ただ生きるのではなく、よく生きる

自然の法則をとらえ、善(よ)く生きるために役に立つ情報を探して考えてみる

情報リテラシー「情報を使いこなす力」の能力が求められる時代

2017-10-07 17:20:04 | 政治
フルフォード    僕の考えではマスコミには3種類の人間がいます。まず1つ目は、記者の
           フリをした工作員で、CIAから給料を貰っているような人達です。2つ目が、
           おかしいと思いながらも毎月の給料を失うわけにはいかないから、心を痛め
           ながらも従っている人達。3つ目が、完全に洗脳されていて、いまだにビンラディンが
           9・11をやったと信じているような人達です。日本人に限らず欧米人でもそうです
           けど、やっぱり自分の給料や地位、家族のことが大事だから、自分の仕事
           だけに専念して余計な物を見ないようにしている人が多いのです。

山口        そうですね。気持ちはわかりますよ。家のローンとか、子供の養育費とかを
           考えれば仕方がないというのはわかりますけどね。

フルフォード    軍人は引退するといろいろなことを言い出すけど、現役の時はやっぱり自分の
           年金や子供の学費のことなどを考えてしまう。結局みんなお金によって縛られて
           いるから、見て見ぬふりをして黙り込むしかないのです。

山口        9・11の捏造を知らない人達は、まだまだ大勢いるんですよ。インターネットの
           おかげでそういう人もずいぶん減りましたけどね。マスコミが取捨選択した情報
           だけを鵜呑みにするのではなく、いろいろな情報を並列に置いて、そこから自分で
           考えて選択していくべきなんですよ。

フルフォード    僕はジャーナリストだから、情報とは直接見て会って聞いて入手するものだと
           考えています。もちろんすべてを自分1人で見聞きすることは不可能です。
           では、僕がメディアを見る時にどうするかというと、たとえばウクライナ情勢に
           ついては、ロシアのリアノーボスチ通信、ロシア・トゥデイ、ニューヨークタイムズ、
           AP通信を見ます。両側のニュースを見比べて参考にするわけです。

山口        最近僕はボイス・オブ・ロシアを見ているのですが、そこのニュースで「アメリカ
           がエボラウィルスの知的所有権を持っている」というものがあったんですよ。
           これはエボラはアメリカが作った細菌兵器だということを暗に言っているわけです。
           こういうニュースは日本やアメリカのメディアには絶対に出てこないですからね。
           やっぱり立場が違う人達の視点からのニュースを見ないと、真実も見えてこない
           ですよね。

フルフォード    例えばマレーシア航空17便がウクライナで撃墜された事件では、ロシアは
           ウクライナが撃墜したと、ウクライナはロシアが撃墜したと主張しています。
           両者の主張の中で共通しているのは、「撃墜された」ということだけです。
           記者としてはそういう場合は、双方の主張を書いて、あとは読者の判断にまかせる
           しかないのです。

山口        たとえば盧溝橋事件もそうですよ。中国側の主張、日本側の主張、客観的事実を
           書いて、あとは読者に考えてもらうべきです。今は、情報リテラシーの時代なんですよ。
           日本人はこれまでテレビや新聞の出す情報を鵜呑みにしてきたのですけど、それを
           咀嚼して自分で考えて自分なりの真実を出すというリテラシー能力のある日本人が、
           少しずつですけど増えているんです。リテラシー能力のある人が増えていけば、
           それは同時にこの社会の嘘や歪みを分かってくれる人が増えていくことを意味します。

フルフォード    今はネット時代でいろいろな人がいろいろな書き込みをしていますが、やはり
           現場にいた人が肉眼で見たレポートを大事にしなくてはなりません。たとえばAP
           通信はプロパガンダをよくやるから信用しない人も多いですけど、必ず現場に
           記者を送り込むから僕はみるようにしているんですよ。そこには生の情報が出て
           いますからね。、
           もう一つ大事なことは、大きな事件が起きた時に「真実は最初に出て、後から
           隠蔽される」ということです。オウムのサリンテロの時に、北朝鮮から謎の液体を
           つけた気球がいっぱい飛んできたという時事通信の報道が、その日のうちに消えて
           しまったわけです。事件の会った直後に、地元紙で校長が事件について証言
           している記事が掲載されたんですよ。しかし、その後に出た全国紙の記事では、
           なぜか校長も犠牲者の1人になっているんです。それで僕はこの事件は捏造だと
           気付いたわけです。

山口        秋葉原通り魔事件ってありましたよね。犯人は白昼の秋葉原の雑踏にトラックで
           突っ込んで、さらにナイフで何人も刺し殺した事件です。実は知人があの現場に
           いたんですけど、彼の話では発砲音が聞こえたそうなんですよ。報道によると警官も
           犯人も発砲していないのに、彼は発砲音を確かに聞いたと言っているんです。
           同様に現場に居合わせたという人のブログを詠むと、小太りの男が笑いながら
           血だらけになって刺していたという内容の書き込みがあるんですよ。しかし、犯人は
           かなりやせていて、どう見ても小太りには見えない。報道されていることと、現場
           にいた人達の話は、かくも違うのかと思いました。この事件に限らず、カットされて
           情報は多いんだろうなとつくづく思いますね。

─『超陰謀論』 山口敏太郎 ベンジャミン・フルフォード著 青林堂刊

リテラシー(英: literacy)とは、原義では「読解記述力」を指し、転じて現代では「(何らかのカタチで
表現されたものを)適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」という意味に使われるようになり、
日本語の「識字率」と同じ意味で用いられている。 ちなみに、古典的には「書き言葉を正しく読んだり
書いたりできる能力」と言う限定的に用いられる時代もあった。
情報リテラシー(じょうほうリテラシー、information literacy)とは、情報 (information)と識字 (literacy) を
合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。「情報活用能力」や
「情報活用力」、「情報を使いこなす力」とも表現する。したがって情報リテラシーとは、情報を主体的に
選択、収集、活用、編集、発信する能力と同時に、情報機器を使って論理的に考える能力が含まれている。
"情報=IT"との連想やインターネットの利用時において情報リテラシーが要求される等の理由から、
しばしばコンピューターリテラシーと混同される。しかし、本来必ずしもコンピュータと直結するものでは
ない。(ウィキベディアより)

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