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アフガンでヘリ墜落 精鋭の米海軍特殊部隊員も多数犠牲 米国に衝撃

2011-08-10 20:43:10 | Weblog
【ワシントン=佐々木類】アフガニスタン中部ワルダク州で起きた北大西洋条約機構(NATO)軍のヘリコプター墜落で、38人の犠牲者の中に、国際テロ組織アルカーイダの指導者、ウサマ・ビンラーディン容疑者を殺害したことで知られる米海軍特殊部隊シールズ(SEALS)隊員が含まれていたことが分かった。米メディアが伝えた。米軍の撤退が進む中、治安安定化の成否を握るとされる精鋭部隊の犠牲に米政府は衝撃を受けている。
米メディアによると、ヘリはイスラム原理主義勢力タリバンとの交戦中に墜落したとみられ、タリバンはヘリを撃墜したと主張。AP通信は米政府高官もヘリが撃墜されたとの見方を示したと報じた。
米紙によると、死亡した米軍部隊員は30人で、このうち22人がシールズに所属していた。死者の中にビンラーディン容疑者急襲に関与した隊員はいなかったもようだ。
オバマ大統領は「犠牲者の家族や最愛の人々に祈りをささげる。彼らの死は米軍が払った犠牲の象徴である」と哀悼の意を示す声明を発表。パネッタ国防長官、マレン統合参謀本部議長、デーリー大統領首席補佐官らと電話会議を行い、情報収集を行うとともに対応策を検討した。
駐留米軍は路上爆弾などのリスクを避けるために移動手段を空輸に頼っており、空輸の主力となっていた今回のヘリ墜落で米国はタリバンが勢いづくことを警戒している。
マレン議長は「戦いは続いており、計画は遂行しなければならない」と強調。
情報機関と特殊部隊が中心となる今後の対テロ戦略を踏まえ、別の米政府高官も「シールズのメンバーを多数失ったのは非常につらいが、戦略に影響はない。今後も掃討作戦を続けるだけだ」と語った。

民間軍事会社、「XeサービシズLLC」(旧ブラックウォーターUSA)。CIAの天下りで有名。
1997年にシールズを退役したエリック・プリンスにより創設され、ブッシュの“私的部隊で何万人。
イラク戦争の際には、チェイニーの「ハリバートン」社とこの「ブラックウォーター」は、どちらも入札なしで契約を受注した。ブラックウォーターの歴史は、2002年頃に、500万ドルのCIAの支払いと共に始まった。その時、その派遣部隊はわずか20人で構成されていた。それは、CIAのために暗殺を実行し、そして最近アフガニスタンで殺されたCIAの工作員たちはブラックウォーターの傭兵であった。
2007年には、ブラックウォーターは、テロリストたちの手に渡った武器の密輸に対して調査されていたことが明るみに出た。タリバンは、パキスタン内の特定の爆破事件に対して責任を主張しているが、他の爆破についてはブラックウォーターに責任があると考えている。ブラックウォーターは実際、パキスタンで密かに存在しており、そこでそれは無人偵察機攻撃[Drone attacks in Pakistan]の実行を助けている。

ラディンは、CIAに、護られてバカンス、静養中とのデマ?がある。
本当に、急襲に関与した隊員は、入っていなかったのか?
シールズの隊員の口封じなら最高に良く出来た事故?だ。
いずれにしても、一般の情報は疑ってナンボだ。

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