注:この記事の内容は心理学とはほとんど関係ございません。一回限りですので何卒お見捨ておきください。二度とやりませんから,お願いします。
ということで,私,芸夢遊 一郎(げいむゆう いちろう)がお送りする1回限りのこのコーナー。そうゲームです。熱にうかされ,溢れんばかりの鼻水とともにお送りします。日本の優しいインテリの皆様は,ああ,ゲーム理論のことなの? とか良いほうに解釈してくださるかもしれませんが,スミマセン,コンピューターゲームです。もっといえば,GBA(ゲームボーイ・アドバンス)のゲームのことです。
私のゲーム履歴といいますと,やや特異で,ハード遍歴が,MSX→PC9801→GB→GBA,となっており,要は親にファミコンを買ってもらえず子ども時代を過ごし,その後ポケモンに出会い,ハマったということになります。グラフィック劣悪なMSXで鍛えられたせいか,画像に対する執着はないので,ゲーム性で勝負の携帯ゲームが性に合ってるのかもしれませんね。
そんな私がポケモン以来強烈にハマッたゲームといえば,逆転裁判,逆転裁判2,逆転裁判3なのですが,最近ニンテンドーDSでリメイクされたようです。
逆転裁判 蘇る逆転
このゲーム,普段ゲームをしない人にも十分楽しめると思います。むろん大人でも,です。むしろ,ゲームをやったことのない人にこそお奨めと言えるかも知れません。
内容は,模擬裁判ゲームで,主人公の弁護士が証拠を集めて,裁判で証拠を元に,容疑者や証人とのinteractionの中で真実を暴くという図式になっております。ゲームでできること・できないことの見極めが確かで,ゲームでできる要素を最大限にシステム化し,できない要素を秀逸なシナリオにてカバーするというバランス感覚とセンスの良さが,このゲームをして,クソゲー乱発のアドヴェンチャーゲームの歴史を大きく変える名作とならしめたのは,衆目の一致するところと存じます。個性的で魅力的なキャラも面白さに花を添えますですねえ。
また,裁判の進行がコンテクスト重視というか,その場その場の文脈に最適の選択をし(決定的な証拠が最適とは限らない),それを積み上げていった結果,「無罪」という最高のカタルシスを得られる仕組みになっています。この手際がたいへん見事だと思います。コミュニケーションの基本といってしまえばそれまでなのですが,この基本をすっ飛ばすと(普通すっ飛ばしてしまいますが),製作者の独りよがりな論理をなぞるだけのクソゲーになってしまうのですね(ほとんどの推理ゲームはそうですね)。
特に1,2をやってからだと,システム的にもシナリオ的にも集大成の3はもうしびれました(個人的には,2はシナリオは良いのですが,システム的にやや難有りかも)。最近は携帯アプリでも配信してるようですから,もし機会あれば,ぜひお試しアレ。
また,私は未プレイなのですが,逆転裁判の影響を受け,こんなゲームも出てますね。
研修医 天堂 独太
……あまり評判は芳しくないようです。でも,作った人の気持ちは分かりますよ,逆転裁判本当に面白いですからね。
ここまでくれば,サイコセラピーゲームもありえそうですが,診断・解釈重視だとハゲシクツマンネ('A`)になると思いますね。逆転裁判の面白さも,心理臨床でいえば,「いま,ここ」と「相互作用」の重視にあると思いますからね。おお! 少しはつながったかな? つうわけで,ゲーム業界の方,読んでるわけはないと思いますが,本格派心理学ゲームを作るなら,ぜひpsy-pubにプロデュースを!(頼むわけないか……)
そして最後にこれです。実はこれが言いたかった。
マザー3 2006年春発売予定
ということで,私,芸夢遊 一郎(げいむゆう いちろう)がお送りする1回限りのこのコーナー。そうゲームです。熱にうかされ,溢れんばかりの鼻水とともにお送りします。日本の優しいインテリの皆様は,ああ,ゲーム理論のことなの? とか良いほうに解釈してくださるかもしれませんが,スミマセン,コンピューターゲームです。もっといえば,GBA(ゲームボーイ・アドバンス)のゲームのことです。
私のゲーム履歴といいますと,やや特異で,ハード遍歴が,MSX→PC9801→GB→GBA,となっており,要は親にファミコンを買ってもらえず子ども時代を過ごし,その後ポケモンに出会い,ハマったということになります。グラフィック劣悪なMSXで鍛えられたせいか,画像に対する執着はないので,ゲーム性で勝負の携帯ゲームが性に合ってるのかもしれませんね。
そんな私がポケモン以来強烈にハマッたゲームといえば,逆転裁判,逆転裁判2,逆転裁判3なのですが,最近ニンテンドーDSでリメイクされたようです。
逆転裁判 蘇る逆転
このゲーム,普段ゲームをしない人にも十分楽しめると思います。むろん大人でも,です。むしろ,ゲームをやったことのない人にこそお奨めと言えるかも知れません。
内容は,模擬裁判ゲームで,主人公の弁護士が証拠を集めて,裁判で証拠を元に,容疑者や証人とのinteractionの中で真実を暴くという図式になっております。ゲームでできること・できないことの見極めが確かで,ゲームでできる要素を最大限にシステム化し,できない要素を秀逸なシナリオにてカバーするというバランス感覚とセンスの良さが,このゲームをして,クソゲー乱発のアドヴェンチャーゲームの歴史を大きく変える名作とならしめたのは,衆目の一致するところと存じます。個性的で魅力的なキャラも面白さに花を添えますですねえ。
また,裁判の進行がコンテクスト重視というか,その場その場の文脈に最適の選択をし(決定的な証拠が最適とは限らない),それを積み上げていった結果,「無罪」という最高のカタルシスを得られる仕組みになっています。この手際がたいへん見事だと思います。コミュニケーションの基本といってしまえばそれまでなのですが,この基本をすっ飛ばすと(普通すっ飛ばしてしまいますが),製作者の独りよがりな論理をなぞるだけのクソゲーになってしまうのですね(ほとんどの推理ゲームはそうですね)。
特に1,2をやってからだと,システム的にもシナリオ的にも集大成の3はもうしびれました(個人的には,2はシナリオは良いのですが,システム的にやや難有りかも)。最近は携帯アプリでも配信してるようですから,もし機会あれば,ぜひお試しアレ。
また,私は未プレイなのですが,逆転裁判の影響を受け,こんなゲームも出てますね。
研修医 天堂 独太
……あまり評判は芳しくないようです。でも,作った人の気持ちは分かりますよ,逆転裁判本当に面白いですからね。
ここまでくれば,サイコセラピーゲームもありえそうですが,診断・解釈重視だとハゲシクツマンネ('A`)になると思いますね。逆転裁判の面白さも,心理臨床でいえば,「いま,ここ」と「相互作用」の重視にあると思いますからね。おお! 少しはつながったかな? つうわけで,ゲーム業界の方,読んでるわけはないと思いますが,本格派心理学ゲームを作るなら,ぜひpsy-pubにプロデュースを!(頼むわけないか……)
そして最後にこれです。実はこれが言いたかった。
マザー3 2006年春発売予定
ファミコソロッキーのライバルキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!!!
まさかこれまで御存知とは思いませんでした……。おみそれいたしやした。「スパルタンⅩ」の回は語り草ですよね。しかし肝心のロッキーの方の名前がどうも思い出せませんねえ。