中国人留学生「日本人はやさしい」…間近に見た日本、少し違う 中流層の私費学生が急増
日本の大学に私費留学する中国人が急増している。背景には中国内での就職難に加え、経済成長で拡大した中流層の子息が、日本語や技術を習得したいという事情があるようだ。一昔前の勉強一辺倒の国費留学生とは異なり、来日後はアルバイトで生活費を稼ぎ、日本人と交流する機会も増えている。日本の文化や習慣などに直接触れることで理解も深まり、留学生が抱く日本人像にも変化を与えているようだ。(勝田康三)
中国からはかつて、国費留学生が主流だった。日本学生支援機構の資料でみると、平成6年に大学などへ留学した中国人は2万3256人。全外国人留学生に占める割合は4割強だったが、26年度は留学生全体の6割弱の7万7792人に増加した。国費留学生数は同期間中、中国人を含む全留学生で1万人を少し上回る程度を最高にほぼ横ばいで推移している。
新疆ウイグル自治区出身の漢民族で、大阪府内の大学院に通う男子学生の何紅運さん=仮名=(22)もそのひとり。経営学を通じてマーケティングを学ぶため1年半前に来日。戦後復興を遂げた日本経済について研究し、将来は世界でビジネス展開を目指している。日常生活の中で日本人の勤勉性に注目し、「日本人は文句も言わずによく働く。中国では同じ仕事でも給料が安いから従業員のやる気がない」と話す。
中国人留学生を送り出す本国の家庭は、平均年収200万元(約3800万円)といった中国の富裕層よりも、渡航費や学費を渡す程度で来日させる中流層が目立つ。「一人っ子」の成功を願って学費と渡航費を工面してやり、生活費は留学生自身が稼ぐといったケースが多い。何さんも普段は大阪府下の飲食店でアルバイトし、月7~8万円を稼いでいる。
大連市出身の女子留学生の李可心さん=仮名=(24)は2年半の滞在歴。大阪府内の日本語学校を経て大学に進学した。留学前、両親から「日本人は暴力的だから気をつけて」と心配され、自身も「日本人は戦争中、中国人にひどいことをした」との学校教育を受けた。だが、来日後、学校やアルバイトを通じて「実際はやさしさの方が目立った。将来は日本で働きたい」と考えが変わったいう。
また、赤信号で止まる日本人に驚き、「中国人はルールを守る意識が低い。文化の違いだ。食の安全も徹底している」。自分の見た日本に新鮮さをおぼえた。
2002年から関西でアジアからの留学生の支援活動を行っているNPO法人関西留学生支援センターの道場正信理事は中国人留学生について「多くが一人っ子で自尊心が強く、本音はなかなか話してくれない。しかし、“爆買い”の観光客とは一線を画し、懸命に頑張っている。若い人の間では日本人観も変化しているのでは」という。
だが、政治的発言は神経質だ。何さんは、中国は国土が広く多民族で人口が多いことをあげ、「国家を一つにまとめ上げるのは難しい。日本やアメリカと中国は違う」と言葉少なだ。
大きな字はamazonにリンクしています。何が飛び出すかお楽しみください。
お買い物はこのリンク経由でお願いします。
夜鷹蕎麦 時蕎麦 蕎麦 ブロンド キーボード ネットサーフィン 柔道部 勃起 アナル 禁酒法 エリオットネス カポネ アスパラガス マヨネーズ 飲めない 風邪 吐き出す オーラ 悪霊 反魂香 高尾の幽霊 越中富山の反魂丹 無言電話 女性の尻を触った 消防ホース 火炎放射器 チカン いきり立ち 嘘みたい 網タイツ 貯金箱 トイレ 備前徳利 ノーパン ミス・ユニバース 千林商店街 天神橋筋商店街 ヒョウ柄 姫路城 唐茄子屋政談