超芸術と摩損

さまざまな社会問題について発言していくブログです。

人格者の正体はヅラかぶったままパンツを脱いだサル 西山英彦

2011-07-12 00:29:03 | 週刊誌から
原発対応「スポークスマン」愛の日々 経産省「美人職員」を弄ぶ「西山審議官」

 震災後、世間に一番顔が売れた役人といえば、経済産業省原子力安全・保安院でスポークスマンを務める西山英彦審議官(54)である。真面目な記者対応に定評があったが、メディアには見せない一面を持っていた。省内の美人職員との永き不倫劇を今も続けているのだ。

 6月17日、この日、東京電力は、本店の統合対策室で福島第一原発事故の収束に向けた新工程表を発表した。この場に経産省原子力安全・保安院のスポークスマンとして西山氏も同席。会見は長時間にわたったが、いつものように記者の質問に淡々と答えていた。
 白い麻のジャケットを着た西山氏が虎ノ門にある「ホテルオークラ」のメインロビーに現れたのは、その日の23時過ぎのことだ。
 ソファーに深く腰掛けると、間もなく20代後半と思しき清楚な感じの女性が現れた。そして2人はホテル内の「オーキッドバー」へ。西山氏も女性もタバコは吸わないもののボーイから喫煙室へ案内され、大きな柱の陰にある小さなテーブル席に向かい合わせで座ったのだ。数名の客の一人が西山氏に気付き、その姿を「おっ」と目で追うなど、彼はすっかり有名人である。
 女性はアマレットなどを使ったカクテル、西山氏はテキーラや赤ワインを注文。談笑する2人の姿は、少し歳の離れたカップルにも見える。ただ、西山氏は連日の激務で疲労が溜まっているのか、女性がトイレへ行くとコクリ、コクリと船を漕ぎ始めたのだ。
 結局、西山氏が会計を済ませ、店を出たのは午前0時半過ぎ。店の閉店時間を30分も回っていた。
 ところが、2人は直ぐに車を拾わず、正面玄関を出ると米国大使公邸の前を通り、細い坂道をてくてくと歩き始めた。すると、西山氏はごく自然に女性の手を握り、今度は腰に手を回したのである。この問、終始千鳥足だ。
 そして、坂道を下る途中、西山氏は、右手にあったマンションのオープンスペースに嫌がる女性をぐいと引っ張りこみ、その唇を二度、三度と奪ったのだ。時間にしてほんの数分の出来事だ。が、女性は西山氏がまさか外でこんな破廉恥な行動に出るとは予想していなかったのか、直ぐにホテルオークラへ戻ると、逃げるようにタクシーに乗り込んだ。
 目と鼻の先が米国大使館というこの界隈は、警察官が24時間体制で警備にあたっている。いくら深夜で人影もないとはいえ、いつ警官に見つかってもおかしくはない。記者会見での、常に冷静沈着な西山氏からは全く想像のつかない大胆で情熱的な行動であった。
 原発の放射能汚染水処理にトラブルが頻発し、予断を許さぬ状況下で、西山氏が深夜に密会する妙齢の女性。しかも、彼女とは別れ際にキス……。2人は一体、どんな関係なのか。
 2人を知る経産省関係者が打ち明ける。
「実は、彼女は経産省に勤める職員です。以前から西山さんの寵愛を受けており、1年前から特別な関係にあります。平たく言えば愛人ですね。これまでは、知る人ぞ知る関係でしたが、最近、省内で2人の仲が噂になりつつあります」
 仮に女性の名を中村洋子さんとしよう。和風美人。現在、独身である。
「彼女はよく気がつくタイプで、省内では仕事もできると評判です。そのあたりが西山さんの御めがねに適ったのかもしれません。ただ、西山さんはこれまで女性問題とは無縁の人と思っていたので、最初聞いた時は本当にびっくりしました」(同)

 2人の交際については後述するとして、まず西山氏とはどんな人物なのか。
 1980年、東大法学部を卒業後、旧通産省に入省。その後、米ハーバード大法科大学院を修了。英語も堪能だ。
 原発事故後、原子力安全・保安院のスポークスマンは別の担当審議官が務めていたが、官邸が発言にケチを付け、2人続けて更迭され急遽、起用されたピンチヒッターである。経産省の担当記者が言う。
「現在、西山さんは通商政策局担当の審議官ですが、原子力安全・保安院の企画調整課長や資源エネルギー庁の電力・ガス事業部長を務めた経歴から、白羽の矢が立ったのでしょう。会見中のキツイ質問にも、常に冷静で的確な受け答えができると省内の評価も高い」
 言わば、経産省のスーパーエリートである。
「部下を怒鳴りつけることもないし、人格者と評判です。このままいけば、通商政策局長になるのはほぼ確実でしょう。西山さんの同期では、石黒憲彦・商務情報政策局長が事務次官候補の大本命ですが、今回の働きで次官の目も出てきました」(同)
 西山氏の家族は、妻と一男一女。官舎住まいである。ちなみに、長女は東京電力にお勤めだが、一部にはこんな声もある。
「東電の清水正孝社長は昨年まで足繁く西山さんの部屋に通っていたし、東電とべッタリだったのは明らかです。しかも、西山さんは電力会社を指導、監督する立場の電力・ガス事業部長も務めており、娘の東電入社が表面化した際には省内からも批判の声が上がりました。記者会見の時を除けば、東電に同情的な発言が多く、被災者を思いやる言葉はあまり聞いたことがありません」(経産省幹部)
 これまで女性問題のトラブルはなかったが、
「彼女と西山さんが男女の仲になったのは、1年くらい前のことです」
 と述懐するのは、先の経産省関係者だ。
「今から1年以上前ですが、彼女は職場の人間関係で悩んでいました。その時、相談に乗ってあげたのが西山さんです。人格者で仕事もできると評判の西山さんを、中村さんは尊敬していた。早い話、相談に乗ってもらっているうちにデキちゃったんです」
 ただ、中村さんにとって20も年の離れた西山氏は、最初から恋愛対象だったわけではないようで、
「最初、2人きりで食事に行った時に、いきなり手を握ってきたとか。ま、親身に話を聞いてもらった恩返しのような感じで、西山さんから求められるがままに肉体関係を結んでしまったのでしょう」(同)
 デートの回数が多くなったのは、昨年秋以降である。
「特に頻繁に会うようになったのは、11月くらいからです。例えば、西山さんは昨年11月7日から14日まで横浜で関かれたAPECの高級実務者会合議長を務め、多忙を極めていました。それでもこの月は、6回も夕食を共にしたそうです」(同)

 翌12月のデート回数は10回程。具体的には1日、3日、……27日、28日。
 ある事情通はこう証言する。
「2人で旅行に行ったり、遠出することはありません。デートは、もっぱら霞が関周辺でしたね。神谷町のビールパーや、よく見かけたのが『モダンタイムス赤坂店』というパーです。早い時には、午後8時くらいには店に来て、いつも奥のカウンターに2人並んで座っていました。もっとも西山さんは、家で夕飯の用意があるので、野菜スティックとか軽いものしか食べていませんでしたがね」
 西山氏が原子力安全・保安院のスポークスマンとして、その名が知られる前までは、人目をはばかることもなく、2人は半ば公然とデートを楽しんでいたようである。
「ある時、2人が別々にモダンタイムスに行くと、西山さんが何も告げていないのに店員さんから『お連れ様が奥でお待ちですよ』と言われたこともあったそうです。それほど、2人でこの店に頻繁に通っていたということ。その上、西山さんはかなり大胆で、カウンター席で中村さんの膝の上に手を乗せ、彼女のワンピースの裾に手を入れ、太ももを撫で回すこともあったといいます。店内でキスを迫ったことも。もちろん、周囲のテーブル席からは丸見えです。役人なのに、よくそんなことをやりますよね」(同)
 省内では人格者でも、一歩外に出てお酒を飲むと、後藤田正純議員と同じタイプというわけだ。
「大体、モダンタイムスに行った後、近くにある大手カラオケチェーン店に行くことが多かったそうです」
 と、その事情通が続ける。
「決って使っていたのは8階のVIPルーム。驚くべきことに、2人はカラオケ屋に行っているのに、一曲も歌ったことがないそうです。で、何しに行っていたかといえば、なんとカラオケルームがラブホテル代わりだったというのです」
 2人が行っていたカラオケ店の料金表を覗くと、1人30分390円、週末は480円なんて数字が並んでいる。VIPルームは追加で150円払えばよい。
「西山さんは、審議官ですから年収は1500万~1600万円程度。それに家賃が格安の官舎住まいでしょ。むろん、飲み代や帰りのタクシー代は、全て西山さんが持つのでしょうが……」(同)
 シティホテルではなくカラオケ店で済まされるのでは、彼女もずいぶんと安くみられたものである。

 ここまで来ると、ただの「ケチ男」と言われてしまいそうである。
「西山さんは、古いカツラを使っているので、激しい動きをすると、カツラがズレてしまうとか。だから、ゴルフなんかはやらない。笑っちゃいけないけど、セックスする際、上の肌着を脱ぐと、カツラが引っ掛かってズレてしまう。そのため、パンツは脱いでも上は着たまま、しちゃうそうです」(同)
 問題は2人の関係が原発事故後も、人知れず続いていたことである。むろんカラオケボックスに行くことはなかったが……。
 そして、シーンは記事の冒頭へと戻る。
 前出の経産省関係者が説明する。
「彼とすれば、6月17日は久々に中村さんと会えて、つい嬉しくなり、酔った勢いでキスしてしまったのでしょう。中村さんも求められると断れないタイプです。彼女は所詮いいように弄ばれているだけかもしれません」
 以上が本誌が掴んだ2人の交際に関する情報である。
 さて、当事者は何と答えるか。まずは西山氏である。
 20日夜、御本人を自宅エレベーター前で問い質した。ホロ酔い加減で帰宅したようだが、本誌記者の質問に普段は浅黒い顔が蒼く変わった。本誌記者との主なやり取りは、次の通りだ。
――最初、中村さんの身の上相談にのったのか?
西山 そのことは個人的な話だから言わない。肉体関係はない。
――中村さんと赤坂のカラオケ店には行ったか?
西山 そんなにたくさんは行っていない。
――VIPルームを使っていた?
西山 知らない。いや、カラオケには間違いなく行ってない。
――6月17日、ホテルオークラのバーで中村さんと一緒でしたよね。
西山 それは飲んだ。見てる人がいるしね。
――その後、中村さんとキスをした?
西山 それは覚えてないね。
――震災前、モダンタイムスにもよく行っていた?
西山 えーっと、それはちょっとノーコメントだな。
――書かれると都合が悪いのか?
西山 都合悪くない。しょうがないですから。どう書いてもらってもいいですよ。
 いつもの冷静さを失い、当初、中村さんとカラオケ店に行ったことを認めたものの、なぜか直ぐに前言を撤回。最後は「ノーコメント」を連発し、開き直るのであった。
 一方の中村さんは、
「ノーコメント」
 と言うのみ。
 日本の将来を左右する福島原発事故。その要に位置するスポークスマンを彼に任せておいて良いものかどうか。

週刊新潮2011年6月30日号

原発レベル7より愛人のバースデイ!「西山審議官」が姿を消した日

 本誌が報じた原子力安全・保安院のスポークスマン、西山英彦審議官(54)の愛人問題。その続報をお届けしよう。政府が福島第一原発の事故を「レベル7」に引上げた直後、愛人への誕生日プレゼントを買うため、彼は密かに役所を抜け出したことがあったという。あらら……。

 西山審議官の愛人問題ついて報じた本誌が発売されたのは6月23日である。
 その日の午後11時半、西山氏はいつもと変わらぬ様子で経産省の一室に姿を現した。保安院の定例レクで、福島第一原発の現状について説明するためだ。特に顔色一つ変えることなく、1号機から6号機の状況について話した後、会見は質疑応答へと移った。そして、しばらくすると記者の1人が、「一部であなたの個人的なことが記事になっている。コメントはないのか?」
 と質問。それに対し、西山氏はこう神妙に答えたのである。
「記事が出ること自体、私の至らなさを示していると考えておりまして、深く反省しています。今朝、海江田大臣からも厳重な注意をいただいた。記事の事実関係については個人的なことなのでコメントしません。ただ、この記事で私が仕事に臨む姿勢、仕事に身が入ってないとか、皆さまに誤解を与えたとしたら申し訳ないと思う」
 西山氏が、自分の非を認めたが、大臣からは「職務をしっかりやるよう指示された」と話した。
 ある経産省の中堅職員によれば、
「とにかく西山さんは、週刊新潮の記事が出る前から焦りまくっていました。21日には自ら想定問答集を作成し、役所内の関係者にばらまいてましたしね。そのせいで、不倫話が一斉に広まることになったのです。普段は冷静沈着な西山さんが、まさかあんなことをす
るなんて……」
 さて、改めて、本誌が先週報じた西山氏の愛人について簡単に説明しよう。
 西山氏が経産省職員の中村洋子さん(仮名)と男女の仲になったのは昨年夏。彼女の身の上相談に乗ったことがきっかけだった。
 中村さんの年齢は20代後半とみられる。古風な感じの独身女性だ。
 頻繁に密会するようになったのは、昨年の秋以降である。赤坂のバーで軽く食事をすませ、近くのカラオケボックスへ行くのが定番のデートコースだった。
 バーでは、西山氏が中村さんの膝の上に手を乗せ、太ももを撫で回す姿が目撃されている。
「2人はカラオケボックスに行っても、全く歌わないそうです」
 と説明するのは、経産省の関係者。
「いつもVIPルームを使っていましたが、言わばそこをラブホテル代わりにしていたというのです。それも1回や2回ではありません。年収1500万円はあろうかという経産省の大幹部が、30分500~600円のカラオケルームで……。どういう神経をしているのでしょうか」
 アメリカ大使館近くの道路でも2人のデートが目撃されている。
 6月17日の深夜。虎ノ門にある「ホテルオークラ」のバーで1時間半ほど飲んだ後、ホテルを出た2人。そのまま別れ難い思いにとらわれた彼は、近くにあるマンションのオープンスペースに中村さんを連れ込み、ギュッと抱きしめた。と同時に2度、3度、中村さんにキスしたのだ。
 何とも大胆な西山氏の行動は、原子力安全・保安院の会見で見せる真面目な姿から全く想像できない別の顔である。

 今回、西山氏は経産省から「口頭での厳重注意」処分を受けた。これは、国家公務員法82条で規定された「懲戒処分」(「免職」「停職」「減給」「戒告」)ではなく、あくまで経産省の内部処分に過ぎない。
「処分は、重い順に『訓告』、『文書での厳重注意』、『口頭での厳重注意』、『注意』の4つ。処分については、指針があるわけではなく、過去の処分事例などから総合的に判断しています」(経産省の大臣官房秘書課)
 経産省では、不倫は下から2番目の軽い処分で済まされるのである。
「果たして、経産省は、そんな軽い処分で済ませていいのでしょうか」
 こう話すのは、先の経産省関係者だ。
「西山さんは彼女を審議官室に呼んで、よく2人きりで過ごしていました。男女の仲の2人が省内の密室で一緒にいたなんて、大胆すぎると思いますよ」
 原子力安全・保安院の会見を終えた後、疲れを癒すため一杯やっていたのであろうか。2人を知る経産省の事情通が言う。
「実をいうと、西山さんは、福島第一原発の事故がどうなるか全く見通しが立たない頃、中村さんにプレゼントを買うため役所を抜け出したことがありました。さすがに緊張感に欠けると批判されても仕方ないでしょう」
 余程、特別な事情でもあったのだろうか。
「西山さんが役所から姿を消したのは4月15日のこと。その何日か後に中村さんの誕生日が控えていたため、役所から地下鉄・銀座線に乗って、銀座までプレゼントを買いに出かけたというのです」(同)
 やはり、「仕事に身が入って」なかったわけだ。
「西山さんが銀座へ行ったのは、まだ明るいうちだったようです。銀座でプレゼントを買った後、役所に戻'り、その日のうちに彼女にプレゼントを渡しています。ただ、この時、西山さんが地下鉄に乗って銀座へ行ったせいか、役所と連絡が取れない時間帯があった。そのため、西山さんは後で役所から注意されました」
 振り返れば、政府が福島第一原発の深刻度を国際評価尺度で最悪の「レベル7」に引上げたのは4月12日だ。余震も頻発しており、注水作業が中止に追い込まれれば、大量の放射性物質が放出される恐れもあった。そのため、この頃は原子力安全・保安院での会見も1日に何度も行われていた。その合間を縫って、西山氏はプレゼントを買うために役所を抜け出したのだ。
 6月27日、統合対策室で会見を終えた直後、西山氏に4月15日の行動について聞くと、
「(話すことは)何もない、何もない……」
 と言うのみ。一方、経産省の広報室は、
「現在、事実関係を調査中です」
 との回答を寄せた。
 これで納得できる人は多.くはあるまい。原発と同様、西山氏の愛人問題はなかなかクールダウンしそうにない。

週刊新潮2011年7月7日号

愛人にあそこまでバラされては…西山審議官「エセ紳士」うら悲し 元木昌彦の深読み週刊誌

 ジャーナリスト黒岩涙香は、自らが発行する「萬朝報」で、表向きは紳士然として、裏で妾を囲うような「怪物」を徹底的に批判した。明治31年 7月から9月まで「蓄妾実例」として、医師、前法相、豪商、軍人から作家・森鴎外にいたるまで、実名でその裏の顔を告発して話題を呼んだ。
 その黒岩の批判精神を受け継いでいるのは「週刊新潮」である。綺麗事を並べ、天下国家を論ずるエセ紳士の化けの皮を剥ぐことをやらせたら、新潮に敵う週刊誌はどこにもない。先週号では、民主党の高橋千秋外務副大臣(54)が、震災2日後の3月13日夜、そのあと職務があるにもかかわらず、20 代の女性を呼び出し、浴びるほど酒を飲んで、その女性の体を触りまくったと報じた。当然ながら、上司の松本剛明外相から厳重注意を受けたが、なぜ辞任ではないのかと、その大甘な処分に対しても批判が噴き出している。
 その新潮が今週は、原発事故以来、原子力安全・保安院のスポークスマンを務め、顔だけは日本中に知れ渡ってしまったあの西山英彦審議官(54)が、「経産省の美人職員を弄んでいる」という仰天スクープをやってのけた。相手の20代後半と思しき清楚な女性と西山審議官が、ホテルオークラのオーキッドバーに現れたのは6月17日の23時過ぎ。女性が飲んだのはアマレットなどのカクテルで、彼はテキーラや赤ワインを注文したとある。
 2人がそこを出たのは午前0時半過ぎ。ホテルを出てアメリカ大使館の前を通り、細い坂を歩きながら、西山審議官は彼女の手を握り、腰に手を回す。そして、とあるマンションのオープンスペースで、嫌がる彼女に迫り、唇を2度3度奪ったというのだ。しかし、そこからは期待に反して、彼女はそそくさとタクシーで帰ってしまうのである。
 一夜の御乱行なのかと読み進めると、実は2人の仲は経産省の仲では知る人ぞ知るで、1年前から「特別な関係」が続いていると、2人を知る経産省の関係者が打ち明けている。デートの回数が増えたのは昨年11月くらいからで、11月7日から14日まで開かれたAPECの高級実務者会合で、議長を西山審議官が務めていた超多忙の時も、彼女とは6回も夕食を共にしたという。さらに、翌12月のデートの回数は10回程度で、1日、3日…27日、28日とある。ここまで読んでくれば、読者はこの情報を新潮にたれ込んだ人間が誰だか気づくはずだ。過日、彼女がキスされるのを嫌がり、タクシーで逃げ帰ってしまったのは、西山審議官と何らかのトラブルが起きていて、彼女の心は彼から離れていたからだろう。カラオケに行っても歌も唄わず、ラブホテル代わりにしていたという。さらに、こんなことまでバラされてしまうのである。
 「西山さんは、古いカツラを使っているので、激しい動きをすると、カツラがズレてしまうとか。だから、ゴルフとかはやらない。笑っちゃいけないけど、セックスする際、上の肌着を脱ぐと、カツラが引っ掛かってズレてしまう。そのため、パンツは脱いでも上は着たまま、しちゃうそうです」(消息通)
 西山審議官は経産省のスーパーエリートで、原発事故以来、そつのない答弁で、次官の目も出てきていたのだそうだ。長女は東京電力に務め、清水正孝社長とも昵懇で、東電ベッタリだった。
 その西山審議官は新潮の取材に対して、「いつもの冷静さを失い、当初、中村さんと(愛人の仮名=筆者注)カラオケ店に行ったことを認めたものの、なぜか直ぐに前言を撤回。最後は『ノーコメント』を連発し、開き直るのであった」そうだ。
 当然ながら彼女のほうもノーコメント。西山審議官も、原発事故さえなければ、全国的に顔を知られることもなく、新潮に愛人問題をたれ込まれることもなかっただろう。人徳がなかったといえばそれまでだが、何となく滑稽でありながら、うら悲しい話しである。

J-CASTテレビウォッチ 2011年6月24日 12:40

男なら西山元審議官をリスペクトせよ! テポドン

 震災後の福島原発事故により、一躍時の人となった保安院の西山元審議官。
 登場した当初より、役人よろしく慇懃なまでの物言いで「本当のことを隠している」と逆に疑われ、プライベート画像が流出したことで「重大な隠蔽が行われている」などとネタ要員にまで守備範囲を広げるなど、その活躍ぶりを瞼に焼き付けた者は多いはずだ。
 しかし、そんな彼が週刊誌によって逢い引き現場をスクープされ、事実上の更迭の憂き目に遭ったことは、もはや周知の事実。なんとなくテレビで見かけないと寂しい気分になってしまった方も多いはずだ。
 あくまでも個人的な意見だが、西山審議官を見た、最初の感想はとにかく腹が立ったのを覚えている。堅物で慇懃な物言いは典型的な役人タイプで、まだまだ重大な事実を隠しているに違いないと思ったものである。
 そんな西山元審議官への見方が変わったのは先に述べた不倫疑惑である。
 不倫報道をした週刊新潮によれば、ホテルのバーで一杯引っかけた後に、アメリカ大使館近くの暗闇でチューを3回ほどかました。さらにカラオケボックスをラブホ替わりにしていたという。
 こうしてキッチリと恥ずかしい姿を押さえられた西山氏のその後は周知の通り。事実上の更迭により、表舞台から姿を消したワケだ。
 だが、ここであえてSPA!夜遊び戦隊・チーム俺の夜の特攻隊長を自認する、私、テポドンは日本男子に問いたい。
 西山元審議官は間違っていたのかと…
 不倫はよくないということは理解できる。だが、同性である男側からすれば、それこそ「あっぱれ!」と太鼓判を押してあげたくなるものだ。なぜならあの風体で一年に渡って和風美女をコマしてたんである。やれ草食だ、セックスレスだと小馬鹿にされることの多い昨今の日本男子と対極にいる強烈な肉食獣の獰猛さを私は感じたのであった。
 さらにここでもう一つ、西山氏のすごいことがある。報道された翌日には会見で「私事ながら」と前置きして潔く謝罪をしたのである。適当な謝罪と方言で事実をうやむやにしているどこぞの首相や、東電の幹部連中とは天と地ほどの差がある対応だ。
 ただ、会見内容には十分に疑わしき点が合ったのも事実で、要約すれば「Hはなかったけど、ちょっとおイタしちゃいました」は大人として合点がいかないのも事実。あの会見を見て、「ぜってぇーにヤッてんな!」と思ったのは私だけではないはずだ。でも、あの場で「すいません、ヤッちゃいました。エヘヘ」言えるわけがなかろう。言わぬが花、惜して知るべしではなかろうか。
 さらに週刊新潮によれば、アメリカ大使館横の暗闇でチューをしたというが、これが事実ならば西山という男はただのエロテロリストではないということがよくわかる。なぜならば、9・11テロ以降、厳重な警備が敷かれるアメリカ大使館近辺でコトに及ぶなど、常人のできる技ではない。西山氏の肝の据わった男っぷりを如実に表すエピソードであり、こういう男こそ信用できるというものではなかろうか。
 カラオケボックスをラブホ替わりに使ったというのも、よく言えば庶民的。彼に石を投げつけることができるのは、カラオケボックスでイチャイチャしたことがない者だけではなかろうか。冷静に考えても、ホテルなんかで密会したら言い訳などできるわけがない。ひょっとしたら本当にカラオケ好きで歌っていたのか、はたまたマイクを握り締めて尺八を吹いたのかは本人たち以外は知る由もないのだ。
 気になって西山氏について周辺取材をしたところ、西山氏がよく来ていたというバーの常連客に話を聞くことができた。
「震災後、テレビをつけたらどっかで見たことがある顔だなぁって思っていたら、よく行くバーの常連さんからメールで『セクヤマさんがテレビ出てる!』ってメールが来たんです」
 なんでも西山氏はその店で、やたらめったらスキンシップをはかってくるので、ついたあだ名がセクヤマだという。
 クールな顔からは想像もできない肉食男子っぷりである。 
 結局、ひっそりと更迭されてしまった西山氏だが、我々に与えたインパクトは絶大だ。そして彼の一連の騒動を見て、若い美人のネエちゃんを愛人にするなんて夢のまた夢。羨ましい!と思った方も多いはずだ。ならば我々日本男児は、男としての夢を叶えた西山氏を批判するのではなくリスペクトすべきではなかろうか。彼がもし本当にヅラだったならば、ハゲ男性にとっては希望の星であるはずだ。ひょっとしたらそのヅラをネタに使って口説き落としたりしていたら、それこそ神である。

SPA! 2011年7月7日

謹慎中 保安院のスポークスマン 西山審議官の「これから」

「すこし前に経産省の12階で西山さんがウロウロしているのを見ましたが、最近は見かけない。彼はいま〝待機ポスト〟にいますが、そこからは間もなく外れる予定。次はどこに異動になるのか、省内で話題になっています」(経産省関係者)
 原子力安全・保安院のスポークスマンとして東電本店での会見に連日登場し、一躍〝時の人〟となったのが西山英彦前官房審議官(54歳)。その一糸乱れぬヘアースタイルも話題だったが、6月末『週刊新潮』に女性スキャンダルを報じられると一転、表舞台から姿を消した。
「お相手は経産省で秘書を務める30代の職員。見た目はタレントの渡辺直美系で、あそこまで太ってはいないけどぽっちゃりした女性です。同誌では彼女と米国大使館近くでキスをするシーンなどが生々しく報じられた」(前出・関係者)
 西山氏は記事が出た日に会見で謝罪、海江田万里経産相からお灸を据えられた上、広報担当の座から降板させられた。その後はパッタリと露出しなくなったが、7月15日の人事異動で「大臣官房付」なるポジションに異動となっている。
「大臣官房付というのは経産省内の〝待機ポスト〟。西山さんのほかにも、インサイダー疑惑の渦中にいる木村雅昭氏、『日本中枢の崩壊』で霞が関批判を繰り広げた古賀茂明氏がいまこのポジションにいる。3人あわせて〝官房付お騒がせ三人衆〟と呼ばれていますが、中でも西山氏の処遇には注目が集まっている」(全国紙経済部記者)
 実は西山氏は次官候補に名が挙がっていたほどのエリート中のエリート。東大法学部卒業後の'80年に入省、経産省内で経済産業政策局に次ぐとされる通商政策局のナンバーツーといった要職を渡り歩いてきた。
「だから今回のスキャンダルで西山氏を完全に〝干す〟ことは考えられない。いま有力視されているのが、商務情報政策局の商務流通審議官への異動。ほとぼりが冷めるまではそこで温存させるつもりでしょう」(保安院関係者)
 ただ商務情報政策局長は西山氏の同期。次官レースではリードを広げられた形になりそうだ。

週刊現代2011年8月13日号
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