声楽家PRIMULAさんの音楽雑談

演奏会の報告・お知らせなどを主に掲載していきます。日々の音楽観なども加えていきたいと思います。

ブラームスの夕べ

2013-02-18 11:27:17 | ドイツ歌曲研究会
今年のドイツ歌曲研究会の演奏会テーマは

ブラームス

そうかあ~

と・・・・さっきまで不機嫌だったのに、どこかへすっ飛んで行ってしまいました

やはりドイツ歌曲の方が親しみやすいです。

先週の土曜日にフランス歌曲研究会の例会があってPoulancの特集でした。

その場で改めて話題に上ったのですが、やはりフランス歌曲は上流階級のお楽しみなのです。

ドイツ歌曲の世界ではWagnerでさえ市民のための音楽という位置づけは変わりません。

自然描写や心の悩み、人生の真理など、日本人の我々にも理解がしやすいというのは、

もう仕方ないですね。

差はついちゃいます。自然と・・・・・。


と言いながら・・・・考えてみると・・・・

反戦歌というのはドイツ歌曲にはないような気が・・・・・。

実はフランス歌曲にはこれがいくつかあります。

この差も面白いですね。。。

これはたぶん、ドイツ歌曲が、真に芸術としてとらえられているもので、

世俗的な話題とは分けて考えられているのに対し、

フランス歌曲はきっと上流階級の生活の一部なのでは?


もしくは、ドイツ人は決まりに従って生きることが上手で、

フランス人は討論することが好き

っていう性質の違いなのかもしれません。


とか、なんとか言いながら・・・・

ブラームスの選曲に・・・・・それっ

という気分です

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