365日の空

空を見ていると会いたくなる人は居ませんか?空は その人の所まで繋がっています。
そう思って私は今日も空を見上げています

ありがとうの気持ち

2010年12月31日 | 竹富島
本日の竹富島、曇り晴れ 気温16度 2010年大晦日。

最後の最後、帰ろうとした時にげんこつを貰った。

それは、本当に空から落ちてきたげんこつ。

人生で初めて貰ったげんこつだった。

今年は全くいい子じゃなかったからね、
その締め括りにぴったりだと後から感じた。

やらぼの実だけが、最後に私をピシッと叱ってくれた。

痛かったなぁ、一年分のげんこつはっ。



            









今日の夕日は見れないだろう

そぉ分かっていながらもコンドイ浜へ足を運んだ。

息が出来ないほどの暴風に呼吸が苦しかった。

試しに両腕を伸ばして風をまともに浴びてみたら

よろよろしてなかなか前に進めなかった。

勿論、こんなモノ好き 他には誰も来ていない。

それでも今日は、夕日に会いに来なければならなかった。

2010年の、、、この4年分の“ありがとう”を言いに。

雲の隙間から垣間見る夕日に“ありがとうございました”と伝えた。

4年分の さよならがこもっている事を感じながら。


ちょっとだけ

ちょっとでいいから

来年は幸せな年になりますように。

 




もぉ一つの空

2010年12月30日 | 空を見上げて


ハッとさせられた。


鏡に映った空が青かったから。

いつの間に こんなに青い空が広がっていたんだろう。

私は、人より全てが遅いから

気が付くのも一歩後。


ちゃんと気付く人になろぉ。

人の優しさも

心の痛みも

その想いも。



綺麗だった。

それは、小さくて四角い空だったけれど。







飛んで行ける距離

2010年12月29日 | 今日な日々
本日の竹富島、晴れ 気温22度 日の入り10分延びて18:05。

暑かった、泳ぐ人もいるほど。

眩しかった、目を細めてしまうほど。

輝いていた、目に映るもの全て。





               




               


               



               
               
               

               




近いか遠いかは

その距離だけではないと言う事。

アメリカでも広島でも石垣でも

すぐそばに居ても。


近くに居ても

遠過ぎて見えない事もある。


それでも

飛んで行けるくらいの場所に居たいと






鳥踊る

2010年12月28日 | 今日な日々
本日の竹富島、晴れ 気温22度。

潮が引いて、浮き出たばかりの砂浜は
まるで、降ったばかりで まだ誰も歩いていない雪の上を歩いているかの様だった。

このまま小浜島まで行けるんじゃないかと思う砂の上を
何処までも何処までも進んでいった。

今日の夕日に近付きたくって。

               

               







               





               









綺麗な空に出会えた時は

やっぱり 見せてあげたいと思った。

心に残るこの夕日を この空を

貴方の目にも。





幸せの黄色い

2010年12月27日 | 竹富島
本日の竹富島、晴れ 気温20度。









               









               

               



空が青かったから
この島で今日と言う日を過ごそうと決めた。

一歩一歩あるいて
過ごしたいと思った。

いくつの笑顔に出会っただろう。

その笑顔一つ一つに
喜びを貰った気がした。



東の浜で、二枚で一つの桜色の貝殻を探した。

ここでは見つけられなかった二枚貝。



空の青いアイヤル浜の波打ち際ををただ歩いて ただ波の音を聞いていた。

たった一人で貸切で この一時だけは

この海も、この空も、この音も、

私一人の物にしておきたかった。

もぉ帰ろうと決めた時

向きを変える瞬間に

足元で黄色い何かを見つけた。

二枚で一つの貝殻。

いい日だった。

優しい日だった。

空が青かったから、

出会う笑顔が優しかったから、

思いもしない場所で幸せを拾えたから。

お守りにしようと決めた。

何処かの神社で買ってきたお守りよりも

きっと私には この方がいいと思った。

幸せは、探して見つかる物じゃないんだねっ。

偶然出会う物なんだねっ。

それは 幸せの黄色い二枚貝。










トックリキワタ

2010年12月20日 | 空を見上げて


               



先週の月曜日、真っ青な空に初めて見た花が咲いていた。
クリーム色で花弁のふちは鮮やかなピンク色をしていた。

やっと分かった その花の名前はトックリキワタ。

花言葉は、信頼。

今日はもぉ、あの花の姿はなかったよ。

だから、この木の下で瞼を閉じたよ。

もぉ一度その姿を見たいと思って瞼を閉じたよ。

目が合わなくても

瞼を閉じたら出逢える姿もあると思うから。



時の方舟

2010年12月19日 | 空を見上げて


               


               

               

               

 




この舟が出航する港が分かったら教えてください。



舟の行き先は



“あの日行き”














空に導かれて

2010年12月12日 | 今日な日々
本日の竹富島、曇りのち晴れ 気温26度。

青かった。
レンズを通さずに見上げた空は、
もっともっと濃い青で
もっともっと眩しかった。






            


               

               

               






 






丸い姿のまま、水平線に沈んでいった夕日に釘付けだった。
いつも通る、あの船の窓から見る夕日はどんなだろうか。
きっともっと近くに見えるのだろうけれど、
私には少し早すぎる。
夕日の前に船が来たら、“一時停止のボタンを押してください”
もしも私が乗客だったら、そぉ頼むだろう。

オレンジ色に染まり始めた水平線に頭を下げたあと振り返ったら
物凄い空が広がっていた。

凄過ぎて、凄過ぎて。
こんな空は誰にも描けない。
こんな空は誰にも写せない。

大き過ぎて カメラのレンズには収まりきらず、
綺麗過ぎて どうしたらいいのか分からなかった。

息を吸ったままで、吐く事を忘れていた。
なぜ今ここに、島中の人が居ないんだろう。
この空を見る為に、全員集まっていても可笑しくないと思った。


映画じゃない
スポーツでもない
人が何かした訳ではないけれど

感動した。

沈む夕日と、淡い色に染められた空の姿に感動して
心臓が一時止まったかのようにさえ思えた。


竹富島に来て、
今日ここで こんなに素晴らしい空と出逢えた事は運命だったのだと思う。

神様が決めたわけではない。
これが、きっと自分が決めて歩いてきた運命だったんだ。

大丈夫だよ。
ここに来た事、間違ってなかったよねっ。


今日見た空の色は、決して忘れない。



大切な人へ
私が見た、あの空を捧げます。