心理学の本(仮題)

【職場に】心理学書編集研究会(略称:心編研)による臨床心理学・精神医学関連書籍のブックレヴュー【内緒♪】

よいしょ~,洋書を紹介するっつぉい

2006-02-23 19:33:09 | 精神医学・精神病理学
 オラ~,泣ぐ子はいねぇが~,悪い子はいねぇが~,と実物見たこともないくせに,見様見真似となんとなくのイメージで,関東地方にはない風習を根付かせようとして,近所から総スカンくってるpsy-pubです。どうにもウマくないから,来年からは「トリック・オア・トリート」って叫びながらやろうかしらんなどと,これまたイメージのみで,「統合的」伝統文化推進委員会としての活動も考えたり考えなかったり,まあそんな感じの毎日ですよ(どーでもよすぎる!)。


 ま,そんなこんなで,残業中のマッドモードに任せ,こんなの紹介してみようかと思った次第。
 


Psychodynamic Psychiatry In Clinical PracticePsychodynamic Psychiatry In Clinical Practice
Glen O. Gabbard

Amer Psychiatric Pub 2005-03
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 これ結構メリケン国では売れてるみたいっすね。第4版だものね。DSM-IV-TR対応型です。もとより「DSMを精神分析理論で解説する」というのが趣旨なのですが,この第4版では,脳科学とか神経科学的な知見も取り入れてて,もうGabbard博士のライフワークみたいな様相を呈してきてます。なんかDSMってイメージ掴みにくいなって思ってるのだったら,これ読むと意外と理解しやすくなるかもしれないです。まあDSM批判って結構多いけど,あまりちゃんと読まずに批判してる人も結構多いと思いんじゃないかなって気もするし,これ読むと,そんなに相性が悪いわけではないということがよく分かりますよ。まあ昔は精神分析を元にDSM作ってた時代もあったわけですからネ。


 それじゃあ,今日はココまでってことで,サヨナラ~サヨナラ~(俺の嫌いなところだけ)。














 ……それじゃああんまりかってことで,第2版ですが,日本語訳がありますよってことで,結構前の本だけど紹介しときますか。ってもう御存知と思うけどね。



精神力動的精神医学―その臨床実践 DSM‐4版〈1〉理論編精神力動的精神医学―その臨床実践 DSM‐4版〈1〉理論編
G.O. ギャバード Glen O. Gabbard 権 成鉉

岩崎学術出版社 1998-06
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精神力動的精神医学―その臨床実践「DSM‐4版」〈2〉臨床編1軸障害精神力動的精神医学―その臨床実践「DSM‐4版」〈2〉臨床編1軸障害
G.O. ギャバード Glen O. Gabbard 大野 裕

岩崎学術出版社 1997-10
売り上げランキング : 257,757

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精神力動的精神医学―その臨床実践「DSM‐4版」〈3〉臨床編 2軸障害精神力動的精神医学―その臨床実践「DSM‐4版」〈3〉臨床編 2軸障害
G.O. ギャバード Glen O. Gabbard 舘 哲朗

岩崎学術出版社 1997-10
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 それじゃあ皆さん,DSMさんと仲良くね~。


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