不条理み○きー

当面、きまぐれ一言法師です

『タイツの怪人』

2004年07月06日 23時55分29秒 | Tokusatsu
 最近の『怪人』が硬い。
 というか『仮面ライダー』の話なのであるが、新シリーズがハイビジョンで撮影されるようになって以来、どうしても『硬質』のイメージが付きまとう。

 「ハイビジョンなのでねぇ、怪人もリアルに見えるよう気を使うんですよ。」
 確か、今は無き「トゥナイト2」が、「新ライダー」を取材したときの工房の人の弁である。(記憶では)

 まあ、ぶっちゃけ、ハッキリクッキリになった「怪人」の肌が、タイツ地では「情けない」と言うことなのであろう。
 んで、そういえば、最近リメークされて「2」まで出てしまった「スパイダーマン」も、タイツ地ではなくて、ゴムとも皮ともつかない生地になっている。

 「スーパーヒーロー」が、アップになるとタイツ地では、様にならないと言うことだろう。

 でもね。
 如何せん、生地や素材は、それぞれの特性を持っている。
 CGで大幅に動き自体を加工されている「スパイダーマン」はまだしも、最近の「ライダー怪人」の動きは、硬くないか?

 「タイツ怪人」たちは、いろんな角が出ていたり、ポッチがあったりしたけれど、実にのびのびと動いていた。
 それはそうであろう、一番伸びるひじ、ひざ等が「タイツ地」むき出しの怪人が大半であったのだから。

 半分意地のこじ付けもあるが、^^「タイツ地」だったからこそ、あの手に汗握る「ライダー」との対決シーンが演出できたのだと思っている。

 実は、今回の素材による違和感は、過去の「ライダー」シリーズで何度か感じた問題でもある。
 第一シーズン(とは言わんか^^;)で、いきなりフルラテックスの怪人「トカゲロン」が登場したとき、やはり同じように「ぎこちないなぁ」という感想を持ったことを覚えている。

 まあ、当時に比較すれば、素材は格段に進歩しており、素人でも「ストレッチ・エナメル」のような素材を入手できるご時勢である。
 「硬質の怪人」たちも、試行錯誤の上、また新しい展開を見せるのであろうけれど、私としては、あの「役者」さんの筋肉の動きが浮き出て、汗が香りたちそうな「タイツ地の怪人」が、はやり好きなのである。

 もちろん、それを「女性」が着てくれれば、言うことなしである。^^v
#それが、本音だな^^;;

 ところで、今回は「タイツ地の怪人」代表として、「サラセニアン」に登場してもらったけれど、実は別の意味でも、私はこの怪人に魅せられていた箇所がある。
 けれど、それはまた、別の機会に。

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2 コメント

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だから (FC)
2004-07-07 10:57:42
それだから最近の戦闘員さんが強く早く見えるんでしょうか?

デカレンの名乗り場面が早送りに見えたりw

サラセニアンといえば

数少ない当時のメイキング写真で夜の撮影の出番待ちの時

風呂上りの女性のように胸からバスタオルを巻いて棒立ちしてるのがあったような?

寒かったんでしょうねタイツ。

でも詳しくはまた別の話で。
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きっと激寒ですよ (ぷよぱぱ)
2004-07-08 01:27:18
>FCさま

 タイツ地って、基本的には暖かいんですけど、吹きすさぶ風とかに長時間当たっていると寒いんですよね。

 うちのHPの「着ぐるみショー」のラムちゃんも、私がカメラを向けると脱いでくれたのですが、寒すぎて「スタジャン」着て、サイン会をしていました。^^

 真冬だったのでね。
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