碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

餌と、出汁に、されているスペイン

2012-05-31 21:49:50 | Weblog
イーガン・ジョーンズという米国の格付け会社が、
スペイン国債を「BBマイナス」から「B」に格下げを発表した事をきっかけにユーロが急落し、
今日も、さらに落ちている。
ビッグスリーの、S&P、ムーディーズ・インベスターズ、フィッチ・レーティングス等は、
スペイン国債の格付けを、「投資適格」となっているので、怪しげな独立系の格付け会社、たった一社の発表で、
どうしてここまでの影響が出たのか不思議に思う。
誰かがユーロ危機を煽り、仕掛けて、ぼろ儲けしているのだろう。
今回のスペインの作られた危機で、餌にされていくのは、ユーロ圏だけでは済まないだろう。

イーガン・ジョーンズ
(米格付け会社イーガン・ジョーンズ・レーティングスと創業者のショーン・イーガン社長は、2008年に国家認定格付け機関の登録申請を行った際、資産担保証券(ABS)と国債の格付けの経験について虚偽の説明を行っていたと米証券取引委員会(SEC)が主張した。 SECが先週承認された行政手続きに沿って24日公表したところでは、イーガン・ジョーンズは申請の際に約150のABS発行体と50の政府の格付けの経験があると偽りの届け出を行った。SECによれば、08年7月の段階でそのような格付けを行ったことはなく、国家認定統計的格付け機関(NRSRO)としての登録資格を満たしていなかった。)

こんな会社だ。