碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

中国を招いたビルダーバーグ

2011-06-14 21:08:09 | Weblog
 【2011年6月13日】 
「欧米の上層部の人々が、覇権の今後について話し合うビルダーバーグ会議に、
中国から外務次官の傅瑩が呼ばれた。会議で台頭する中国と米英覇権の関係の
今後について議論した可能性がある。
人民元の為替政策を練る北京大学の黄益平も呼ばれたが、基軸通貨としてのドルの地位がぐらつく中で、
人民元の自由化と国際化をいつどうやるか、ドル単独基軸制から多極型の基軸通貨体制に
どう移行するかという問題が話し合われた可能性がある。
中国の代表は、欧米と別の「次の覇権国」の人として呼ばれた感じだ。」

ふ~ん、中国が、呼ばれたのか。
世界各国の、ソブリンリスクが、ギリギりの所まで来てるんだな。
ギリシャ、ポルトガル、イタリア、そしてアメリカ・・・
ユーロは論外、日本は、3.11で国力風評被害、米国債が売れているが、
こんな状況で、いったい誰が買っているのだろう?
水面下で中国が米国債を売っていて、それをFRBが買っているのか?
ここまで来ると、やはり中国を無視出来ないのだろうか?
スイスのサンモリッツで6月9日から12日まで行われた会議で
何が決議されたのかは、徐々に分かってくるだろう。

●ビルダーバーグ会議(ビルダーバーグかいぎ、英語:The Bilderberg Group, Bilderberg conference, Bilderberg Club, Bilderberg Society)は、1954年から毎年1回、欧米各国で影響力を持つ王室関係者・欧州の貴族や政財界・官僚の代表者など約130人が、北米や欧州の各地で会合を開き、政治経済や環境問題等の多様な国際問題について討議する完全非公開の会議である。ビルダーバーグ・クラブ、ビルダーバーグ・ソサエティとも呼ばれる。「陰のサミット」と呼ばれることもある。出席者リスト、議題は公表され、欧米のジャーナリストも招待されるが、会議での討議内容は非公開であり記事になることはない。
また、日本を含めて、非欧米諸国からの参加者は中東、イスラエルを除きほとんど存在しない。