日曜朝のアニメタイム、朝日系列は前々シーリーズの「おじゃ魔女ドレミ」の後を受けた「明日のナージャ」が、雰囲気が違いすぎたのか、オモチャがコケタのか1年で終了してしまったが、その後を受けた「ふたりはプリキュア」が「スーパーヒーロータイム」の余波もあって好調で、今年は2ndシーズンに入り「ふたりはプリキュア マックス・ハート」が放映中である。
このアニメの「着ぐるみショー」用のブツの出来が非常に良くて、大きいお友達にも非常に好評なのだが、まあ、それはさておき。
なにげに今日の放送を見て、ふと思ったことがある。
だいたい1年シリーズは、52回放送があるのだが、はやり1年間盛り上げるためには、色々と新しい敵を出したり、伏線を張ったりしていかなければならないのだが、そのエピソードを構成する手の一つに、毎回違う人物をエピソードの中心において話を進める回がある。
で、何となくなのだが、この類のエピソードで、結構いい話とか、深いところに触れる話って、シリーズが2年目に入って以降に多いなぁ、という気がした。
たとえば、戦争に絡む話であるとか、環境に絡む話であるとか、普通のシリーズでは、なかなかスポットがあて難くて、
「へぇ、そういう話をストーリーに入れ込むんだ。」
と、思うような話である。
いや、だから、何となくだから、具体例が挙げられないのだけれど。^^;
以前やっていた、「おじゃ魔女」も、2年目以降に、へぇと思うエピソードがった気がする。
アニメは「実績」が物言う世界である。
どんなにいい脚本を書いても、スポンサーが難色を示す話は、放映されない。
渋い話、深い話が放映できる、と言うことは、やっぱり2年目に入って、作る方にもココまでは大丈夫、という自信も出て来て、しっかりスポンサーを説得できるようになるからなのかなぁ、と思った。
ある意味「物作り」で頑張っている人たちの、基本だと思う。
「色々言われても、最後は中身で勝負」出来るようになりたいモノだ、と自分を含めて、思った次第である。
去年は、こんな感じの話をしてました。
http://member.toei-anim.co.jp/ctr/app/001/showSummary.php?TVNAME=precure&STORY_NO=28&tplname=precure_t
もみの木の丘のモチーフは、去年から使われていたんですね。
そればかりに頼ってはいけないのですが、人気のアニメにそっとそういう世代をつなぐエピソードがあると、ある程度の風化も防げるのでは、なんて考えた次第です。
情報、ありがとうございました。