不条理み○きー

当面、きまぐれ一言法師です

「Re:キューティーハニー」を視る

2005年09月21日 23時57分11秒 | Anime

 この夏、ちょっと調子に乗ってDVDを買いすぎてしまう。
 まあ、AMAZONさんの所為にしては駄目だが、欲しいモノが沢山あって予約するのはロハなので、後でキャンセルするつもりがそのまま、届いてしまって、嬉しいやら財布が寂しいやら、もう大変なのだ。

 という、愚痴はさておき。
 これも勢いで買ってしまった作品。
 OVAとして、単品では売っていたのだが、一枚6,000で買い渋っていたのだが、この度、DVD BOXになって全3話と特典DVD込みで、21,000の所、なんとAMAZON価格で40%オフの16,800!!
 いや、ジャパネットたかたみたいになってしまっているが、話を先に進める。

 さて、内容は、ご存じ、佐藤江梨子のキューティーハニーの庵野監督が総監督を務め、その映画版の世界観に則り自由奔放に永井豪ワールドを描き出した作品である。

 多少、アメコミ調の絵が少し過剰で、「パワーパフガールズ」みたいになっているが、ある意味、「真っ向」から永井豪の世界に取り組んでいる。

 永井豪と言えば、最近では実写版「デビルマン」やOVAの「マジンガーZ」それに先のサトエリ「キューティーハニー」など、少しシリアスな傾向の作品が取り上げられているが、私のような古い世代には、「ハレンチ学園」や「けっこう仮面」のような「エロエロ路線」の元祖が、この永井豪氏なのだ。
 右の画像を見て欲しい。
 
 この作品にはその「エロエロ路線」がシッカリと組み込まれている事が解るだろう。
 いや、このカットなどは、もう往年の雰囲気ばりばりだし、作中にもところせましと「豪ちゃん」が走り回る。

 えー、この作品、はっきり言って「御莫迦」で「オゲレツ」である。
 が、そういうギャグにまみれならがも、きちんとハニーの苦悩やシリアスな過去を描き出している当たりは、流石こだわりの「オタク」庵野氏である。

「下品」なネタとテンポの良い展開にゲハゲハと笑っているうちに、物語に引き込まれているだろう。

 少し、秋になって物憂げになってしまった方が、何にも考えずに視るには、丁度良い作品だと思うのだが、如何かな?!

 ちなみ、現在は注文が殺到していて、AMAZONでも待ちになっているようである。

★★★★☆ 減点は価格。やっぱりDVDは、儲けすぎだと思う。

 追記:あっ、この手の乗り、駄目な人もいると思いますのでご注意! 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
性の目覚めは『永井豪』だった (お玉)
2005-09-23 10:44:53
子供のとき、親戚の家に遊びにいくと

年上の「おにいちゃん」の本棚に

古い少年漫画がぎっしりとコレクションされていて

それを読ませてもらうのが密かな楽しみでした。



その中に永井豪氏のマンガがあったのですよ。

強烈に覚えているのは「イヤハヤ南友」っていう漫画。

三角木馬だの、八つ裂きだの、

女の人がとんでもなく恥ずかしい目にあう拷問シーンが

いくつもあったのですが、

遊びに行くたびにその本を引っ張りだしては

物陰に隠れてこっそりと読んでました。



そうゆうものが気になる子供はやはり、

そうゆうものが気になる大人になっちゃうんですね、きっと。

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そうそう (ぷよぱぱ)
2005-09-24 01:17:39
★お玉さん

 当時は、結構、物議を醸していましたからね。>永井豪氏

 PTAの元祖有害図書だった気がしますよ。



 確かに、いろんな器具を教えてもらいましたっけ。^^

 でも、当時も今も、あまり「隠微」な感じがないところが、凄いところだとは思うんですよ。

 永井豪氏のかく女の子って、結構、みんなシッカリしていて、健康的だったと思いませんか?
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