駄句をひねり出す

母親が老人大学(この名前もどうかと思うが)で川柳の教室に参加している。宿題のお題は「水」だそうで、こちらにも何かひねり出せと言ってくる。仕方ないので、いくつかひねり出す。

水虫も いんきんたむしも 同じもの
水虫を 直すための 日光浴

「汚い!」と言われ却下。じゃぁ、ってんで、

逃げ水が ゆらゆら揺れる 夏の午後

とやったら、上品過ぎるそうだ。川柳なのでユーモアが必要と言う。他にもいくつかひねり出したのだが、そもそも自分でひねらなきゃ宿題の意味がないでしょ。

それに、私がひねると冒頭の汚い句や

水死体 ミシュランマンに 似ているぞ

なんていう人格を疑われかねないものばかり出てくる。


少しはまともな句も出てきたのだが、最後に野口宇宙飛行士の船外活動を記念して一つ。


水中で 宇宙遊泳 練習中