忘れえぬ想い

本日の竹富島、曇り　気温30度。

夕方になると、昼間の暑さとは打って変わって　風に冷たさを感じるようになった。
厚めのジャンパーを手に持ち、コンドイ浜へ向かったが
急ぎ足で来たせいか、残暑のせいか、私の体には汗がにじんでいた。

ホウキを庭に立てかけたまま今日も駆けつけて来たけれど
これ程、来て良かったと思った事はない。

夕方だと言うのに、海の色はエメラルド
夕日の色は、輝く朱色だった。








私は、決して忘れない。
この時目にした全ての色を。
この時感じた自分の想いを。

ひるぎ２に手を振る時

本日の竹富島、晴れ　気温21度。



17時43分。
竹富島にやってくる最後のお客さんを乗せて、ひるぎ２はやってきた。
いつものように、何も変わらず、カーブを曲がり、速度を落とし、桟橋の横に船をつける。




操縦室を見上げれば、そこにはいつもの笑顔があった。
私は大きく手を振った。
船長さんも、いつものように手を振り返してくれた。

船長さんと知り合ったのは、2年前。
正確に言えば、あと2週間でまる2年になる。

内地に帰る事になった友人と、最後の晩餐をしてくれたのが始まりだった。
その日からいつも、竹富や石垣の港で会うと遠くからでも手を振った。
そして「さぁ、飲みに行きますよっ」などと冗談を言いあっては、優しく船に乗せてくれたのだ。
朝やお昼、港へ荷物を取りに行く時も、船が　ひるぎ２だと嬉しかった。



大きな花束に、みんなとの握手。
船長さんの顔は、口をへの字に曲げて必死に何かを堪えていた。
ほんの一瞬のその表情が、
今までと違う　その表情が、
これが最後の出港なのだと言う事を感じさせ、涙が溢れた。




みんなは、大きく手を振った。
私も後ろで手を振った。
これまで、ここで何度も船に向かって手を振ってきた。
友達やお客さんの遠ざかる姿に手を振って来たが
今日は、船の操縦席に向かって手を振り続けた。
大好きな　ひるぎ２の船長さんに、ありがとうございました　と手を振った。



このまま真っ直ぐ家に帰るのが嫌だった。
寂しさは残っても、せめて涙を乾かしてからにしようと思って、私は隣の海岸へ下りて貝を拾った。
桟橋通りを歩いている頃には、すっかり夕焼け空になっていた。

でも、その空はとても綺麗だった。

船長さん見ていますか。
今日の空は、貴方にぴったりのとても素敵な空です。
私は、心の中でそう話した。

どうか、明日も明後日も、船長さんの毎日がずっとずっと寂しくない日でありますように。

秋月

本日の竹富島、晴れ　気温29度。

夏のような毎日。

でも、視線を下げれば秋が直ぐ側にある。



十六夜。

十五夜よりも美しいと言われる月の光。

見ていますか

今夜の月夜。

ワイド

本日の竹富島、晴れ　気温30度。

この島の風景をもっと広く伝えたいのに、

ヅレッティング・・・A－－；)

嬉しいごはん

本日の竹富島、晴れ　気温29度。

先日、友人の誕生日の日に嬉しい報告を受けた。
(*￣エ￣)ノ＜～*☆*☆*【祝】*☆*☆*☆*～＞ヽ(￣エ￣*)

いつもと変わらないトーンの声で。


今夜一緒にご飯を食べた。
これは私がこの前釣ったグルクンだよ！！
だって、ほらココにランって書いてある。(笑)

美味しかったなぁ。

嬉しい報告と、とても大事な友人たちとのご飯は。

本当におめでとう。
夕日の沈むコンドイ浜に居る二人を見ると、
最高に素敵な二人だって思うんだっ。
この竹富島で出会って結ばれた二人が、
永久に幸せでありますように。

心からそう思います。

虹の季節

本日の竹富島、晴れ　気温29度。

沢山の人に気付いてほしい。

空に七色の橋が架かっていること。

きっと、見た人は皆　ちょっと心がホッとする。



今年も、ヤドカリの赤ちゃんが大量発生する時期になりました。
ほんと、ちっちゃくって可愛い♪
これは、踏まないように細心の注意が必要ですねっ。

虹がくれるもの

本日の竹富島、雨＆曇り時々晴れ　気温30度。



朝8時過ぎ、朝ごはんを取りに東桟橋へ行ったら
ミサシの方に大きな虹がかかっていた。

朝からこんな大きな虹が見れるなんて凄いついてる。
朝からいい気分だった。

虹はいつだって　私にバレーボールサイズの幸せをくれる。
虹から投げられたコノ幸せは、大きすぎて　私の胸の奥は満杯になる。



いつものように、カイジ浜で星砂の説明をしていたら、
一人、また一人と知った顔のお客様が。(^^*)
昨夜、仲盛荘に泊まってくれたお客様でした。
ゆんたくの時に、チラッとカイジの事を話したらホントに皆来てくれたのでした。

わざわざ どうもありがとぉ☆
幸せ探して帰ってねっ。

石垣島祭り２００８

本日の竹富島、晴れ　気温30度。

お隣の石垣島では、二日間に渡って石垣島まつりが行われている。

一度も行ったことはないけれど、花火だけは毎年見てる。

今年も竹富からだけど、石垣島に一番近い場所　キトッチ浜で花火を見ることができた。

何枚も写真を撮ろうと思ったけれど、
花火は、レンズ越しよりも自分の目で直接見ておこうと思って　シャッターをきったのは、２回だけにしておいた。

こんなに近づけて見れるなんて思ってなかった。

11月だと言うのに夜の海の水は、冷たさを感じさせなかった。
目の前の花火と、ぬるい潮水に　まだ残っている夏を感じた。