ブックレビュー「発達障害の子どもたち」

ご訪問ありがとうございます。





久々に読んだ本の感想なんぞを・・・




ご存知 tannpopohahaさん　にお借りした




「発達障害の子どもたち」著者　杉山登志郎





とってもコンパクトサイズの本ですが



なかなか面白かったです



なにがっていうと



色んな事例が出てくるとこ・・・。




特に就学問題では痛烈にはっきりくっきりと



普通級で無理させるより、その子の発達に応じた



支援級または支援学校へ進学した方が良いといった持論を



実際に担当した子どもさんの成長になぞって語っているところ。




支援学校は専門の免許（この取り方も少し異常ではあるが）を持った教師が




学級運営を行うのと



少人数制が良いところであるが



それでも教師の力量？学校によって



大きく左右されるところもあると明記してあるところ。




私たち親は、ともすればくじ引きのように運命に左右される…



翻弄され・・・一番迷惑をこうむるのは言わずもがな子どもたちだという事実。




それは支援級であろうと普通級であろうと



全般的に言えることであって



今後の日本の特別支援教育の課題であると書かれてありました。







一番、納得したのは



幼児期支援（保育園・幼稚園・または通園施設）において



「幼児期から子どもの自主性を重んじることが子どもの発達をより促進する」



と信じて放置した状態の自由保育において



発達障害の子が、何の手当てもしてもらえず過ごした場合



そのツケは大きくなってから回ってくる。



「幼児教育に従事する者が、後年の子どもたちの様子を知る機会はきわめて乏しいことが大きな問題である。」




この部分。




早期療育の重要性もさることながら



その時期しか子どもを見ていないので



大人になって何につまずき



どういった点に困難を示すのかを知った上で（特性理解）



子どもを保育することが必要になるのに



型にはめた療育方法だから



偏った方法だからと



いつまでも昔の療育をしているだけはおろか



新しいものを知ろうともせずに



さもありなんと批評するような療育者は



私みたいな素人が見ても嫌悪すら感じてしまいます。



表面だけしか見ておらず



本質を何も知らず



過去の亡霊に取り付かれたような療育をする頭の固い人たちが



この地域をダメにしているんだろうなぁと



つくづく思います。




私には大親友の反面教師が居て（笑）



１０年前の悪しき療育方法を実際に体験した子どもを持っている大親友・・・



今、有効な支援方法を学んでいる彼女は



「当時の療育（者）に対して、責任とってくれ！」と心で叫ぶ時があるって言ってました




過ぎてしまったから分かることがあるにしろ



今は昔と違う情報社会



有益な情報をきちんと見極めて



何が大事なのかをチョイスするのは



今、私たち親に一番求められる力なのかもしれません・・・。





私は幸運にも今はきちんと特性支援をしてくださる園に



わが子を通わすことができていますが



たとえどんなところに属そうとも



一番の療育者は親だと思っているので



また頑張って勉強していこうと気持ちを引き締めました（なんか最近こんなんばっかですなｗ）







そして・・読んでて分からなかったことが少しあったのですが




虐待された子が発達障害になる。みたいに受け取れる記述があり



私的には、もともと発達障害を持つ子は、育てにくさから



親が虐待に走る傾向が強いことは



知っていたのですが



虐待を受けて愛着形成の遅れや不全からおこる発達障害がある的に書かれてあって



？？？？？



ちょっとそれは・・・



発達障害は親の育て方が原因みたいに取れる、誤解される懸念があり



私の理解力が乏しいのもあるんですが



イマイチ解読できなかったのです。



読み返す気力もない（笑）








取りあえず、読みたい本が後に数冊できたので



また読書ﾓｰﾄﾞになりそうな予感です

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要チェキラ





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今年はあの　ちゅーぴーママ　とタッグを組んで開催されるそうなのです




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恒例のハギレ市も開催されます


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