仕事帰りの電車は、いつも結構混んでいる。
でも、快速だから2つ目の停車駅で
ドッと人は降りていき、かなり余裕のある車内となる。
私は、ずっとドア側ギリギリに立っていた。
空いてからも、体の向きを変えただけで
窓の外を眺めながら、後7・8分の旅を続けていた。
すると、私の耳元で
「お腹痛い。」っと言う、やけに太い声がした。
ち・ち・近い∑( ̄д ̄;)
かなりビックリして、振り向いてしまった。
そこにあったのは、眼鏡をかけ、上半身を私際に30度傾かせている
サラリーマンらしき おじさんだった。
朝のラッシュだって、あんなに近い顔見たこと無い。
彼の眼鏡が、私の鼻に触れそうである。
怖い・・・そして気持ち悪かった・・・・。
済みません、こんな言い方して。
でも、あの空いてる車内で、あの至近距離はないと思う。
すると、その直後、隣のドア付近で他のおじさんの怒鳴り声がした。
「カチャカチャ×2、煩いっ!!」
明らかに怒っている。一瞬静かになったが、彼はやはり静まらなかった。
「常識が無さ過ぎるんだ!ウォークマンや携帯や・・・。
皆、見て見ぬ振りをして。(怒り) 次の電車に乗り換えてもそうだ!」
っと、まだ乗ってもいない、未来の車内の事までに怒りをぶつけ始めた。
相手の男性は、ハイハイと謝っていた。
プシュ~。 ドアが開いてしまたので私はそこで降りた。
今日の、おじさんは ある意味どちらも迫力があった。