おぼえがき。

日々思ったり感じたりしたことを失念しないためのもの。

自分の線

2007-07-31 15:59:21 | Weblog
結局すべて自分が決める。
それが自分の真実。事実。
どうだっていいと思えば、それで終わる。
後を引く前にばっさり切るのもあり。
成り行きに任せて切れるのもあり。
そのままずるずるもあり。


要は、自分がどうかってこと。


それが線引きってこと。



副作用

2007-07-30 11:44:13 | Weblog
感情の振幅が抑えられていたのはきっと、
薬を飲んでいるからだろう。
まさかこんな形で役に立つとは思わず。


同じことを繰り返しても、どこか麻痺を
させなければならない、スイッチのオンオフを
無意識ながら、そして意識的にできるような
醒めたところがなければ楽しめない。
それを楽にしてくれたのが、あの薬だったとは。


思わぬ助け。
暴走せず暴発せず、普通に楽しんで。


いや、暴発するほどのことでもなかったけど。


終わりが見えているというのは楽だ。
耐える、というよりはむしろ、なりゆきを
そっと見守っているという感じ。


そうしてまた、日常に。



そういうこと

2007-07-28 18:51:18 | Weblog
そういうことは、いつだってある。
明らかに。
それは流れで、いい悪いは主観やプロセスで、
だから判断やら決心やら、そんなことは全く
どうでもいい、意味をなさないことなのだった。


そこに言い訳や理屈をつけたがる。自分をかばうため。
でも、かばう必要はない。
なぜなら、満たされているから。
そして、それは夢のように閉じ込められていくから。


そんな幻みたいなリアル。



なぜそこに?

2007-07-25 18:32:15 | Weblog
神田東口にある古本屋で待ち合わせと言われた。
この人とまた一緒に仕事するなんて本当に嫌だと
思いながら、真夏の太陽が照りつける中、古本屋を
探す。ビルの2Fのガラスに本屋の名前が貼ってある。
珍しい、あんなの初めて見るなーと思いながら
ふと目をやると、奴がこっちに向かって歩いて来る。
なんだかいつもより元気ないじゃんと思う間もなく、
目の前になんと父が。
なんで?
混乱する私を最初から分かっていたかのように、
「彼とはもう、さっき話してきたから」
と言う。
聞いてないんだけど、そんな話。
大体わざわざ東京まで出て来たのか?そんなこと、
何も聞いてないんだけど。お母さんは?
「ダメだけど、彼は彼なりに意外と一生懸命やって
いるじゃないか」
急に何を言い出すのだろう。相変わらず全く分からない
父親の発言に、さっき話したというその内容を考える。
仕事のことか。病気のことか。

座敷で、和式のテーブルをはさんで、私と父は奴を
向かい合って座っている。
奴は相変わらずしょぼくれてうつむいたままだ。
父がどれだけ言葉の刃を向けたのかと想像する。
ざまあ見ろと思う気持ちの方が強い自分を感じる。
それにしても奴がへこむってことは、父は私の環境に
いる人間の中でも最強なのだろうか・・・?と、考えて
みたりもする。きっと父のこと、奴のダメっぷりを
片っ端から列挙したに違いない。そして突っ込んで
「どういうつもりなんだ」というようなことを聞いた
んだろう。



アラームの音に、心臓が口から飛び出そうになる。
また夢か・・・。
あまりにリアルすぎて、私の世界だけがどこかでねじれて
いるようだ。心臓の鼓動とすごい寝汗。
リアルさ加減が、つじつまの見事な合い方が、ねじれて
つながる世界の存在に、さらに拍車をかける。
どこに。

何を物語る夢なのか。

2007-07-24 11:16:15 | Weblog
雪深い道を、弟はどんどん進んで行く。
一匹の獣がその後に続く。
自転車で追いかける私は中学生か高校生か。


「なんで先に行っちゃうの?」
「@*□☆※★▼・・・」


弟が私に批判をしているのは分かる。
どういう内容のことを言っているのかも。
でもそれを思い出せない。


獣は、弟の後をどんどん追いかけて行く。


「4区から来て12区に行こうと思ったんですけど・・・」
「12区? それはここから2時間戻ったところだよ」
そんな遠くまで来てしまっていたのか。
急いで戻らなきゃ。もう12区での約束も間に合わない。


そう焦った瞬間、出てきた弟と獣。


そして、あんなに仲良しだと思っていた弟は、どんどん
雪の中へ消えていってしまう。


そういえば、自転車も学校で探して見つけたんだ。
私は一体、どうしてこんな雪深い中を、わざわざ
12区まで乗って行こうとしたんだろう。


しかもその12区の住人は、私が大嫌いだったはず。


道を教えてくれた人達も、説明が抽象的でわかんない。
同じ文化圏の人達じゃなかったのか。


そして結局、私は見えなくなった弟の背中を追う。



音の中

2007-07-20 18:26:41 | Weblog
新しく買ったプレーヤーで、音の中に埋もれている。
人混みの視覚的な恐怖を、音楽を聴くことによって
聴覚へのシフトに集中する。
視界がふわりと浮いて、現実味が失せる。
あるいは自分の目玉がふわりと浮いたようになる。
どこかを見ながらどこも見ないで、条件反射だけで
歩いている。帰巣本能だけで乗り換える。


人混みや恐怖の気をそらす方法としては、当たり前の
ように使っていたはずの音ツール。それを新しくして
私は浮ついた現実をとても心地よく歩く。このくらい
ふわふわしているなら大丈夫じゃん、と余裕たっぷりの
フリをして、さりげない通行人の顔をしている。


そういうこと。



心を知る物差し

2007-07-19 14:27:07 | Weblog
自分の状態は、何にお金をかけるかによって分かる。
買い物のしかたによっても分かるし、量でも分かる。
そして、状態がよくないときは明らかに金額がかさむ。
心に余裕がないので、即決する。
何年も何ヶ月も何日も迷っていたものを即決して
すぐ入手する。
余裕がないテンパっている状態は、こういう時に意外と
役に立つ。


そうして、買った物で自分の世界を構築する。
内へ内へ。
音も本も、心の栄養ではなく、砦をつくるのに役立つ。
だからそれは、衝動買いというより自衛費みたいなものだ。
この心地よさを、今1番欲している。



タイトルの意味

2007-07-18 10:54:22 | Weblog
昨日の日記に、なぜあんなタイトルをつけたのか
まったく覚えていない。
内容とタイトルの差は一体どこから生まれたのか。


たった1日で、自分の日常が戻った。
2日前の今頃は、まだ束の間の休息の中にいたのに。
休息、だったはずの中に。


どうしたらいいか分からないから、そのままずっと
放っておく。
その放置は逃避や回避とイコールだろう。
そして保身や発症はその結果だろう。
そんな簡単なことが、なぜ分からない。なぜ、現象だけを
見て「なぜ」を繰り返すのか。


戻ってきてほっとできたことがうれしい。
けれど、届かない過去が悔しい。

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2007-07-17 15:49:14 | Weblog
「早く治せ」
最後の一言だった。


よりによって、なぜ最後にそれを。


心の底から安心して休みたかった。
庇護の下で。
まるまってくるまって、ただただ眠りたかった。
それだけを望んでいたのが。


その、自分の不安を怒りに変えて当人に
押しつける弱さに、なぜいつまでたっても
気づかないのか。
一生そのままなのか。本当に勘弁してくれ。


なんのために帰ったんだろう。
まったく。



居ること、在ること

2007-07-16 10:03:42 | Weblog
実家に帰ってきている。といっても明日もう戻るのだが。


歳月は流れる。変わりゆくものの方が増えてきている。
かつてここで暮らした日々の名残りは、残骸と化している。
あの頃の暮らしを、だんだん思い出せなくなっている。
具体性に欠ける記憶でも、気配だけが心に沁みこんでいる
こともある。意外とそういうもので、人は前に進んでいく
のかも知れないと思う。


ここで、今の自分の現実から逃れたかった。
そしてそれは可能だったが、ここでの現実が待っていた。
ここでは、何も考えず何もせず、何者も自分の内側に
寄せつけないつもりだったのに。
課題を与えられ、その広がりと将来を考えることになり、
自分の生きてきた年数を思った。
そして、自分がここに在ることが、本当に必要なのか、
それすらも混乱してきた。
もしここに居なければ。
無駄な出費も無駄な心配も全てなくなる。


ゆっくりしながら憂鬱な気持ちを抱えている。