Rainbow*Heart

ヤプログさんからのお引越し私的な記録である。

療育手帳再判定@5歳7ヶ月

2012-01-13 00:05:16 | AutismSpectrum









ご訪問ありがとうございます。












療育手帳の期限が1月いっぱいとなっていたので



先日、児童相談所へ再判定に行ってきました



いつもながら15分前に着いたので



待ち時間の支援(これも余暇支援)は



Agのマイブームでもある「爆丸」を持参して



一緒に遊んだりしました



定刻通りに判定士(心理療法士?)さんが現れて



「おはよう」と言うとAgも自然に「おはよう」と言えたので



すぐに「「挨拶できて偉かったね」と褒めました



顔(目)は合わせられないけれど上出来です



それから移動して個室で検査が行われました



私は心理士さんの真向かいに座って黙って見守るのみ・・・



ただし質問の内容とAgの答え全てメモりました(笑)




大まかな内容は



最初に線画の絵を見せて



判定士が指差し名詞を言わせるのですが、これはパーフェクト




笑ってしまったのが



「鉄砲」?「銃」の絵を見て「ガン」と答えたころ(爆)



思わず心理士さんも「ああガンね」と苦笑いw




それから大小の概念



これもパーフェクト。



囲碁石の色分けもバッチリ。



数の概念につていも



視覚的に優位な自閉っ子



そして一度でもやったことのある課題だと口頭指示の意味がわかるので



できました(足し算とか出来ると思ってなかったけど、そういやっこどもちゃんれんじのオモチャで
やったことあるかも)




それから言語オンリーの質問は



答えられる部分と、質問の意味がわからない部分とがありました。



部位は答えられるけど内容については、答えられない



知っている言葉と意味の引き出しをたくさん開けて導き出した答えに



愛しくもあります。親としては・・・でもちょっと笑ったw



次はパズルで見本ありきの模倣なのでパーフェクト。



それからまた言語オンリーの質問



ことごとく視覚的なにかがないとアウト




何か発してもオウム返し(分かっていないときの定番)



ただ「おとうさんは男の人、お母さんは?」と聞かれた時のみ



「女の子」って言ってましたw



これも言語個別指導でやったことある質問



しかしババアな私にも「女の子」なんてありがてーっ(結構やけ気味ww)



要するに形容詞とかはダメな感じ




数字の復唱と文章言語の復唱はできました。





と、まー終始こんな感じで



視覚的情報にはめっぽう強くて



一度でも個別に学んできていることは正しい答えを導き出せましたが



言語のみの質問や、まあ獲得できていない概念は



当たり前ですけどできませんでした。



親として充分に承知しているので特性支援(構造化や視覚支援など)は外せないと



検査を受けるたびに強く思います。



あと面白かったのが、自閉症の特徴でもある



細部に注目するあまり、ほんとうに見て欲しいところをスルーしてしまうというところ



今回の検査の中では




とある絵を見て



「この絵で何か変なところはある?」と聞かれると



正しい答えではない箇所を指差し



判定士さんが「なぜ変なの?」聞くと



「穴が開いてる」って答えるAgwwwwwwwwwwww。



見て欲しいのはそこではないのよw



でも、逆に言うと見て欲しいところに視覚明瞭化(色を変えたり)してあげたり




不要な視覚的情報は消してあげたりすれば



指示に従えたり、求められていることが分かるということ=理解できるということ・・・。




日常の中では何の支障も起こさないで過ごせるってことだと・・・。



そんなことを考えながら



検査の様子を見ておりました



全てが終わり、生活の中での困ったことなど聞き取りされた後



判定士さんが別室で採点に取り掛かり



待つこと15〜20分?






持ってきていた「爆丸」で遊び



余裕のAg



そして・・・結果・・・



「今回の判定では非該当です」 と



全く予想だにしていなかった結果でした



いやっ4割近くできていなかったように思うし・・・



確かに、子供が知的に上がってくれるのは親としは喜ばしいこと



その点では、Agに頑張ったねと褒めてあげて抱きしめてあげました



弱い部分を強い部分で補って生活しているAgにとって



涙が出るほど嬉しいことです。



が・・・



実際問題、手帳がもらえないとなると



知的障害児通園施設であるT園には通えなくなるという大問題が生じます



広島市では(?)悪しき障害者自立支援法にのっとり受給者証を発行するのは



手帳所有の子に限るらしく



これは困ったなぁ〜と、ある意味〜どうにもならない判定に楯突くというか



譲らない態度(でもあくまで柔和にw)相談していると



なんでも今年の4月に自立支援法の改訂があると思われるが



手帳なくても通園施設に通えるように改訂されれば



当面、私ら親子が抱える問題はクリアーになるが



それは蓋を開けてみないと分からないことであるし



それは改訂されることを祈りつつ



もし改訂されなかった場合の対策はどうすればいいのやら?



で30分くらい押し問答じゃないけど相談していて



ひねり出してもらったのが・・・



実は児相独自で、生活に困るお子さんでボーダーの方には特例の措置があり



今のAgの状態(点数的には手帳該当ラインの3ポイントオーバー)であれば



年長以降で適用できる場合もある。とのこと


点数は絶対なのと、その特例措置の年齢も絶対なので



今現在ではやはり手帳は更新できないが



また半年後(検査を受ける感覚は6ヶ月以上あけなければならない)、年長になった時点で



再判定を受けにくるチャンスはある。それも自発的にこちらから・・・。


という情報をいただくことができました




今の通園施設受給者証は、今年の9月まで有効期限があるので



(手帳の有効期限と自動更新の時期がずれているため)



その間に、法改正がどうなったか見守り



ダメな場合は6月に特例措置にかけてまた再判定をしてもらう



それでもダメだった場合は



引越ししてでもT園に通うつもりではいます(旦那には聞いてませんがwww)



それが私の決意でもあり



子供の権利を守る親としての務め。



来年度は小学校へ上がる、これまた大事な時期



その前の半年間がいかに大事な期間か



適切な支援のない集団の中で育てるには



リスクが大きすぎます




と・・・ここまで頭の中を整理していて



T園のような適切な支援を行う機関は少ないので



適切な支援を受けられない子供たちのことを思うと心が痛みます




特性を考慮し配慮した教育機関・保育園・幼稚園・・・関係部署全て



当たり前のように特性支援がベースになってくれたら



すべての子供たちの学ぶ権利を守れるのに・・・



私も、Agの成長を手放しで喜べるのに・・・。





でもまー、やるべきことは全て対処したいと思います。



最悪どう転ぼうと



Agによりよい支援が継続して受けれるように



私も頑張り続けたいと思います








参加イベント




mignon*marche’

日時:2012年2月24日(金) 
    10:30~14:30

場所:安芸区民文化センター 1階ギャラリー
   広島市安芸区船越南三丁目2番16号 
   




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