不条理み○きー

当面、きまぐれ一言法師です

夢見るモンスター

2007年08月14日 23時59分00秒 | Tokusatsu
 映遊クラブ 『ドリームモンスターチャオ』  もし、ここを引き払うにしても、こいつのレビューだけはやっておかねば、と思っていた。  ついに発売されたことも知っていたし、わざわざ、壱男氏からもコメントでお知らせがあった。  にもかかわらず、これまでちゃんと見る機会を持たなかったのは、ひとえにおいらの怠慢である。  ご連絡いただいていた壱男氏には、本当に申し訳なかったと思っている。  やっとの事で . . . 本文を読む

きてるよね、由美かおる

2006年11月15日 23時30分11秒 | Tokusatsu
 当ブログの数少ない人気記事、「やっぱり、すごいよ、由美かおる」の続編を書く日が来ようとは、誰が想像しただろう?  もちろん、切っ掛けは大塚製薬の、ウレパールプラス ジェル20 のCMである。  しかも、彼女は、今年でデビュー40周年。  これを「きてる」と言わずに、なんと言えばよいのか見当もつかない。    もう、これ以上、語ることは何もない。  自分で、その現実を見つめて欲しい。 CM . . . 本文を読む

「じゅぶないる」

2006年11月09日 23時35分29秒 | Tokusatsu
 本来の意味は少年期。  転じて児童文学の意味で使われている。  最初から、「大人の娯楽」として作られていた「ゴジラ」に対して、「ガメラ」は、第一作から「子供」に対しては「味方」という図式が組み込まれていた。  TVでの特撮シリーズの成功が、逆に「怪獣」作品=子供向けという図式を強めることになり、「ゴジラ」でさえ「子供の味方」へと「凋落」していく中で、当初からその図式を内包していた「ガメ . . . 本文を読む

「リメイク流行(ばやり)」

2006年11月07日 00時21分59秒 | Tokusatsu
 何年か前から、昔、流行った特撮作品をリメイクするのが流行っているが、個人的には映画的には「平成ガメラ」、TVとしては「ウルトラQ ~DarkFantasy~」が、ちょっと良かった位で、他は旧作を超えてないかなぁ、等と思っている。  ちなみ、「ゴジラ」は、リメイクしたこと自体と、継続して作ったこと貳異議があると思っているので、出来についてあれこれは言わない。(あれっ?先日、何か言ったような?! . . . 本文を読む

「再構築」

2006年10月30日 01時04分11秒 | Tokusatsu
 某氏より「メイキング大当たり」の報を受け、慌てて購入したのがゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃である。  と言う訳で、喜んで扉絵には、バラゴンから首を出すスーツアクトレス「太田理愛」嬢を掲載しているが、割とマジメな所感中心ですので悪しからず。^^  例によって、ネタバレしないように注意するが、先入観を持ちたくない方は、以下、読まないでください。  では、改めてタイトルクレジット。 . . . 本文を読む

「大佐に敬礼」

2006年05月30日 09時56分58秒 | Tokusatsu
二枚目俳優の岡田真澄さんが食道がんのため70歳で死去 (サンケイスポーツ) - goo ニュース  幼い頃に憧れていた方の訃報に接すると、一日へこんでしまう。  しかも、先日書いた記事で紹介した「緯度0大作戦」にも出演されており、特典のオーディオコメンタリティで、元気な声を拝聴したばかりだったので、ショックはなおさらである。  私にとって岡田真澄氏は、なんと言っても「マグマ大使」のマモル(江 . . . 本文を読む

「ステラ」

2006年05月07日 23時59分29秒 | Tokusatsu
 新緑の季節を迎え、テンプレートもそれらしく変えて、最初に何を書こうかと思いあぐねているところに、訃報が飛び込んできた。  特撮ファンには、魔女役、女王役でお馴染みの曽我町子さんの訃報である。  個人的に、印象深いのは『デンジマン』のへドリアン女王である。  それまでの敵のボスと言えば、オトコの首領が相場であった物を、唐突に陽気でかつノリノリの女王が登場したのだから、当時のインパクトは強かっ . . . 本文を読む

「ヒーローは・・・」

2006年05月01日 23時52分31秒 | Tokusatsu
 緯度0大作戦を見た。  1969年、日米合作で作成されたこの作品は、円谷の特撮が余すところ無く堪能できる作品である。  ミニチュアを使った撮影では、「ウルトラセブン」「マイティジャック」と培ってきた技術が遺憾なく発揮され、「α号」が接岸する「緯度0」のドック等も細やかに作られている。  特に主役の潜水艦「α号」と、敵艦「黒鮫号」は、デザインも秀逸で、数ある東宝特撮メカの中でも高い人気を保 . . . 本文を読む

「理由(わけ)」

2006年03月16日 23時45分38秒 | Tokusatsu
 いわゆる『早過ぎた名作』などと言う物がある。  優れた水準なのに、それが世に出た当時は理解されず、埋もれてしまった作品のこと等を指す。  今日、久しぶりに見た1968年に円谷プロとフジテレビで作成された「マイティジャック」も、「円谷特撮の最高傑作」と評されながら、低視聴率に苦しみ途中から相次ぐ路線変更をした挙句に終わってしまった作品である。 「マイティジャック」は、当初、「特撮」を主体とし . . . 本文を読む

「マークは・・・」

2006年03月01日 02時44分58秒 | Tokusatsu
 ご存じ、初代ウルトラマンに登場する科学特捜隊の通信機内蔵のバッジである。  ただでさえ、その頃の子供は、バッジやワッペンが大好きだったのに、それに通信機が付いているのである。  ウルトラマンの劇中で、ハヤタ隊員がすっとアンテナをのばし、 「キャップ、こちらハヤタ。」 なんて言うシーンを見る度、「欲っしー!」と羨望の目で見つめていたモノだ。  当時、まだ、キャラクターグッズ商売というモノが、あ . . . 本文を読む

「むかしのエリー・・・」

2006年02月25日 23時56分33秒 | Tokusatsu
この扉絵。  タイトルで、既にピンと来た方もいるだろうが、以前、「美人アンドロイドは・・・」で紹介した、エリーこと満島ひかりちゃんの小学生の頃である。  このあどけないひかりちゃんが登場するのが・・・ . . . 本文を読む

「世界観」

2006年02月22日 23時56分43秒 | Tokusatsu
 所謂、「シリーズ物」の中で、同一の背景や設定を使ったモノで大切なのが「世界観」である。  例えば、「STAR WARS」は、銀河の星々が「帝国」と「共和国」に別れているという「世界観」があるし、同じアメリカかの宇宙ものである「STAR Trek」の場合は、「連邦」と「クリンゴン帝国」と、更にそれ以外、という風になっている。  もちろん、時代背景による「世界観」の変化はあるが、それが守られて . . . 本文を読む

「造形のこだわり」

2006年02月08日 23時46分40秒 | Tokusatsu
 知る人ぞ知る特撮界の巨匠、雨宮慶太監督の「鉄甲機 ミカヅキ」を、やっと手に入れてまともに見ることが出来た。  ストーリーについての感想は、ちょいとまだ、纏まっていないので、つぎに回すとして、今日は「造形」の話。  扉の絵は、超古代王国ガイラの国の神官「ザメ」である。  いわゆる「敵キャラ」なのだが、監督自身が「父性がテーマ」と言っていて、ロボットが中心となる無骨な物語の中で、唯一、圧倒的に女 . . . 本文を読む

「美人アンドロイドは・・・」

2005年11月08日 23時56分45秒 | Tokusatsu
 まあ、今日は、ホントの思いこみで書いています。  真剣にファンの方、すまん。  TBS系列で放映中の「ウルトラマンマックス」について、某新聞社の記事に、 「ワザとチープな特撮がお父さん世代に受けて、人気上昇中」 みたいな紹介をされていた、と聞き、んな、アホなことあるかいな!と、ムキになってあまりちゃんと見ていなかったのだが、たまたま先週、先々週と早起きしたので見て思ったのは。 「あー、この . . . 本文を読む

「センス・オブ・ワンダー」

2005年09月25日 23時55分11秒 | Tokusatsu
 昨日から横浜は台風の影響で、曇りがちで時折雨の降る天気。  出歩くにも肌寒く、特にやらなければならない用も無かったので好きなビデオを観て過ごそうとビデオ屋に出かけたら、偶然、レンタル中古品で日本沈没を見つけたので、つい買ってしまった。  この映画は、小松左京原作のSF小説の映画化で、藤岡・ライダー1号・弘が主演をつとめているのだが、私は個人的に前半の主役は、このトップの動画でクリックした、「 . . . 本文を読む