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風蘭よれよれ栽培日記

風蘭・富貴蘭の成長記録

羅紗梵天

2024-05-06 08:00:34 | その他葉芸

施肥や水やりの回数・与水量など本種ごとに作の仕方を講じているということなくすべて同じように扱っているので、

本種の場合それが合わなかったのか、棚入れ(一芽スタート)から十数年作ってきましたが未だ増えることなく逆に

枯らしてしまうのではないかと心配する時期が続いたこともある羅紗梵天です。そのため、棚仕舞いしている先輩宅

を訪れた折り目にとまった一鉢ですが、墨も良く表れていたので迷わず持ち帰ることに。

 

2024年5月3日 午前撮影

 

元々葉幅無く、全体的にも線の細い印象を持つ青軸種ですが、自分が育ててきたものに比してしっかりと作り込まれた姿とそれに加え

いい感じに墨がにじみ出ている葉をみて、本当に迷い無く譲り受けの仲間入りをさせた株です。

 

自分で育てている既存の株ですが先輩宅のものに比べ勝っているのは緑濃い葉色くらい。そのほかはすべてにおいて劣っているのは

一目瞭然かと。

 

譲り受けの品は筬もよくつまりしっかりとしています。一方我が家のものはというと筬ゆるく、そのため軸は細く感じられるので

頼りない印象は否めませんね。これからはもう少し日を摂るよう心がけます。

  

 

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地元 楠本山採り

2024-04-13 10:51:18 | その他葉芸

棚入れが2000年(平成012年)ですから早24年作ってきた地元の楠本区(旧清水町内)の山採り種です。これまで先輩を通じ

数本オークションに出品しただけでだったので、手元には結構増え芽が残っています。

 

2024年4月7日撮影

これ以外にも数鉢ありますが、中でも割合斑が良く表れているものを選抜して撮影してみました。

 

左下のものは、以前思い切ってオークションにかけてもらおうと先輩宅まで行きました。が、斑が良く出ているから自分で作るほうが

いいだろうといっていただいたのでその日のうちに我が家に舞い戻ってきたものです。今になって思えば良く先輩が止めてくれたもの

だと感謝ですね。

 

                           右下は2009年の4月に撮影した画像です。棚入れ9年経過時ですが、斑の具合は当時ではこれで上々

                           の出来だったように記録していました。                   

 

下画像はあまり記憶にないのですが、おそらく斑がほぼ出ていなかったものを石付けで楽しもうとしたものだと思います。今は画像

でもわかるように数芽に斑が浮き出ています。鉢植えのものにはほぼほぼ無地といった具合の株立ちもあることを思えば石付け放置

なのに良く斑を浮かばせてくれたなと褒めてあげないといけませんね

 

 

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むかしを思い、作り直し作り直し

2024-04-09 09:36:24 | その他葉芸

耳刷りまたは葉先から細い縞が切れ込む福井産として先輩から譲り受けた品ですが、近年作の失敗から形を崩してしまったので昔を

思いだし、もう一度当時の姿にと一から作り直し中です(といいながらも日が足りていないんでしょうね。葉が徒長気味でやや立ち

すぎかな)。

 

2024年4月3日撮影

 

作り直しの最中ですが、左に8枚と右7枚の葉重ねです。   下画像は2018年に撮影したもの。 左10枚右11枚ですね。

日が足りないのか葉が立ち気味💦             以前は日当り良好でした。                            

 

 

 

 

2016年4月3日撮影                            左13枚(下から2枚目が落葉)、右15枚(少し分かりづらい?)

 

こうして以前の記録画像を見ていると撮影の具合やカメラの違いもあるでしょうが葉の一枚一枚が艶良く綺麗かと。これまで同様に作っているつもりでしたが

今回の植替えもそうでしたが、知らず知らずのうちに手抜きになっていたんでしょう

 

参考:以前の棚の位置は朝日を正面から受け、昼過ぎまで日が良く当たっていました。今も朝日は当たるんですが棚の方向が西向きとなっているんでスチール

ラックを並べただけの小さな作場のわりには陰になってしまう部分が多く、決して環境は良くないかと。・・・・・家の立地上、どうしてもやむを得ないとこ

ろではあるんですが・・・・・

しっかりとした葉姿の株を目出すにはやはり日照と風、それに見合う施肥や活力剤などをうまく組み合わせて行かないと駄目ですね。・・・反省💦

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今頃の楽しみ

2023-10-06 09:00:00 | その他葉芸

例年のことですが、日に強いと思われるものまた何らかの期待をもって試してみたいものを選抜し、シーズン中

一切遮光することなくあぶりっぱなしの鉢があります。で、シーズンも10月に入りそろそろその成果を見てみた

い時期に。ただ、その殆どは別にけがしてもいいような柄抜けや無地の品種ばかりなのでそうそう期待するもの

ではありませんが、本種に限っては単に葉焼けで済まされないような結果が今年も見られました。

 

2023年10月1日撮影

 

頑強な品種なんだろうと思いますが、特に葉をふるうことなく虎柄が浮かび上がっています。例年通りならこのまま休眠期を迎え

今の斑を残したまま来シーズンを迎えることになります。しかし、成長期に入り葉落ちを気にして日を弱くすると依然の青勝ちの

葉にもどってしまうので、虎柄を維持するにはある程度は落葉を気にすることなく強めに日をとり続ける必要があります(といっ

ても直ぐに青に戻ることはありませんが)。

 

で、斑が強く表れると根もこのようなルビー根に。いずれにしても斑の出し方は登録品種の唐錦(富貴蘭を始めた当時にしばらく

作りました)より難を極めるかも

 

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四国産

2023-10-04 09:00:00 | その他葉芸

縞?紺覆?紺中通し? 一体何れが本芸なのかと気にしている泥軸・泥根の四国産です。4月か5月頃に一度ブログに掲載して

います。それ以降特に何がという目新しいものはありませんがいつものことながらこれといったネタも無く、ついつい手にし

てみました。

 

2023年10月1日撮影

 

この写真の縞(実際はもう少し黄色味が強くでています)に注目していましたが残念次の葉には継続しなかったようです

 

                                紺覆?紺中通し? いずれか?迷う葉が並んでいます。 

 

今のところ一枚の葉に表れた縞以外はこれと目立つ芸は備えていません。でも発展途上の未完成品(完成しているかも知れませんが)と

して見れば今後の展開を楽しめるのかな。ものは「とりよう・考えよう」とはよく言ったものです。

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