臥竜公園へ桜を見に行ったついでに小池千枝コレクション 世界の民俗人形博物館へも行ってみる。
現在は「懐かしの大正ロマン人形」展を開催していて、冒頭の夢二風町娘や下の童女をはじめ、大正の風俗を感じさせる様々な人形が展示されている。これらは基本的に陶器製の人形に着色したもので、その細工の細かさや着色の繊細さが素晴らしい。
「懐かしの大正ロマン人形」は企画展だが、それ以外にも様々な人形が展示されている。そもそもが小池千枝文化服装学院名誉学院長のコレクションなので、下のアルザス地方の民族衣装をまとった人形のように、世界各地の風俗・特色を色濃く反映したものが多い。また、そのままズバリに衣装も展示されている。
その一方で、人形としても面白いものも多い。もちろん、これらの人形も作られた国や時代の風俗を反映しているので単純に分けることはできないのだが。
左下のビスク・ドールは作製された当時(1870年代)の衣装のまま。真ん中下のビスク・ドールは衣装箱を持ち、帽子やスポーツウェア、エプロンなどが収納されているそうだ。また、右下のドールハウスの人形が着ている服は、フランス伝統の名門校の制服とのこと。
下の2体のプドワール人形は1920年代のフランス製。
上掲のような時代を感じさせる人形が展示されている一方で、比較的新しいものとしては中原淳一のフランス人形(振り袖を着ている)や、エルテの「黒のシンフォニー」の人形なども飾られている。(この2点は著作権的に問題が出そうなので写真は割愛)。
中原淳一のフランス人形は、何と言うか、人形に表れている中原淳一の感覚が凄い。「黒のシンフォニー」は『ファイブスター物語』のファティマの源流だね。
そして、一番奥の展示室には現役の作家 戸田澄江展「今日も、明日も、一生懸命。」が開催されている。この部分は撮影禁止なので具体的に写真で示せないのが残念だが、「なるほど、こういう立体でないと表現できないものがあるのだな」と妙に納得させられる。つまり、前から横から後ろから上から下から見る意味のある作品ってこと。
これらの作品は一部を除き販売されているの(2-3万円程度)で、気に入った人は買ってみるのも良いかもしれない。多分、その価値はあるはず。
現在は「懐かしの大正ロマン人形」展を開催していて、冒頭の夢二風町娘や下の童女をはじめ、大正の風俗を感じさせる様々な人形が展示されている。これらは基本的に陶器製の人形に着色したもので、その細工の細かさや着色の繊細さが素晴らしい。
「懐かしの大正ロマン人形」は企画展だが、それ以外にも様々な人形が展示されている。そもそもが小池千枝文化服装学院名誉学院長のコレクションなので、下のアルザス地方の民族衣装をまとった人形のように、世界各地の風俗・特色を色濃く反映したものが多い。また、そのままズバリに衣装も展示されている。
その一方で、人形としても面白いものも多い。もちろん、これらの人形も作られた国や時代の風俗を反映しているので単純に分けることはできないのだが。
左下のビスク・ドールは作製された当時(1870年代)の衣装のまま。真ん中下のビスク・ドールは衣装箱を持ち、帽子やスポーツウェア、エプロンなどが収納されているそうだ。また、右下のドールハウスの人形が着ている服は、フランス伝統の名門校の制服とのこと。
下の2体のプドワール人形は1920年代のフランス製。
上掲のような時代を感じさせる人形が展示されている一方で、比較的新しいものとしては中原淳一のフランス人形(振り袖を着ている)や、エルテの「黒のシンフォニー」の人形なども飾られている。(この2点は著作権的に問題が出そうなので写真は割愛)。
中原淳一のフランス人形は、何と言うか、人形に表れている中原淳一の感覚が凄い。「黒のシンフォニー」は『ファイブスター物語』のファティマの源流だね。
そして、一番奥の展示室には現役の作家 戸田澄江展「今日も、明日も、一生懸命。」が開催されている。この部分は撮影禁止なので具体的に写真で示せないのが残念だが、「なるほど、こういう立体でないと表現できないものがあるのだな」と妙に納得させられる。つまり、前から横から後ろから上から下から見る意味のある作品ってこと。
これらの作品は一部を除き販売されているの(2-3万円程度)で、気に入った人は買ってみるのも良いかもしれない。多分、その価値はあるはず。