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ジプシーキングスと鬼平犯科帳

2016-05-04 18:53:16 | 日記
 

池波正太郎の作品「鬼平」は有名で今もテレビで、再放送をやっている。
中村吉右衛門の演技が見事に合っていて、面白くみられる。
私が、今日お話したいのは、番組の最後に流される曲がジプシーキングスの曲でラテンなのに
それが妙に時代劇に合っているという感動のことなのです。なぜなのだろう。番組
最後の映像は、日本の江戸の四季をイメージしたものでそのバックにジプシーキングスの
音楽が流れてくる・・・劇の結末が人間の悲哀を表し、それをみるものが思い返して味わう
ように、流れてくる。ギター曲の激しさとその中に人生はこういうものだと俯瞰するような、そして、
哀れさを受け止めるような表情・・・劇を見終わって、ぼーっとその曲を聴いているとなにか
気持ちが和んでくる・・・
ジプシーキングスの「インスピレーション」という曲だが、聴くたびに、映像とぴったりして感動
している。日本人もラテン系の人も心の喜怒哀楽の心持は、同じなんだな、と感じさせる。
時代劇が嫌いな人も一度「鬼平」の最後のところだけでも見て味わってほしいと思います。
こういうものを味わうと大衆の映像芸術だな、という感じがします。
   
 

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