いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

まきえもん

2006年02月28日 | 雑記
ここ10日くらいですっかり雪も融けたので、自転車で外出することが多くなった。そんな中で目にしたのが、「まきえもん」なる機械。

動作しているところを見ていないのだが、真ん中あたりにある口から融雪剤を自動的に撒くらしい。前田製作所の製品紹介のページによると、散布可能範囲は左右それぞれ15m、前方11mとかなり広範囲だ。

『TAMALA 2010』

2006年02月28日 | 映画・ドラマ
何の予備知識もなしで見ると訳分からないと思う。あったからと言ってよく分かるとも思えないが、何も知らない状態で見ると、人によっては苦痛だろう。

TAMALA2010 a punk cat in space

アミューズソフトエンタテインメント

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TSUTAYA DISCASにあるこの作品のレビューは悲惨を極めている。もちろん、借りる前に目を通してあるので覚悟していたのだが、レビューから予想していたほど酷い代物ではなかった。まぁ、1,800円出して映画館で見るかと訊かれたら、否だが、レンタルして見る分には問題ないでしょ。

どういったストーリーかを見る側が整合的に語るのは難しい。と言うか、作った側もそんなことは望んじゃいないと思う。もし、そんなことを望んでいるのであれば、無茶もいいところ。みそ汁で顔洗って出直して来い、くらいのことは言われても仕方あるまい。

公式サイトのストーリーを見ると、確かにそういうストーリーなのは理解できるのだが、作品から受け取る印象はかなり異なる。また、作品のラスト10分くらいの所まで行かないと分からない話が何気なく書かれていたりする。少なくとも、この映画だけを見ていたら、こんな話だとは思わないだろうな。

絵柄のポップさとはかなりギャップのある殺伐とした世界が舞台なので、少なくとも、その点だけは了解しておく必要はある。例えば、バットで頭をかち割るシーンが何回か出てくるし、登場人物全体に共通して、正体不明かつ発散方法不明のフラストレーションが蓄積されている。

作者の言わんとしていることは何となく分かるのだが、それと同時に、それが分かられちゃ、この作品はお終いって部分もあって、そのあたりは適当に飲み込んで見る必要があるかな。

多分、15分くらいの短編ものとして作られていたら称賛されただろう。罵詈雑言を浴びせて「見て損した」と切って捨ててもいいが、それだけに留まらない引っかかりも感じる。