私の親友Mがフランスに住み始めてもう５年。料理を本場でやりたい、と日本を出発してから、もうそんなになるんだねえ。今じゃフランス語もしっかり話せるし、生活にもとけ込んでるようで、パリにいても、道を聞かれたりするんだとか。もうすっかりパリっ子じゃん！
そんな友人が今回3月14日に３週間の予定で帰国。おまけにカッコいいフランス人の彼を連れて。そういえば、事前にメールで教えてくれてたそうなんだけど、私すっかり見逃していて、会う当日に聞いた時はものすごく驚いたんだ。初めましての彼は、フランスとベルギーのハーフだそうで、日本語は全く話せない。なので、会話はそのMにフランス語に訳してもらって進んでいく感じ。最初は緊張しちゃったけど、食事の途中からはて？英語はどうなんだろう？と思い聞いてみると、「オフコース！」の返事。そっか～んじゃ英語で会話してみよう、と思ったものの、、、以前ならカタコトでももう少しまともだったろうに、私、さっぱり英語が出来なくなってました。
いや、最初から全然出来ないのよ。学校で習っただけだし、大人になってからは全く話す機会ないし。でも、10年前にニューヨーク行った時には、喋れないなりに、それなりな感じだったと思うんだけどなあ！
彼が話す英語は少し訛りがあるように感じたけれど、会話は十分成立してるし。自分の語学力の無さに幻滅。苦笑。
別れ際、今度会う時までに私英語勉強しとくから、君は日本語勉強しといてね。とカタコトで伝えたのでした。
帰国の３日前に地震があって、心配してメールをくれたM。周囲の皆は心配をして、今日本に行かない方がいいんじゃないかって言われたみたいなんだけど、それでも来てくれた彼。お互い言葉の壁にぶつかりながらも愛しあってる二人を見て、私とっても嬉しかったんだ。幸せをわけてもらったよ。昨日フランスに帰っていってしまいました。ああ、私はいつになったらフランスに行けるんだろう。
サルコジさんも来日されてたね。友人が向こうにいるからって、ただそれだけの理由だけど、私にとってフランスは少し身近な国。日本のアニメや漫画も大人気だって聞くし。フランスの皆さん、いや、世界の皆さんこれからも日本をよろしく。今は観光客も激減してるけれど。日本は相変わらず美しいよ。桜が満開になる季節もそろそろです。
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