飛行機に乗るまでの道が分からない。まず何処で何するの?
(これは、今でもハテ?っと思う事がある)
友達と3人、あ~だ・こ~だ言いながらとりあえず無事に進む事が出来たらしい。
“らしい”って言うのはね、席に着くまでの記憶が無いからなんだよぉ((へ( ̄ー ̄ ;)
アルバムを捲ると飛行機を背に、窓越しに微笑んでいるものがある。
この離陸前の1枚は、その後の旅行でも恒例となり毎回撮っている。
私は記憶を失ったまま機内に乗り込んだ。
ここからは、よく覚えている。私達3人は食べた。食べて食べて食べまくっていた。
最初に出される、ナッツとドリンクから始まり、すぐに夕食。
夕食終了後、座席後方にキットカットやらクッキ~などの甘い物がある事を知ると、フラフラと甘い誘惑に吸い寄せられていった。
でも既にそこには先客がおり、その異国のオジサンは
次から次へとキットカットを口に投げ込んでいた。
両サイドに設けられていたお菓子の棚の1つは、
彼の家の食卓であるかのように立ったままの状態で
かなり寛げる物となっているようだった。
あっ、オジサン席に戻ったね。っと思ったら、何て事は無い、
用意されていたキットカットを全て食べ尽くしてしまい何も無くなったから戻っただけであった。
勿論、私達が居た方の棚には
まだ御菓子が残されていたが、さすがにこちらまでは手を伸ばしてこなかった。
そして、幾つか御菓子を頬張った私達も席に戻り、映画を見たり音楽と聞いて時間を過ごしていった。
ドイツまでは、まだまだ遠い。夜を迎えたらしく、機内の明かりが消されていった。
その間にも、スチュワーデスさんは私達に甘い誘惑を運んでくるのである。
アイスクリームとかね☆「お腹いっぱいなら貰わなきゃいいじゃん」って思うでしょ。
でもね、くれると言う物は貰っておかないと((へ( ̄ー ̄ ;)
一人寝ていて貰い損ねた友人は大変悔しがっていた(笑)
その後「何か来たら起こしてね」っと言う言葉を残し彼女は再び眠りについていった。
数十分するとまた、スッチーさんが暗い機内で何やら配り始めた。
いわゆる“夜食”と言う物である。おにぎりとサンドイッチだったような気がする。
さっきは、サンドイッチだったからね今度はおにぎりにしようと言う事で順番に2回も夜食を貰った。
静かになった機内で近くの人がブラインドを開ける。その時見た黄色い光が、やけに綺麗に見えた。
途中トイレにも立った。同じように座席後方にトイレもあったのだか、
途中わたしの見たものは、、、キットカットの彼だった。
「やられた!」∑( ̄□ ̄;)そんな気がした。
口いっぱいにチョコを頬張る彼に私は対抗するのはやめた。
そして、おとなしく席に戻り、おとなしく出された朝食を食べた。(・・・またかよ)へ( ̄ー ̄;)>
朝食後は「え?もう」と思う位早く着陸準備が始まり、あっという間に乗換えとなった。
そして、2機目でも御菓子と朝食が出されたのであった。
(-m-;)ご馳走様でした。
つづく