雷神の街歩き

高電圧機器を点検しながら東京の街を歩いています。
雷神の見た街の片隅の電気設備を紹介するページです。

雷神住宅用分電盤を考える(その1)

2013-09-24 14:57:45 | インポート

一般家庭では玄関や廊下などに設置されています。
分電盤内には3種類の目的の異なるブレーカが取付けてあります。

(1)アンペアブレーカ(電力会社との契約ブレーカ)写真左側の灰色で大きいもの。
(2)配線用遮断器(安全ブレーカ)右側に小さいものが上下に並んでいる。
(3)漏電遮断器(漏電ブレーカ)中間上のやや大きいもの。

ブレーカがたびたび落ちるのにはいくつかの原因があります。
それを見つけるには、まずどのブレーカが落ちるかが問題になります。
(1)アンペアブレーカが落ちる
家電製品を一度に多く使いすぎ、契約アンペア(A)を超えてしまうと切れます。
この場合は、同時に使う家電製品を減らすことで解決できます。
ただし、頻繁に切れるようなら、電力会社に申し出で、契約アンペア数を上げる必要があります。
契約アンペア数(A)はアンペアブレーカの色でわかります。
東京電力の場合は次の7種類です。
10A:赤、15A:桃、20A:黄、30A:緑、40A:灰、50A:茶、60A:紫

(2)配線用遮断器(安全ブレーカ)が落ちる
コンセントなど、同じ回路で使いすぎると落ちます。
この場合は、違う回路のコンセントに機器を振り分けて使うようにしましょう。
一つの回路の容量は20Aです。

(3)漏電遮断器(漏電ブレーカ)が落ちる  (次回にします)

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