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『旧約聖書』の神は宇宙から来た: ある聖書翻訳家の至った結論

2017-01-04 19:07:05 | 歴史
マウロ・ビリーノは10年以上も、聖書出版の大手<サン・パウロ出版社>のために
『旧約聖書』17書をヘブライ語からイタリア語へ翻訳・監修する仕事に携わって来た。
彼の使命は古代の言語が言い表す事をできるだけ忠実に現代の言語に映す仕事
だった。それをどう解釈するかは高位聖職者や枢機卿の問題だった。

この誠実な翻訳家が<サン・パウロ出版社>の仕事を干されたのは「翻訳を通じて
得た見解を著書の中で語り始めた時で、そこに協会の協議の路線と一致しない
内容が認められた」からだった。これを機会にビリーノは、協会が隠そうとする、しかし
聖書が言っている事を講演や著書で、手綱も轡もなしに語りはじめた。では、彼が
辿り着いた結論とは?『旧約聖書』は宇宙から来た人々が地球で生物創造の実験
をした歴史の記録である!

「古代の宇宙飛行士」説を聞いた事がある人、ゼカリア・シッチンの本を一冊でも
手に取った事のある人なら、この節のテーマは問題なく消化できるだろう。しかし、
ビリーノの場合、『旧約聖書』を一字一句読み取る能力にかけては誰にも文句を
つけられない、という点で、これまでの「古代の宇宙飛行士」説とは格が違うように
思える。

彼は、自分の印象や思想で『旧約聖書』を新解釈しているわけではない。原文が
その時代の文化環境の中で、その時代の制約の中で、何を言おうとしたかを、
刑事事件を捜査する検事のように厳しい目で審査するのが彼の情熱である。
こちとらの思考様式を」押し出すのではなく、それを抑制して、向こうの思考様式
に入り込むのが翻訳者の才能である。

だから、彼の聖書翻訳が出版される時には、翻訳と比べてつねに原文を提示し、
読者がその一字一句を対照する事ができるようになっている。このような謙虚な
作業に馴れた人の、無我な仕事の中から、これまでの聖書解釈を根本的に」
覆すような全く新しい仮説が、モザイクが埋められて行くよう浮き上がって来た
のだ。(レオ・ザガミ記 :秘密結社イルミナティのグランドマスター、フリーメ
イスンの33階位。33階級が最上位。現在イルミナティの腐敗を告発している。
http:://www.leozagami.com/)

─『さあ、宇宙人の声をききなさい』中丸薫 レオ・ザガミ 山ノ内春彦訳
  ヒカルランドより

■イタリアのフリーメイスンの高位の人の発言がわかるこの本は面白い。
ジャーナリストであり、霊能者でもある、天皇家のつながりのある中丸薫さんだが
高橋信次氏に出会っているがそのあとの動きが日本であったことは残念ながら
ご存知ないようだ。ずっと著作を気をつけて拝見させていただいてきたがそう見える。
それは、残念なことだ。それぞれの役割の方がぴたっと出会い、大きな動きとなって
啓蒙されるのは、いつの時代も紆余曲折があり、困難な状況がやはりあるのだろう・・・
高橋信次氏の発言から千乃裕子氏へのつながりが日本ではあった。1970年代~
1990年くらいまでのことである。『天国の扉』『天国の証』『天国の光の下に』
の三部作がたま出版より出ていた。(現在でも出版社が変わり求めることはできる、
しかし、高橋、千乃のどちらの方もなくなられたので、その後の出版物には、お二人の
考え方がストレートに出ているとは断言できない)
イタリアでも気づき出したように、古代には、宇宙人の入植があり、戦いもあり、
それが治まり、すぐれた宇宙人が天上世界(四次元以降)へ移り、三次元では、
神と呼ばれる形になったことが、紹介した天国の三部作にも出ている。その内容は、
驚くべきものだ。単なる宗教ではなく、現代科学と哲学を宗教観をもって取り合わ
せたようなものだ。



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