碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

「宮崎駿の雑想ノート」と「コクリコ坂から」 好きという、才能。

2011-08-19 22:11:09 | Weblog
楽しい本を見つけた。
「宮崎駿の雑想ノート」
宮崎駿氏の思い入れ、満載の本である。
タミヤのプラモデル世代としては、買わずにはいられなかった。
イラストの線が、違う。とても味のある、暖かい愛情あふれる線だ。
解説の思い入れも凄い。

先日、「コクリコ坂から」の監督の息子との番組があったが
「好き」の、思い入れ、のめり込み、探求心が、父と息子の違いがハッキリと出ていた。
父、駿氏が、完成試写会の上映途中で、席を立ってロビーに出て、ため息をついて座り込んでいた。
番組の最後で、「コクリコ坂から」の、感想を聞かれ、
「脅かせ」
と、言った言葉が全てを語っていた。

何事も、心底、「好き」でないと、心に入り込んでこないのだなぁ・・・。
因みに、「泥まみれの虎―宮崎駿の妄想ノート」も、とても良いです!

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