風蘭よれよれ栽培日記

風蘭・富貴蘭の成長記録

(仮名)凛 風

2012-09-19 18:26:29 | 縞 物

 縞はよく暴れると言われます。そのことについては全く同感で、傾向としては派手になりやすい品種の方が
多いように思います(自分の棚だけのことかもしれませんが)。しかし、本種の場合はその逆で、新子の場合
なんかは特にそうなんですが、当初数枚の葉が最上柄で上がっていても後に暗んでしまうといったことがまま
あります。この凛風もおそらく棚入れ後8年から9年は経っておりその間わりと多くの子が付きました。でも柄
の継続性では唯一親木の柄がまあまあに続いているくらいで、先にも言ったように付いた子の殆どはぬか喜
びに終わっています。後冴えで伸びる新葉は最初無地に上がり、徐々に紺縞のように斑が浮かんできてや
がては黄縞に冴えるという青軸・青根品種で、優しい姫葉姿といい結構特徴極まる品種だろうと思いますし、
自分的にも非常に気に入ってる品種です。しかし、良柄の増殖率の悪さもあり自分の棚からは今のところ嫁入
りしたものはありません。時折オークションで見かけることもありましたが、良柄を見たのは1回だけ(その時は
入札しようかと思う位の最上柄でした)です。そんな品種ですからあと何年位作れば労力に見合う輝きを放って
くれるのか







 この子など、本種としては間違いなく最上柄の部類に入るんですが、先にもいったように期待を膨らませすぎた挙句
あとで大泣きを見たということが多々あるもので

 この子なんかは、次の葉に柄が表れるかどうかでほぼ将来が決定するような斑入りぐあいですね。とまぁ、親があまり
柄狂いしないのでこんな書き込みもできますが、我家の品種群の中では希少種にランクインということもあって、内心は
早く最上柄の子1本がほしいと見るたびに願っている一鉢です

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