おぼえがき。

日々思ったり感じたりしたことを失念しないためのもの。

半分ずつなら

2005-07-13 17:03:11 | Weblog
かばい合ったらいい。
一方がしんどい時はもう一方が手を差し伸べ、あちらが
不適応を起こしている時はこちらから背中をそっと支え、
そうやってかばい合ったらいい。
片方だけが寄りかかりっぱなしになっていたら、そして
そんな期間が長かったのだったら、もう片方が今度は寄り
かかったらいい。気の済むまで。
そうやって両方生きて活かしていけばいい。
両方が疲れたら休めばいい。

それぞれを知り、お互いを知り、そうすれば共存もいつか
融合して統合される。半分もひとつになる。

剣の4(外)

2005-07-13 10:57:42 | Weblog
それの腹に頭を押しあて身を横たえて安心して眠る少女。
それは彼女を守るように体をまるめ、鼻先には剣を4本、
刃先を外に向けて自らも眠る。
守る。
守る。
守る。
思考の剣で自らを。
触れたら血を見る剣も、触れなければただの物質あるいは
ただそこにある思い。過去の情報。知られぬ叡智。
そのセンを超えてもいいかどうかはそれぞれの判断。
私は今、眠りどき。休みどき。

剣の騎士(内)

2005-07-13 10:50:51 | Weblog
若者のエネルギー。ひとり感情のもやの中で、大小のさまざまな
思考を形にする。あちこちから入り込み入り混じる感情はもはや、
縛り苦しめとらえるものでもなく、ただその周辺に漂い、それを
ぼんやりと囲んでいるだけで、自身でもそれがそこにあることを
受け止めている。思考は大きいものも小さなものも、ぷつぷつと
それの周辺を揺らめき、たゆたい、あるものは単独であるものは
組み合わされて、選ばれるのを待っている。輝きすら放つ思考の
数々の中で、それはどれが一番いい選択かを考え、こたえは既に
決まっている。