超芸術と摩損

さまざまな社会問題について発言していくブログです。

3/11以降

2007-03-28 10:29:03 | 新聞から
3/11
政府関係者は「松岡氏は五百ミリリットルで五千円する水を飲んでいる。これが真相」と、整合性をつけることに躍起だが、与党内でも疑念は消えない。
ダムに沈む全国の村々 「村では力をみなぎらせて生きてきたのに、町では土地や財産はもちろん、環境も人間関係も何もかも奪われた」と、老人たちの町での暮らしは様変わり わずかな補償で住み慣れた土地を離れざるを得ない人たち 建設が中止された土地も「しゃれにならない状況」 賛成派と反対派に分かれ「計画が嵐のように去っていっても関係が修復されるのは次の世代かまたその次の世代」
子どもがDVを目撃すること自体、心身に有害な影響を与える 暴力によってつぶされた自尊心 DVが存在する家庭は、子どもにとって安心・安全な場所ではない。親から守られ、愛されているという実感が得られず、家族の基盤は不安定 「DVと児童虐待は表裏一体。一つの家庭に同時に存在することは、ままある」 「怒りや悲しみ、暴力を止められなかった無力感を、整理しきれないほどため込み、限界を超えた結果 「子どもは親をモデルとして人間関係の様式を学んでいるので、暴力の影響を色濃く受けた家族観、価値観を刷り込
実名投稿欄 能楽の「船弁慶」の話を思い出した。これは、源義経が平家を征伐した後、兄の頼朝と仲たがいして四国に落ちのびる際、海上でおこったあやしい出来事を扱ったもの。こげどもこげども一向に船が進まない。戦場の誰もが幽霊の仕業と考えた。弁慶も平家の亡霊のせいだと思い必死で祈るわけだが、この物語の不思議な現象を科学的に解明した学者がいる。彼の説によれば、春に大雨が降ったり流水が解けたりして、海の表面に突然淡水の層が生じた場合、そこに船がさしかかると、いくらこいでも前に進まない。表面の淡水と、その下層の海水との間に、一種の流れができて、櫂や櫓の運動を無効にしてしまうからだというのだ。 
3/13
東北電力も緊急停止隠蔽 所長判断 書類改竄 国などに報告せず運転日誌にも記載せず 原子炉等規制法に違反 既に三年の時効が成立 「報告しなければいけない事態だと認識した上でこういうことをした」
ひったくり警官逮捕 金隠し自ら捜査
3/14
こんなところに隠しカメラが 盗聴器も・・・ いやね・・・
インフルエンザ治療薬「タミフル」服用と異常行動の関連性を調べている厚生労働省の主任研究者で、横浜市立大の横田俊平教授(小児科)の講座あてに、輸入販売元の中外製薬から「奨学寄附金」名目で二〇〇一年度から〇六年度までに計一千万円が支払われていたことが十三日、分かった。横田教授は昨年十月、約二千八百人の患者を対象に「タミフル服用の有無によって異常行動の現れ方に差は見られない」との調査結果を発表。この結果などから、厚生省はタミフルと異常行動の因果関係を否定した。
弱さへのまなざし 臨床教育学の物語 6 庄井良信北海道教育大大学院教授
ある幼稚園を訪ねたときの出来事です。突然、五歳ぐらいの子どもが声を上げて泣きだしました。その後、何が起こるか様子を見ていると、懸命に泣くその子に気づいていながら、周りにいた子どもたちは誰も集まってきません。しばらくたってから、ようやく数人の子どもが近寄ってきました。ところが不思議なことに、泣いている子の半径一・五メートル以内には、誰も立ち入ろうとしません。ただ遠巻きにして、おどおどして「どうしたの?」と声をかけているのですが、よく見ると、「ボクはいつでもここから逃げられるぞ」と、斜めに身構えているのです。泣く子のそばに近寄って、肩を抱きかかえたり、顔をのぞき込んだりする子どもはいません。しみじみ声を掛けるような子どもも、一人も出てきませんでした。
実名投稿欄 約三十年前に小学校のPTA会長を引き受けた。新任の先生三人が着任したが、それぞれのあいさつを聞いて仰天した。先生になった誇りや使命感・責任感が全く感じられない。二十二歳のアマチュア先生に子どもを託すのか、不安でたまらない。校長に質問したが、教室は王国のようなもので、校長でも教室内のことには口出しできないとのことだった。学生時代に教育実習はしているものの、先生は一日にしてアマからプロへ変身できる特殊な職業のようだ。一般の会社では一~三年の研修期間、職人の世界では十年で一人前もまれではない。新任の先生は即日「王国の主」となれる
3/15
国土交通省など六省庁が、いったん公益法人に天下ったOBがさらに別の法人に再々就職する「渡り」についても斡旋している 「渡り」は法人間で移動するたびに高額の退職金を受け取るため、特に批判が強い。退職時の天下り斡旋に比べ、より押し付け的な色合いが濃い。渡辺喜美行政改革担当相はこの慣行を「スーパー護送船団だ」として強く批判しており、天下り斡旋を全面禁止することで「渡り」を根絶する考えだ。 「渡り」斡旋について農林水産、経済産業、国土交通の三省は「毎年二桁は行っている」と認めた。財務、厚生労働両省と警察庁は、「ほとんどない」とし、一部行っていることを認めた。文部科学省など四省は退職時の天下り斡旋については「人事の一環として必要だ」などと主張した
松岡氏は「水道水を飲んでいる人はほとんどいないのでは」と発言。自民党の笹川尭党紀委員長が「五千円の水を飲んでいるのなら、何本飲んでいるのか」と反発
論考07 苅部直東大教授
いま東京の住宅街を祝日に歩いても、旗をあまり目にしない。田中伸尚「一九二八年。『御大典』の裏側で』(第三書館)によれば、祝日に各戸で国旗を掲げる習慣は、一九二八(昭和三)年の、昭和天皇の即位礼のさいに広まったという。せいぜい昭和に入ってから生まれた慣行であるなら、始まったとき大人であった世代が次々に寿命を迎えてゆけば、下火になるのもうなずける。愛国心がへったと言うより、まずは世代交代のせいと考えるべきだろう。だから今、学校の入学式や卒業式での、日の丸・君が代が問題になるたび、何だか別世界の話を聞いているような違和感を覚えるのである。
どうぶつとともに 8 女優 田中美奈子氏
動物保護運動をする上で、知っておかなければならないのは、捨てられた動物たちの行く先だ。不要とされたペットなどを収容、処分する自治体の保護センターを訪ねてみた。
六つの部屋に区切られたコンクリートの冷たい建物。狂ったようにほえる犬、がたがたと体を震わせている犬、飼い主が迎えに来てくれるのをじっと待ち続けているらしい犬・・・。私をじっと見つめる瞳が「助けて」と訴える。
六室ともいっぱいで、空きがない。驚いたのは、雑種より血統書付きの犬が多いこと。ほとんどの場合、飼い主が自ら連れてくるそうだ。
私が「ここにいる犬たちは、この先、自分がどうなるか分かっていますね」と聞くと、担当者は「いやあ、犬はバカだから、分かりませんよ」。私は絶句した。
次の日に処分される犬が入るという六番目の部屋に、黙って私を見つめる老いた柴犬がいた。
「この子はどうしてここにいるのですか」と尋ねると、担当者は「飼い主が『ほえ癖とかみ癖が出てきたから、処分してくれ』と連れてきた」と説明した。十年以上一緒にいたそうで、急に癖が出たとは考えづらいし、とてもそんな激しい気性には見えない。
最近では、老犬になると医療費がかかり、介護が必要になって手に負えないと、センターに処分を頼む飼い主が増えているそうだ。
長い間、家族としてともに生きてきた犬に対し、最後にこんな仕打ちがあるだろうか。それでも、この犬は希望を捨てず、飼い主を待っている。けなげな姿に、胸が張り裂けそうになった。
帰宅してからも、柴犬の姿が頭から離れない。一睡もできなかった。私は翌朝またセンターの入り口にいた。
門が開くと同時に、この犬を譲渡してほしいと訴えた。すでに処分場行きのトラックに載せられていた。私は所長室に案内され、所長に「なぜあの犬が欲しいのですか」と問われた。私は昨日聞いたばかりの残念な話をした。
ところが、所長から返ってきたのは、信じ難い言葉だった。
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