してもらえずキセルで額を割られてしまった。
怒った植木屋は、こんなに謝っているのを額まで割ってどうしてくれると啖呵を切った。
「サルスベリがやなら、柿の木を植えて、その上でおにぎりでも食べていろ」と捨てぜりふをはいて帰ってしまった。
3日経っても後家さんは怒りが収まらなかった。
そこに源さんがやって来て小遣い銭ほしさに奥様に声を掛けた。
「おかみさん~」と部屋に何度も声を掛けたが居ないので帰ろうとするのを、奥様がとがめて
「さっきからここにいるじゃないか」と詰め寄ると「あ!奥様でしたか。てっきりお千代さんかと思いました」、
「やだよ、あの子は京の水で洗われた京美人だろ、それに、まだ十七だよ」、「あ!ホントに奥様だ。そんなに綺麗に化粧しているから間違えたんだ」、「嫌だよ。まだ化粧前だよ」。(段々と源さんのペースになってきた)女中のお喜代に酒と鰻を用意するように言い付けて、「今日はどうしたんだい」。
源さんが言うには、
「女房の親が出てきて東京見物をさせたので懐が寂しくなってしまって・・・」、
「私が幾らだって面倒見てあげるよ」。
「親を連れて、皇居見物をして日比谷から銀座に出て新橋の手前の大きな天ぷら屋で食事をした。女房の親だから奮発して特上を頼んだ。それから、泉岳寺に行って靖国神社を見て、上野に出て西郷さんの前で写真を撮って、浅草で観音様を参拝して仲見世を通って、雷門を抜けて人だかりの中を覗くと見事な今は珍しい”猿回し”が居た」。
一瞬両者凍り付いたが、「この情無しぃ~!」と言う事で、しくじってしまった。
番頭の所で何か良い知恵はないかと訪ねると、先日仕立屋の田兵衛が来て、話の途中までは良かったが、子供が芝居のウツボで猿をやる事になった。
で、しくじってしまった。
しかし、翌日女房子供を連れてやって来て、奥様に言うには
「江戸にいても奥様にお会い出来なければしょうがないので、転居する」と言う。
その上「子供が道々、錦絵を見つけて『おばちゃんだ。おばちゃんだ!』と離れないので、お別れに、この錦絵に奥様の魂を入れて下さい」と差し出した。
奥様の機嫌は直って、小金もいただき、出入りも許され子供には小遣いも貰って帰って行った。
「番頭さん、本当に似ていたのですか」、
「お前、馬鹿な事を聞くな。仕立屋の田兵衛が帰り際、私に片目をつむって行ったよ」。
今からでは錦絵も手に入らないし、どうして良いか分からなかった。
番頭さに聞くには、日本で一番綺麗な人は”小野小町”であると言う。
奥様の部屋にとって返してお目通りを許して貰おうとしたが、まだカンカンに怒っていた。
「奥様が怒っているのは分かるが、どうして怒っているのかが分からないので、教えて欲しい」と言った。
奥様は怒りが収まらず「雷門を抜けたんだろう。その先に人だかりがあったのだろう。
その中で何をやっていたんだい。」。
「はい。皿回しです」。
「さ・ら・ま・わ・し??」奥さまは毒を抜かれてしまった。
「お喜代、酒と鰻はまだかい?」。
「で、晩飯にすき焼きが食べたいというので、食べていたが親が急に『お店(たな)の奥様はどんな人だい?』と聞くので、『そうさな、小野小町のようだ』と答えたんです」、
「源さんやだよ、そんな事言っちゃ。小野小町だなんて。お喜代や銀行から壱千万円降ろしておいで。でも、食事中に良くそんな事が出てきたねぇ。源さんは頭が良~んだね」。
「いいえ。ほんの猿知恵デス」。