碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

PIMCO 米国債・米機関債など米政府関連債券をすべて売却

2011-03-10 22:56:59 | Weblog
 [ニューヨーク 9日 ロイター] 米債券運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)の旗艦ファンドである「トータル・リターン・ファンド」PTTRX.Oは2月末現在で米国債・米機関債など米政府関連債券をすべて売却したと、9日にウェブサイトで公表した。1月末時点での保有比率は12%だった。
 同ファンドで2369億ドルを運用するビル・グロス共同最高投資責任者(CIO)は、米財政赤字とインフレへの影響への懸念を繰り返し表明していた。グロス氏は先週も、連邦準備理事会(FRB)がラストリゾートとしての買い入れを終了すれば、10年債利回りが4%に上昇するというのは妥当な見通しと述べていた。
  (PIMCO)1971年に創設。 2010年12月31日現在で運用資産は1.24兆ドル(約101兆円)主に従業員給付年金プラン、基金、財団などを対象。
 
 また、中国人民銀行の元貨幣政策委員、余永定氏は中国が米国債の購入を中止すべきだとの見解を示した。

これらの重大な発表に、日本政府は、果たして的確な対処が出来るのだろうか?

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