今日の伊勢は、晴れ。梅雨の合間の暑い日でした。
去年の11月に、「日曜美術館」で、セバスチャン・サルガド氏の写真を見ました。
恥ずかしながら、彼を知りませんでした。自分が知っていた時代の、マグナムには未だ参加していなかったので。
「セバスチャン・サルガド。1944年ブラジルに生まれ、経済学を学んだ後、73年に写真家に転身。アフリカの干ばつや飢餓、世界の労働者の実態、移民や難民などを、経済学者ならではの分析力と地球規模の視点でとらえてきた。
サルガドの作品は、悲惨な状況も、神々しい絵画のような美しさで切り取る。
『私は、どんな過酷な状況の中でも、生きようとする人間の尊厳を撮っているのだ』
被写体と一体となり、寄り添うようにカメラを向けるサルガドは、絶望の果てには必ず希望があることを伝えている。
現在、サルガドは、自ら最後のライフワークと位置づける、「GENESIS(起源)」の撮影に取り組んでいる。地球創生のころと変わらぬような無垢(むく)な自然の姿を探し、生命の起源をたどるという挑戦。環境問題に警鐘を鳴らし、未来に生きる人々へのメッセージでもある。
30年以上撮り続けてきた、アフリカの作品を中心に、「WORKERS(労働者)」「EXODUS(脱出)」など代表作がある。」
以上の紹介ですが、どの作品?を見ても、とても、35ミリでのスナップ・ショットだとは思えません。
そして、50ミリ標準レンズをメインにしている事も。またプリントのスキルも凄いです。
仕事の進め方、考え方に、ユージン・スミスとの共通点を感じます。
写真集を手に取って、彼の内面を感じてみようと思います。
去年の11月に、「日曜美術館」で、セバスチャン・サルガド氏の写真を見ました。
恥ずかしながら、彼を知りませんでした。自分が知っていた時代の、マグナムには未だ参加していなかったので。
「セバスチャン・サルガド。1944年ブラジルに生まれ、経済学を学んだ後、73年に写真家に転身。アフリカの干ばつや飢餓、世界の労働者の実態、移民や難民などを、経済学者ならではの分析力と地球規模の視点でとらえてきた。
サルガドの作品は、悲惨な状況も、神々しい絵画のような美しさで切り取る。
『私は、どんな過酷な状況の中でも、生きようとする人間の尊厳を撮っているのだ』
被写体と一体となり、寄り添うようにカメラを向けるサルガドは、絶望の果てには必ず希望があることを伝えている。
現在、サルガドは、自ら最後のライフワークと位置づける、「GENESIS(起源)」の撮影に取り組んでいる。地球創生のころと変わらぬような無垢(むく)な自然の姿を探し、生命の起源をたどるという挑戦。環境問題に警鐘を鳴らし、未来に生きる人々へのメッセージでもある。
30年以上撮り続けてきた、アフリカの作品を中心に、「WORKERS(労働者)」「EXODUS(脱出)」など代表作がある。」
以上の紹介ですが、どの作品?を見ても、とても、35ミリでのスナップ・ショットだとは思えません。
そして、50ミリ標準レンズをメインにしている事も。またプリントのスキルも凄いです。
仕事の進め方、考え方に、ユージン・スミスとの共通点を感じます。
写真集を手に取って、彼の内面を感じてみようと思います。