いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

犬吠埼マリンパーク

2006年04月23日 | 動物園・水族館
犬吠埼灯台の次は、犬吠埼マリンパーク

下の写真や、独自ドメインを持っていないことから推測できるように犬吠埼マリンパークはそんなに大きな水族館ではない。建物は小さくないが、飼育されている種類や個体数も少なめ。
イルカ(2)

こう書くと、何やら行く価値のない水族館のように思えるかもしれないが、さにあらず。イルカプールが小さい(※)のは、裏を返せば間近でイルカを見ることができるということであり、イルカが思い切りジャンプするとほとんどの席まで水しぶきが飛ぶということでもあるのだ。
※4頭のイルカ(うち1頭は子供)にとって十分な広さなのかは分からないが。

まぁ、水しぶきは電子製品なんか持っていると痛いことこの上ないが、一番高い席からでもプールはそんなに離れていないので水しぶきがどうしても嫌な人は、そういったところから見ればよろしい。

ちなみに、冒頭の写真はプールの裏側から撮ったもの。席はないが、イルカのジャンプする姿を撮るには結構良いポイントかと思う。スピーカーの音量や向きの関係で、飼育係の話が聞こえなかったり、正面ステージ近辺で行われていることはほとんど見えないという欠点はある。その代わり、下のような光景が間近で見られる。
ステージ裏から



【以下工事中】


アザラシとヤシ カクレクマノミ

インドシナウォータードラゴン

オニダルマオコゼの食餌

銚子電気鉄道

犬吠埼灯台

2006年04月23日 | 外出
犬吠埼マリンパークへ行くついでに犬吠埼灯台へ行ってきた。両者は数百メートルと離れておらず、本当に目と鼻の先。

冒頭の写真は笹川財団(公称: 日本財団)の援助で作られた灯台資料展示館に展示されている灯台のレンズ。建設当時のものを復元したものらしい。建設当時のものは先の大戦で破損してしまったそうで、それがどの程度利用されているのか、それとも全く新しいものなのかは、説明書きでははっきりしなかった。

この写真では大きさがよく分からないが、高さ2.6m、直径1.9mもあるそうだ。重さは分からないが、間違いなく非常に重いだろう。昔は、これを人力で(正確には回転させるための重りの巻き上げを人力で)回転させていたのだから、非常な重労働だったことが想像される。

灯台のレンズなのだから、光を遠くまで届けてくれなくては話にならない。レンズの中には電球が置かれていて、それをレンズ越しに見ると大きく、また、明るく見える。どういう造りなのか詳細は分からないが、良くできてるもんだ。
レンズ(1) レンズ(2)

犬吠埼灯台は、本当に崖っぷちみたいなところに建っていて、尚かつ登ることができるので、外から見る姿も良いし、登って目にできる見晴らしも良い。あ~る君もどうせなら犬吠埼灯台に行けば良かったのに。
灯台(1)

正面から見ると3ヶ所扉があるが、真ん中が上への階段入り口で左右の扉は資料室(上掲のレンズが置いてある資料館とは異なる)への入り口。真ん中の入り口上部にはプレートが掲げられていて、「明治 七年 甲戌 十一 月十 五日 初點」と読める。階段は螺旋状に99段。九十九里浜にちなんだ段数だとか。
灯台(2) プレート 階段

登り切ると太平洋を一望できる。水平線が弧を描いているので地球の丸さを実感できるそうだ。私は眼鏡をかけているので視野が狭く今一つ分からなかったが。なお、下の写真の水平線が丸いのはセミ魚眼レンズで撮影しているため。
丸い水平線

上の水平線の写真の下の方に写っているのが霧信号所。要するに、霧笛を鳴らす所。左下の写真は日本初の霧鐘(明治10年使用開始)。重さは1.7tもあり、蒸気式の霧笛が採用される前の青森県の尻屋崎灯台で使われ、その後も昭和12年まで北海道の葛登支岬かっとしみさき灯台で使われていたそうだ。
霧鐘 霧信号所