西表島へ行く事があったら、星砂の浜には行ってみようと思っていた。
一応・・・同業者ですから。
浜へ下りる途中に、おばあちゃんが一人お店を開いていた。
これはもしやっ・・・Σ( ̄□ ̄;) 正しくライバル店!?
貴方はもしやっ、カイジ娘ならぬ 星砂娘???
・・・私も、このままカイジのお店に座り続けたら、こぉなるわけだっ・・・
っと、リアルに少し怖かった。
さて、こちらの星砂浜には案内係などはいません。
自由に星砂探しです☆
さてと、毎日竹富でやっているように、手のひらペタンと押し当てて星砂を探そうと自分の手のひらを覗き込んだところ・・・
Σ( ̄□ ̄;) ̄□ ̄;) ̄□ ̄;) 何じゃこりゃー!!!
手のひら全部星砂です。
そう言えば、浜全体を見回しても砂浜の色が薄茶色い・・・。
え―――――――――――――――!?Σ(ノ ̄□ ̄;)ノ
前へ行っても、後ろへ行っても、
右へ行っても、左へ行っても、
砂をごっそりすくってみても、試しに少し掘ってみても、、、
全部星砂です!!
何処もかしこも星砂でした。
物凄い感動でした。
カイジに来るお客さんの中には、西表の星砂浜の方が多かったと言う人と、少なかったと言う人がいます。
少ないってどー言う事!?
だって、全部そうじゃん!!
私が見た光景を後日お店の子に話すと、その子が行った時は全く無かったと言う事でした。
そんな事あるの!?
だって、あんな莫大な量の星砂だよっ!
今でも、無かったと言う言葉が信じられないくらいです。
私、いい日に行ったのかなぁ。
浜を出る際、とても謙虚な看板が目に留まりました。
「とるのは写真だけ、残すのは思い出だけ」かっ。
遠まわしに、星砂持っていかないでねって言ってるんですね。
凄くいい伝え方だと思いました。
うちのは、ストレ~ト直球で書いてますけどねっ。A ̄▽ ̄;)> へへへっ。
潮の引いていた星砂浜。
正面と、右と左とに大きな岩が浮かんでいます。
なんて素敵な浜でしょうか。
私、この浜一番好きかも。
これまでに出会った浜の中で一番かもしれません。
来てよかったぁ。
凄く嬉しかったし、感動しました。
竹富島カイジ浜の星砂も、二・三十年前は掬えば全てが星砂だったそうです。
でも今ではほとんど残っていません。
二十年後、もう一度この西表島の星砂浜に来た時、星砂は残っていてくれるでしょうか。
探さなければ分からないくらい減ってしまっているのでしょうか。
昔のカイジ浜も、こんな感じだったのかなと薄茶色の浜を眺めて思いました。
どうか、ここはカイジ浜のようになりませんように。
二十年後も同じ景色が見れますように。
とるのは写真だけ 思い出は心に残していつまでも。